今年で12年目、この仕事(つうか事業所)、自分の職歴の中で一番長いです。
思えばこの仕事を目指すきっかけとなった人生の師匠に声かけてもらったとき、すごく刹那的に生きてました。時代は氷河期まっさかり、阪神震災でプータローとなった私に対して世間はすごく冷たかったと覚えてます。
それでも何とかなったのは、あの時の2人の人生の師匠の出会いだったのかなと思いますね。
開業して12年、鑑定業に足を突っ込んで19年、良いご縁もいただき今に至ってます。
もちろん、この20年間大変なこともありました、合格してからの下積み生活もそうでしたし、開業してからも経営者としての知識やノウハウもゼロに近かったので当初5年は資金繰りなどですごく悩みましたが、悩んでも通帳の金額が上向くわけないですね、…書いてたらキリないのでカット!
自宅賃貸マンションの一室から、駅前にテナント構えて駅前の不動産鑑定士としてのブランド力を作り出し(駅に近く役所の前という地理条件は無敵でした)、
宣伝、広報の方法についても独学でHTMLやCMSを学んで、図書館で借りてきた本を参考にホームページやGoogleページを作成して検索トップにする裏技を身に着けたり(私の独自の方法、WEB屋さんが驚きます)
とにかく、人より一歩前にをモットーに12年間は試行錯誤の繰り返しでした、もちろん失敗もありますし、えらい目にあったこともあります。
現在はコロナで大変な時期、いつもならあった飲み会や会議、交流会は軒並み中止。
ウェブ会議やオンラインミーティングなどは早速に取り入れたことをヒントに次の鑑定サービスの提供の方法も検討しています。
事務所にいながら全国の不動産を鑑定する、コロナが終息してもその方法が生かせるのであれば、どんどん試していきたいですね。