脳の神経科学の本を読んでいたら、創造性について面白い記述がありました。
人工知能と違って、人間の脳の強みは、曖昧性や不確実性にあるそうです。
「揺らぐ情報処理」
例えば、ヒット商品を考えているときに、その商品の事ばかり考えているのではなく、
映画を見たり、読書したりしているときに、急にアイデアが浮かんでくるようなことです。
そこで感動したり、突拍子もない出来事に触れたことで、
その感情や情報がアイデアに影響を与えます。
また、クリエイティブな発想を行うには、物事に強く浸り続けることが大事だそうです。
創造し続けるには、自分が新しいものを生み出せると信じることが必要です。
せっかくアイデアを出しても、「お前のアイデアはダメだ」と言われ続けると、
創造するモチベーションが上がらず、深く浸り続けることが困難になってしまいます。
だから、本当にクリエイティブな人は、他人の評価を受け流す能力を併せ持っているそうです。
ただ、他人の評価をまったく気にしないで、他人に評価されるものを作れるのか?
という疑問が、当然生まれます。
ここからは僕の見解です。
例えば、「美」です。
誰に教わったわけではありませんが、僕は美しいと感じる心を持っています。
そして、僕が美しいと思ったものは、僕の主観です。
しかし、「これ綺麗だよね」と聞くと「そうね」と答えてくれる場合が多い。
だから、僕が感じたことを、他人が同じように感じてくれる可能性がある。
どっかの哲学者が命がけの飛躍と言ったものです。
自分の感性を信じること。
自分の心に惹かれるものだけを追求していく。
世界のどこかに、僕の感性に共鳴してくれる人が必ずいるはずです。
そのことを信じる。
そういう気持ちを持つと、すぐ目の前の人が言う「お前のはダメだ」というダメ出しを、
受け流すことができます。
僕は、知らない土地のどこかにいるあなたに、メッセージを送っているからです。
受け取りました。
私も私の感性を信じてみる。
いつもありがとう。
ある人がこんな話をしていました。
何人かで有名な店にディナーに行ったそうです。
その人は店の料理があんまり美味しいと思わなかったそうです。
自分がそう感じたことは、仕方がない。
ただ、隣に座っている友人がそう感じているはわからない。
美味しいと言われてる有名な店ですからね。
それを周りに告げるべきか?
これが命がけの飛躍です。
自分の感性が人と同じだという保証はない。
本来、コミュニケーションってこういうものなんですね。
恐る恐る隣の友人に話してみたら、友人も不味いと言ったそうです。
どうやらシェフが変わっていたそうです。
周りの評価を気にせずに、自分の感性を信じれるか?
それがポイントですね。
長くなりましたが、こんなふうに、僕の言葉が伝わっていたら嬉しいです。
お仕事の具体的な状況がわからないので、その点については、コメントは控えますね。
僕もわりと黙っていることが多いです。誰とでも気軽に付き合うようなタイプじゃないからかもしれません。
ただ、何人かとは深く心を開いてるかな。
それでも、人ってなかなかわからないものですよね。
そういう意味では、僕も自信はないです。
みんなそうなのかもしれませんね。
無事に、戻って参りました。 😊
地味に、過去記事を、拝見させて頂きますね。
( コメント欄を開けたのに、コメントを貰えなくて、淋しかったぜぇ! 笑笑 )
いろいろ大変だったんですね。
また、よろしくです。