トライアングルの部屋

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仙台在住で大の阪神ファン

ツナグ 辻村深月

2013-02-15 06:03:02 | 本 2013年
生きている人と死んだ人を会わせてくれる
その仲介をするのがツナグ
漢字で書くと使者

映画を観てから読んだので
イメージがすんなり頭に浮かんでくる

一話目のアイドルの心得は映画にはなかった
これはなんとなく飯島愛さんを思い出してしまった

映画と原作の違い
祖母のアイ子が原作ではほとんど病院
映画では自宅で料理を作ったりしている

原作では叔父夫婦従妹と同居なのに
映画は祖母と二人暮らし

私としては自宅で祖母と二人で食事をしているシーンが
すごく印象に残っているので
映画の方が好きだ

それにしてもツナグの制度の発想がすごい

生きているものも
死んだ者にとっても一回だけとか
(何回も会えたら世の中めちゃくちゃになってしまう)

ボランティアみたいなもんで
お金は取らない
その分本家が援助してくれる等々
(本家が援助できるだけ常に裕福なんだ)

それにしても第二話の畠田はむかつく
人を認めようとしない人間
まわりにもいる
映画での遠藤憲一さんよりも原作の方が
もっと嫌な感じがした
それでも息子夫婦が同居してくれるとは
私だったらこんな親父とは
離れたいと思うのに
映画ではなかったその後だ

死者の心得では
二人を会わせた影でのツナグの様子が描かれている
それも映画ではなかった場面が多々

主人公歩美の着ているコート
ジュンヤワタナベ
15万だって
まだ高校生だよ
検索したら本当にあった
ブランド無知なので知らなかった

レンタルしてもう一度見直したくなる



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