やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

Blooming Season

2022-04-30 17:58:51 | ポエム
街の緑でさえいよいよ生い茂り
玄関先の薔薇のつぼみも大きくなった

咲き乱れる薔薇は 恋する女性のよう
今年のいくつものつぼみは 愛されて咲くだろう

あなたに愛されて わたしのこと 理解しようとしてくれる
わたしのこと もっと知りたいの

愛情に包まれていても 友愛を信じていたい
それは決して難しいことじゃないの
あなたのことなら わたしも知りはじめてる
もしも別れが訪れても あなたのこと覚えてる

あなたがどんな人か 一つずつ言ってあげる
一つ目は真面目過ぎる 二つ目は誠実過ぎる
三つ目は思いやり深い 四つ目は誇り高いの

愛情に包まれていても 友愛を信じていたい
それは決して難しいことじゃないの
あなたのことなら わたしもわかりはじめてる
もしも別れが訪れることになっても あなたのこと忘れない

わたしなしの人生なんてあり得ないの?
離れていても大丈夫 あなたのこと愛してる

あなたのこと愛してる…


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Free

2022-04-30 05:15:01 | ポエム
4月最後の雨が明けた朝 綺麗ね
深い海を人魚のように ひとりきり泳いでく

動き出せば不安もどこかへ消えてく
悲しみは海の底 浮かび上がる 希望と未来が

振り返らないで

Free 
朝のシャワー 濡れた髪が綺麗
今日の服も 自分で選んで わたしらしく
通りすがりの人に 綺麗ねって言われて
笑顔で答えた 恋よりも綺麗でいたい
素敵な朝だわ

あのころの恋してたわたしより
最近の自由なわたしを愛してる?

立ち止まらないで

あのころの恋してたわたしより
今日の自由なわたしがわたしらしいの

わたしらしいの…


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シンクロニシティ

2022-04-29 16:50:27 | ポエム
こころ濡らす雨 部屋の窓にしずく
そっと開けたら ひんやりとした空気

こころ揺らすキミ 電話ごし 昨日の続き
ほっとしてたら 今日会おうって言う

いま そう言おうとしてたの

いますぐそっちに行くから それまで待っていて
それだけ告げて 雨の中 部屋を飛び出した
僕の感情が恋だとしたら キミは友情を求めてるの
それだけでいいから 僕の想い 気づかずにいていいから

キミへの想いは多分 慕情なんかじゃなくて
キミについて 知り合ってからどれだけ考えただろう

僕一人 どんな女性(ひと)か 十分に考えたの
まだ ふたり若すぎて 季節はせつなすぎて

また ふたり寄り添って 季節はせつなすぎて


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妖精

2022-04-28 05:54:39 | ポエム
なぜかせつない今日の風
出会ってまだ少しだけど
さり気ないキミのやさしさ
触れるたび泣きたくなる

最後の言葉が終わって
愛してると気づいた
なに気ないキミの美しさ
思いがけず抱きしめたくなる

なにを語り合って ふたりは知り合えたの
これからはじまるとしたら めぐり逢えたの

精妙なキミのセンス 僕ならついていけるの
言葉を一つ一つ選びながら
僕の想いを打ち明けられたなら
キミがいまにもいなくなりそうで

キミがいまにもいなくなりそうで…


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わかっているよ

2022-04-27 18:26:46 | ポエム
はじまりは恋だった 若すぎる恋だった
あのころのキミは くったくなくて可愛かった

一緒に暮らし出したら キミはなぜかひとりきり
部屋で泣くようになり 背中を向けた僕だった

キミの涙はキライ 見てるとこころが萎えて 
キミにやさしさの一つも見つけられなかった
あのころとも違う いまのキミは 僕に寄り添うのにも疲れて

自分のためのおしゃれだから すきにすればいいと
隣を歩いていて僕が恥ずかしいほど いまのキミは素敵
不釣り合いだとわかってる キミがひとり歩きし始めて
長いつき合いの中 僕を諦め切ってしまったんだね
わかっているよ

僕のこころはまだキミを愛してるのに
いつの間にか亀裂が入った関係
打ち解けないキミ 良識ばかりの石頭の僕

自分のためのおしゃれだから すきにすればいいと
自分の人生を見つめてるんだね おしゃれはただの気分転換だと
キミのこと少しは わかっているよ

いつもありがとう あのころのキミの笑顔はもう戻らないけど


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