ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

お盆ですので心霊的体験(のつもり)の話しでも

2012-08-15 00:18:21 | 街を徘徊して


(JR大阪駅)

若い時、霊山と云われている木曽の御嶽山に登ったことがあります。
今はロープウェイがあるので簡単に登れますが、当時はバスで7合目まで行きそれから岩がごろごろしているところを登らなければなりませんでした。
頂上には「頂上奥社」という神社がありました。頂上で宿で作ってもらった弁当を食べましたが、雲の上から見る雄大な景色とは反対に、神社にある金属類が雷に打たれ融けているのを見ると気持ちの良いものではありませんでした。
弁当を食べ直ぐに下山しましたが最終のバスに乗り遅れてしまいました。
それでバス道を帰ると距離が長くなるので、地図を見て直線的になっている旧道(人道)を下りることにしました。
その道は今では人も通りませんので木が生い茂っていて昼でもうす暗く、霊山らしく至る所に苔生した石碑が立っていて薄気味悪い道でした。
半分位下りた時でしょうか後に人の気配を感じましたので、一緒の友人に「誰か付いて来ているぞ」と伝えましたが友人は何も感じていないとのこと。
私の左斜め後ろに確かに誰かいる気配はありますが見ても誰もいません。普通だったら怖いと思い鳥肌が立つところですが、その時は疲れていたし無事に下山できるのかそればかりを考えていましたので、どうでも良いという感じでした。
そのような状態がずっと続いていましたが、下山できたことが確信でき「やっと下りたぞ万歳!」と言った途端、この付いて来た人の気配がなくなってしまいました。
宿に着いたのは夜の8時半を過ぎていまして、山道は暗かった筈ですが何も迷わず帰って来ることができました。
付いて来たのは誰かは分かりませんが、安全に帰れるように付き添ってくれていたのだと思っています。
宿では「帰って来ないので今捜索願を出すところだった、心配したぞ。」と言われました。
しかし疲れている私は「そんなことより腹減った、早く飯にしてくれ」と思っていた横着な若造でしたが。
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