やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

ミッドナイト・ファンタジー

2018-09-30 22:51:09 | ポエム
嵐の真夜中 眠れずに キミは タバコを吸って
なにを 紛らしてるの ダイヤのピアスを 外して

シャワーを 浴びたら まっすぐに おいでよ
恋心だけが 真実なら この夜よ 醒めないで

幻のノスタルジー 思い出なんて 
酔えなきゃ なにも 見えてこない
幻想のフューチャー これからなんて
酔えなきゃ なにも 知りたくないから

ミッドナイト・ファンタジー 
快楽が 欲しいなら ジュエリーで 飾ればいいさ
キミが 望むものなんて 結局 欲望なんかじゃないことを
ミッドナイト・ファンタジー
夢を 見たいなら 僕に 恋すればいいさ
キミが 望むものなんて 結局 憧れなんかじゃないことを
知っている

今だけを 信じて 僕だけを 信じて
曖昧な微笑みで いいから キミに夢中な 僕を 許して

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セプテンバー・ブルー

2018-09-29 01:08:44 | ポエム
日曜 別れ際に キミが つぶやいた
月曜なんて 大嫌い 来なければいいと

忙しさに かまけて 思いやれず 癒せずに
プライドも 放り出して 繋がりだけを 信じてた

キミの夢は 最初から 諦められてて 
夢見がちな 僕には 大人びていて
キミの恋は 最初から やさしい愛で
はじめての 恋は 成就したけど

セプテンバー・ブルー
心から すきさ
愛に包まれた この世界を キミを知って 信じられた
朗らかな 楽しさを ありがとう
セプテンバー・ブルー
心から すきさ
愛に包まれた この世界の 素晴らしさを 感じられるよ
僕に もう少し 時間があれば キミのこと 幸せに
できるかも もう少し あと少し

叶わない夢は 最初から 諦めてた キミのこと
同じ 気持ちになれた それだけで わかり合える

同じ心と魂 共有して 虚しさの風が 胸を 横切るけど 
もう キミは ひとりじゃないから 大人になった 僕のこと
出会ったころとは もう 違うけど

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days

2018-09-28 00:07:50 | ポエム
出会ったころに 口づけた 
あなたのこと 思い出されてならない
無口に 抱き合ったままで
あなたのこと 誤解していたことを

過ぎゆく日々は 秋色の夕暮れ
若すぎた 過ちなんかじゃなく 愛してる

去りゆく姿は 目を細めた 夕暮れ
生きている喜びを はじめて 知った

days
あのころは なにもかもが 完全だった
もちろん あなたとの恋も 上手く行っていた
days
このごろは 崩れそうな リアルの中
もちろん あなたとの恋も 上手く行かなくなってきた

走り行く姿に 涙ぐんだ 夕暮れ
滅びゆく定めを はじめて 知った

days
あのころは なにもかもが 完全だった
もちろん あなたとの恋も 上手く行っていた
days
このごろは 崩れ落ちそうな リアルの中
今では バラバラになった 夢の欠片を 完成させるために
あなたの行方を 探せずにいる

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ラブレター

2018-09-27 18:06:26 | ポエム
突然のメッセ 驚いたでしょう
キミが 去って行ってから 何年か経って
僕は 大人になった

どうして キミが 去って行ったかは わかってるつもり
キミに 恋人がいて 僕は キミが 信じられなくて
「本気?」って 訊かれたとき 「本気じゃない」って
キミのこと 傷つけた

笑顔で 手を振っていたキミは お別れのつもりだったんだね
元気で タフで 健康的なキミのこと すきだった
最後まで 笑顔でいてくれたね

愛してる 愛してる 愛してる
キミは 確かに 心で そう言っていた
ただ キミの言葉が 気にかかって
「まだ なにも 知り合ってないじゃない」
早急だった 僕は キミの心 揺さぶるだけ 揺さぶって
キミが はじめての恋だった

キミが はじめての恋だった

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フレンド

2018-09-27 15:10:16 | ポエム
久しぶりに逢った 親友 夫婦で住む家に 招かれた
いつまでも 独身のままの 晩生な わたしには
一軒家に住む 彼女が 微笑ましく 幸せそうで

裕福な親友が 扉を 開けてくれた
リビングに入ると 飼っている猫を 紹介された
いそいそと わたしのために 用意された
萩焼の茶器と 地元で知られた 和菓子

暖かな 家庭の匂いに ふっと ほっとした
親友と なにげない会話してて
なんだか 涙が 滲んできた
ありがとう

フレンド
わたしの人生は きっと これからだと 思う
これまでのこと すべて バネにして いつの日か 飛び立とう
フレンド
わたしの人生は ずっと 親友と 一緒でいたい
幸薄い わたしのこと 可愛いって やわらかく 抱きしめてくれる
ありがとう

一人暮らしの部屋に 戻って 
明日から また がんばろうって思った

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