ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

火星へ移住しよう

2012-08-22 00:04:00 | 街を徘徊して


先日アメリカのNASAの火星探査機ローバー(愛称:キュリオシティ)が火星に降り立ち、地表の写真を送って来ていますが、日本の宇宙航空開発機構“JAXA(ジャクサ)”でも火星での生活の研究をしています。その1つ、「火星での食材」(写真)に書かれている内容――

コメ 300g、ダイズ 100g、サツマイモ 200g、コマツナ 300g、カイコ 50g、ドジョウ 120g、塩NaCl 3g

1日にこれだけたべると栄養は過不足無し これなら地球上のすべての人がたべられ 直面する食料もんだいにこたえられる 日本食は宇宙でもすぐれた食事だ


ここで「ン?」と思うものがあると思います。それは「カイコ」でしょう。シルクを作るあの蚕ですが、その幼虫を乾燥させたものです。日本では馴染がありませんが韓国の焼き肉屋さんではよく出されます。その味はおがくずを食べている感じ(本当は奥深い味なのかもしれませんが)。これが栄養価の高いものとは知りませんでした。
ところで移住した火星ではこの蚕を使ってシルク生産を行ない、タイシルクならぬ「火星(マルス、マーズ)シルク」がブランドになったりして。
余談ですがJAXAでは一時期実際に蚕を育ててデータを取っていたそうです。

探査機からの実際の火星画像など(NASA)http://www.nasa.gov/mission_pages/msl/multimedia/gallery-indexEvents.html