秋が忍び足でささやくよ
風の噂であなたは幸せだと
わたしならひとりでもやっていける
だからわたしから離れたの
たった半年前の別れが
子どものころのように振り返らない
いつまでも若くないからと
わたしだけの人生を見つめるように
ひとりきりベッドに横たわって
静けさの中 窓の向こうの木々が騒ぐの
まるでメロディーのように
独り言のようにハミングする
子どものころのラブソング
恋に憧れていたころには戻れない
次に誰かとはじまっても
いつまでもこのままじゃないと
わたしだけの時間を見つめるように
ひとりきりベッドで持て余して
静けさの中 窓の向こうに鳥がさえずるの
まるでメロディーのように
いまはメロディーのように…