ハート・ビート

もう夏も終わろうというのに

僕等は出会ってしまった

大事なものが山ほどある女性（ひと）

僕だけを選べない女性（ひと）

たまの自由を僕と味わい

決まって誠実に帰っていく

助手席に座るあなたを意識して

選んだ曲が胸に響く

今夜の胸騒ぎ　死ぬまで終わらない予感

広がって　ハート・ビート

「あなたの人間観次第よ」

僕だけがあなたを自由にするオトコ

これからも続けたい

なにかがはじまった　すべてがはじまった

あなたとの記憶が深まっていく

助手席に座るあなたにキスして

流れる曲が胸に刺さる

今夜は血が騒ぎ　朝まで眠らない予感

はじまって　ハート・ビート…

ロング・バケーション

夏生まれのキミの８月は

いつまでも来年も輝いて

終わりを知らない上空飛行

夏は青春の例えじゃない

秋の兆しはまだ遅れそう

晩夏生まれの僕は年を取り

長すぎる１日　退屈も

慣れてきたこのごろ

想い出すには早すぎる

僕等の長い夏の日々

想い出は若いキミ

僕等はまた歩き出す

少し涼しくなったら

星空の綺麗な町に行こう

水を用意して花火もいいね

見上げる夜空が綺麗

終わらない夏の日々

僕等のロング・バケーション

眠らない夏の日々

僕等のロング・バケーション

瞳に映る僕は恋人

不思議な夜は　恋の予感

ふたりきりの港町

行きずりのドラマなら

謎めいたそぶりが素敵だね

悩ましい　愛なんて

きっと　これで最後　夢の中

恋心　僕を悩ませる

瞳を濡らして　なにも考えずに

恋心　僕を迷わせる

瞳を揺らして　なにも言わずに

瞳に映る僕は恋人

泣かせるつもりはないけれど

出会ったことにキリはないの

この次に逢う約束は

あなたからしないで　ねえ

恋心　僕を遠ざける

瞳を揺らして　なにも知らずに

瞳に映る僕は恋人…

　

いつまでも変わらない場所

夏の気まぐれ

嵐の過ぎた夜

ただキミに逢いに　逢いに

抜け道を駆けていく

夏は気分屋

生ぬるい風が

突然こころを揺らして　揺らして

この想い止められない

いつか若い日を想い出すなら

きっとキミとのことだよね

このままいつまでも　いつまでも

同じではいられない

いつか若い時を想い出すなら

きっと信じ合えた日々だよね

このままいつまでも　いつまでも

一緒にはいられない

変わっていくキミを　見つめられない

キミのひとつひとつの仕草を

目に焼きつけて　想い浮かべて

信じ合えた日々に口づけて　さようなら

いつか若い日々を振り返るなら

ずっと変わらない想いもあるよね

そのままいつまでも　いつまでも

同じ場所にいるキミへ

いつまでも変わらない場所…

風に乗る

夏は真っ盛り　陽射しがまぶしい

僕等は光に目を細めて　避暑に車で出かけた

月の綺麗な夜　満天の星空

世界は天国でも楽園でもないけど

僕等は出会った意味を見つけられた

きっと幸せ　ずっと幸せ

流れ星が消えていく

願い事はひとつだけ

ふたりでいれば　どんな悲しみも越えられる

もしも空を飛べるなら

僕の背に翼が生えたなら

キミを乗せてどこまでも星空高く

僕等は風に乗る

きっと幸せ　ずっと幸せ

ふたりでいれば　どんな嵐も越えられる

もしも空を行けるなら

僕の背に翼があったなら

キミを乗せていつまでも星空高く

僕等は風に乗る

風に乗る…