出会ったころを覚えてますか
あのころのキミ 若くて可愛かった
なにもつかめないまま キミと出会った
最近のキミ 無口になにも言わなくなった
思い出して 話しかけて
出会ったあのころのように
僕の言葉が キミを無口にさせたなら
あのころより素敵になったキミに
長くつき合わせたね さよならのかわりに
抱きしめたら 壊れそうな繊細さに
僕は少し離れた場所から
キミの凛とした横顔を見つめてる
どんな言葉よりも どんな微笑みよりも
僕は少し離れた場所から
キミの凛とした横顔を眺めてる…
はじめての愛は 僕を悩ませて
キミが眠る間 僕はいまを感じてる
どうぞ 愛を眠らせて
僕をひとりにして
それが すべての幕開けなら
夜が時を知って引き上げていく
もしも なにもかも知りたいなら
なにもかも変わっていくなら
いま 夜明けの時
朝が時を告げて引き連れていく
どうぞ 愛を忘れさせて
僕をひとりにして
それが すべてのはじまりなら…
今朝も不思議な夢から目覚めた
イヴの翌日のクリスマス
ママがくれたオルゴールをまわして
想い出のビーズのアクセで飾るの
天使様が微笑むような夜に
ベルベットの空を星屑がまたたいてる
永遠に一緒にいたいねって
少年のあなたは わたしにムリばかり言うの
プラネタリウムの夜空を駆け抜ける
あなたに手を取られて 一度は夢を見たい
童話の国のフェアリー
覚めない夢を見たい…
卒業してどれくらい経ったろう
街中はクリスマスのにぎわい
ひとりきり灰色の空 真冬までの短い季節
あの子と逢えるのは いつの日のことだろう
長い一日が忙しくて 疲れた白い吐息
笑顔が凍らないよう 次に逢えるまで
都会にもすっかり慣れて 僕の遅い初恋のあの子は
今日も僕のことなんて きっとなにも思い出しやしない
あれは別れなんかじゃなくて 出会いだったはず
やっと出会えた僕等に また逢える奇跡をください
そんな僕の哀愁ソング
笑顔からはぐれないよう 次の偶然まで
そっと口づけたあの日 また逢える運命をください
こんな僕の哀愁ソング
北風に背を押されて…
きっといつかまた あなたと逢えそうな気がする
クリスマスが近づいている 帰り道の街角
いつまでも 変わらないこころなら 自分を信じていたい
ずっとあなたはまだ 僕の気持ちに気づかないまま
クリスマスの季節に 遠い街へと届けたい
いつの日も 変わらないこころなら あなたへと続く想い
離れていても いつか 告げられると思う
愛してる 結ばれなくても
遠くの街へ いつか 告げに行こうと思う
愛してる 同じ時間過ごせなくても
信じ合うことの素晴らしさと
世界が輝いていることを教えてくれた
出会えたことは 偶然に過ぎない
奇跡なんて 言わないで
いつまでも 変わらないこころなら 自分を信じていたい…
I wish…
