やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

泣いて

2020-09-30 05:27:22 | ポエム
朝焼けが虹のように 夜明けを輝かせる
ひとりきり迎える朝に わずかな希望が射す

さあ 今日がはじまる ひとりきりでも出かけよう
夕べ逢ったあなたは 最後だとも知らずに 眠っていた

一度別れたら おしまいなことを あなたはなにも知らずに
一度離れたら なにもかもを失くすこと あなたはなにもわからずに

泣いて
今朝の光は 生きていることを わたしにやさしく教えてくれる
泣いて
今朝の目覚めは 生きていることを わたしだけが知ろうとしている
生き続けることの意味を 探して


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Sick

2020-09-28 05:29:35 | ポエム
昨日 俳優が死んだ
僕も 死にたい日だった

一日中 ゴロゴロしてたら 彼女がやって来て
床中に 「死にたい」って書き散らした 紙を見て

泣き出した彼女は 僕の手を取って
「世界でふたりだけだと思えばいい」と言った

Sick
出会ったころのことを 彼女は語った
僕もそのころのことを よく覚えてる
戻れない記憶を 反芻するように 手を繋いで
彼女と死んだように ベッドに並んで寝た

なにも考えなければいい…

なにも考えなければいい…

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Stay

2020-09-27 05:08:15 | ポエム
知り合ってから 話すうちに
「女性でいるのがもったいないね」って

恋になりそうでならない 僕の一言に
あなたは 嬉しそうだった

女性として見ていないんじゃなくて
他の誰とも違う自分を 見せられる

Stay
このままずっと ふたりきりで 話し込むうち どうなるの
Stay
このままそっと ふたりきりで 語り合ううち どうなるの

友だちのまま 名コンビでもいいけど
初恋に似た 甘い気持ちが

甘い気持ちが 僕を満たしてる…

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秋色気分

2020-09-24 04:39:06 | ポエム
涼しくなってきた9月の終わり
あなたとのことは忘れていこう

楽しかった思い出たちは セピアに染まっていく
違う町に住んでいる 同じ夜明けを迎えるころ

最後のころは あなた いつも不機嫌だったね
なにもかもイヤになって わたしから離れた恋だから

秋色気分
恋こそ行く手を阻むこと あなたは知らずにいたの
あなたの駆け引きが迷惑だった 今はどうしているのか
わたしは知らない あなたなんてもうどうでもいいの

今ごろ 新しい男性(ひと)がいるとでも思っているのかな
愛しあった日々もくだらない これからの未来のほうがいいな

秋色気分
恋こそわたしを不自由にする あなたは気づかずにいたの
あなたの想い過ぎが迷惑だった 今はどうしているのか
わたしは知らない 次の恋と出会えるといいな

抱きしめる強い力が わたしを苦しめていた
確信のない弱い力が わたしから逃げることになった

わたしから逃げることになった…

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Flame

2020-09-23 06:29:48 | ポエム
いつの間にか 心を開き出した
誰にも知られない心 熱くなりだした

微熱の日々が続き 眠れない夜は
いつもキミのことを 考えていた

もしも口づけでもしたら 僕はきっとどうにかなる
永遠の恋人のイメージは キミだけのものだから

Flame
かき立てる恋心 キミの幻を信じたい
たとえキミがどんな女性(ひと)でも 愛せるから
Flame
よみがえる恋心 キミの幻を追いかけて
たとえキミがどんな女性(ひと)でも 愛し続けるから

目を閉じて かき立てる恋心 キミの幻を信じたい


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