夏の日々の 広く細かい記憶
夢の中へ はじけて落ちてく
覚えているよ 出会えたころ すべて
懐かしい記憶は 長く生きたように いつも
愛してたのかもしれない 美しすぎたあなた
あなたの胸に
あのころのこと きっと 覚えてるでしょう
あなたの胸に
これまでのこと ずっと 忘れてないでしょう
僕のことも きっと
わかり合えてた あのころ
いまは ただ一人 あなたを想い
あなたを想い…
梅雨明け直後の暑さ
青空見上げて 当てのない思い
ずっと このままでいようって 言ってたのに
満員電車 窓際から見てる 流れていく街
今夜 逃亡を図るにも 一人でどうする？
世界でただ一人 前向きでどうする？
寄ってくるヤツなんて どうせ目当てがあるの
僕のこと軽く見て 僕の仕事バカにして 世の中甘く見てるの
ひとときの解放感 自由を感じて
夏空
そっと そのままでいいよって 言ってたのに
言ってたのに…
振り返れば 懐かしいとき
思い出はいつも あの女性（ひと）がイメージ
夏が僕を急き立て 今年は６月の梅雨明け
つかの間の午後 横になって
誰よりも素敵な恋をしたように思い出す
戻らない過去の日 いつだって思い出せる
陽炎
積もり積もった思い出は 独り身の僕を癒して
忘れられない日々 あのころは幻でいいと
まぶたをふせて
あのころ あの日の夏の思い出
あの女性（ひと）ともう一度出逢えたら
夏が僕を恋しくさせて
もう引き返せない ターニングポイント
進んで行くしかないから
進んで行くしかないから…
出会ったころは キミのすべて
なにもかもを 受け止めるつもりだった
僕がネガティブに取りがちなせいか
機嫌が悪くてぶつかって ケンカ
気が強いキミの一発 思っていたより痛くて
笑顔も涙も怒った顔もなんて つくづく綺麗ごと
Sorry
なんだかんだ 女性上位
キミの言い分のほうが正しくて 僕がいつも加害者
いつだって僕が悪くて でも謝ったりしなくて
キミがそれ以上責めないだけ ありがたいと思ってる
いつだって ストレス感じてる僕を憐れんでくれる
いつだって 自分を責めてる僕を憐れんでくれる
憐れんでくれる…
夏の日のアスファルト 白い横断歩道
背伸びしても あなたの目線に届かない
夏の季節のように 短いふたりの影
のんびりしてる間に 夕刻が日ごと早くなる
ずっとあなたのこと 大人だと信じてた
でも あなたって わたしがいないと生きていけない
走って 追って この国の果てまで
不格好な走り方で あなたが遅れてやってくる
走って 追って この国の果てまで
歩き疲れて へとへとになって あなたがトボトボやってくる
どこまでも一緒に行こう こころからそう願った
覚めたら見えなくなる幻を 追いかけて
どこまでも一緒に行こう こころからそう願った…
