そして…

５月も終わる　週が明ければ　誕生日
瑞々しい季節　互い　忙しくて　逢えない

一人きりで　祝うしかない　麗しの２９歳
あなたが　独りで　ドライビングする　幻を見る

忙しいだけじゃない　互いに　孤独を装い
自由でいられるだけ　あなたの心が欲しい

そして…

言葉なんかじゃ　伝わらない　口づけで伝えて
言葉なんかじゃ　わかり合えない　抱擁で示して
感じて…

そして…

恋なんかじゃ　伝わらない　口づけで伝えて
愛なんかじゃ　わかり合えない　抱擁で示して
感じ合う…

マテリアル・ワールド

いつの間にか　部屋の中　
山積みになった　コレクション
つかんでも　つかんでも　こんなはずじゃない　
もっと輝くものが　あるはずさ

少し先に　大きな夢を　感じてる
つかめれば　そこに待ってるのは　
計り知れない　マテリアル・ワールド

振り返れば　そこら中に　溢れかえる人波
たったひとり　人波に紛れて　進む　僕がいる

いつも　大きな優しさと愛を　感じてた
その中を　挫折しながら　生きてきた
いつか　大きな優しさと愛の側へ　行けるなら
大きな　大人になれるなら　完成された世界で　歩み続ける

美人薄命

出会ったときに　思ったの
この人となら　死ねると

なんのための人生なの
恋ゆえに死ねるなら　愛ゆえに委ねるなら
あなたとなら　死ねると

恋心を共にしたまま　恋に狂ったまま
薄幸な身の上も　昨日までのこと

美人薄命　
あなただけが　わたしを　綺麗だと言ってくれる
美人薄命
いつまでも　美しくないこと　悲しみに暮れるほど
愛してる　長く生きても　人生なんて　きっと　同じ

愛してる…

抱き合ったまま　死ねるのなら　美しく　狂おしく

美人薄命
いつまでも　美しくないこと　悲しみに暮れるほど
愛してる　長く生きても　人生なんて　きっと　同じ

長く生きても　人生なんて　誰もが　きっと　同じ

未来へ

長い年月が経つと　なにもかもが変わっていくと
誰に教えられたわけでもなく　悲しみを知った
世間はそんなに甘くはないと　きみは言うけれど
大事なものを守るために　人は壁になるんだよ

今はただ　泣かせて
失うことより　新しい扉が開くまで

わたしを　知らない世界へ連れて行って
誰も知らない　どこか知らない場所へ
突然の終止符を　人はどう受け取るのか
去っていくわたしには　知る術もない

果てしない悲しみよ　わたしを放っておかないで
きみと一緒にいる間に　学んだことはとても多い
それでも　自身で感じる時の流れの大きさに
わたしは耐えて　強くなっていくしかないんだよ

今はただ　泣き崩れて
別れることより　新しい世界が見えるまで

わたしを　知らない未来へ連れて行って
誰にも知られない　どこかわからない未来へ
突然のお別れを　友はどう受け取るのか
立ち去っていくわたしには　知る術もないけれど

どこか知らない場所へ
未来へ

僕の真実

キミだけに　捧げよう　この僕を　身体ごと　捧げよう
なにもかも　あげるから　この世界中を　旅してみよう

なにしてほしい？　僕の中で　渦巻いてるのは
血のメグリ　かき立てられる　キミへの　欲望

世界は広い　地球は大きい　命は短い　だから　恋してる
キミといる　この瞬間に　ほとばしる　熱く激しい　僕の純情

いつまでも　生きていたい　生き続けたい　キミがいるのなら
キミの中で　眠りたいのさ　優しさに　包まれて　それが　僕の真実
永遠に　永久に　届かない　それでも　生き続けたい　キミが欲しいなら
僕がこの手で　掴んであげる　なにもかも　この世界から　奪い尽くす

この世界から　奪い尽くす