Tonight

今夜も　早くに　目が覚めた

今ごろ　あなたはきっと　眠っているだろう

ひとりで　あなたへの　歌を歌ってる

出会った日を　忘れないで

このまま　別れが　訪れるとしても

「元気でね」なんて　水臭いこと　言わないで

繰り返す季節の中で　数々の別れとさよならして

どこまでも　まっすぐ　進んで行くの

立ち上がって　出かけて行く　今　心のまま　弾いて

Tonight　夜を抱きしめて

あなたと　出会ったこと　きっと　忘れない　飛んで行く

Tonight　夜を抱きしめて

宇宙がこの星を　見つめてる　きっと　止まらない

どこまでも　まっすぐ　進んで行くの

Tonight　夜を抱きしめて

すきよ…！

デリケート

あなたと出会ったころは　なにも知らなかった

暴力も戦争も世界問題も　遠い世界のことだった

なにかを言われても　言い返さない

あなたが社会の毒で　傷つけてくるだけ

慣れたけど　出会う前の自分は　もう　話すことがない

あなたを責めても　被害妄想で　語りかける言葉も　もう　見つからない

デリケート

これ以上　関係を壊さないで

音楽を聴く感受性も　あなたのせいで　失われて

デリケート

これ以上　わたしを悪者にしないで

今以上　関係を壊さないで

できるだけ　ひとりでいたいの　あなたのせいで　愛が見つからない

これ以上　わたしを引き止めないで

できるだけ　ひとりでいたいの　あなたのせいで　愛が見つからない

　

ロマンス

あれは　いつのころだったかしら　恋人ならいたわ

それは　恋の夢　夢中になっていたのは　恋人のほう

いつしか恋は乾いていって　果てしない旅がはじまるように　

砂漠の砂のように　オアシスは見つからないまま

わたしは　恋人を見捨てたの　

彼の心には愛がなくなっていたから

恋愛は　わたしを裏切ったの　

それでも　わたしの頭から　ロマンスと言う言葉が離れない

まだ見ぬ恋人よ　どうか　わたしを見つけに来て

愛してるとささやいて　じゃないと　凍えそう

世界中　信じられないことばかり　世界中　信じられない人ばかり

恋だけは　裏切らないと　きっと　いつか　誰かを信じられる

わたしは　恋人を見放したの

彼の心には愛がなくなっていたから

恋愛は　わたしを裏切ったの

それでも　わたしの頭から　ロマンスと言う言葉が離れない

恋はお金じゃ買えないことを　彼はわからずにいたの

ムーンストーンのささやき

今朝も曇り空　ハッキリしない天気が続く

出かけて行く　少し寒い秋の朝の空気

世界が動き出す　人々の目が開いていく

なにを恐れていたの　明日なら誰にでもあるから

未来が開きだす　世界中が目覚めていく

なにを怖がっていたの　明日ならいつでもあるから

ムーンストーンのささやき

恋に落ちても　盲目の愛ならいらないわ

目覚めて行く世界に　人々が歩き出す

ムーンストーンのささやき

愛し合っても　盲目の愛ならいらないわ

もしも夢なら覚めないで　この人生はわたしの夢

わたしだけの人生　自分のことだけ考えていればいい

いつか誰かにもそう言われた　これが最初の別れなら

あなたのこと　忘れない

もしも夢なら覚めないで　この人生はわたしの夢

この人生はわたしの夢

エネルギー

なにに悩んでいるの　爆発しそうな悩み抱えて

いつの時代に生まれたって　正しさはあるっていうのに

あなたは　いつだって　問題を抱え込む

大きな期待と夢の中　生まれたあなたは

現実に失望し　現実に幻滅し　

現実に耐えながら　現実に打ちのめされずに

エネルギーが燃焼する

あなたの怒りが伝わって　わたしまでイラついて

痛んだ身体を休ませながら　今日も　あなたは　静かな怒りを抱えて

エネルギーが燃焼する

あなたの怒りが収まって　わたしは少しホッとして

痛んだ心を休ませながら　今日も　あなたは　大きな疑問を抱えたままで

同じように怒ること　それは　わたしにはできない

なにが悪いの　なにがイケないの　それはあなたの愚問よ

エネルギーが燃焼する

あなたの怒りが収まって　わたしは少しホッとして

痛んだ身体を休ませながら　今日も　あなたは　大きな疑問を抱えたままで