プラグマティズムという考え方がある。
アメリカの実用主義です。前にもちょっと紹介したかもしれない。
簡単に考え方をいいます。
「何かについて考えるときは、それが”役に立つのか?”と考えるようにしなさい。それ以外のことを考えても意味がない」という考え方です。
例えば、コップとは何か?と考えるのではなく、コップは何に役に立つの?と考えてみます。
コップは、水や飲み物を飲むのに役立ちます。だから、コップの意味は、飲みものを飲む道具です。
物だけではなく、自分の行為についても、使えます。
何かやろうとしたとき、これって何に役立つの?と問うてみます。
こう考えることで、無駄なことが、明らかに減ります。
でも、僕がよく使うのは、感情です。
とくに怒りです。
何か怒っているとき、この「怒りは何か役に立つのか?」と問うてみます。
ほとんどの場合、怒ることは役に立ちません。むしろ、害になることが多い。
この利益判断や価値判断をしているときに、怒りがシュルシュルっとしぼんでいきます。
本当です。ぜひ、試してください。