やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

なにも言わないで

2020-02-20 04:49:59 | ポエム
今朝も冷え込みの中 夜明け前に目が覚めた
キミと逢えない日が続く 絆だけを信じて

朝になれば 少しは 気も晴れるだろう
朝になるまで起きてる キミのこと想い出して

明日のことなんて言わないで 最後に逢ったとき キミが言っていた
明日のことなんてわからない 最後に逢ったとき 僕はそう思っていた

キミからのモーニングコール なにも言わないで
愛してるなんて すきだなんて なにも言わないで
キミからのモーニングコール なにも言わないで
大好きだよなんて 友だちでいいって なにも言わないで

明日のことなんて聞かないで 最後に逢ったとき キミが言っていた

なにも言わないで 今だけは…


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BOSE

2020-02-19 06:47:29 | ポエム
僕のノートパソコンが壊れて 直しに行った
彼女が「わたしのノートパソコンのスピーカーが壊れてるの」って
スピーカーを見ていた

安いのからいろいろあって 彼女は迷っていた
彼女がBOSEのスピーカーを指して 「これでいいかしら」って
僕が買うの?

部屋に入ると 彼女がスピーカーを取説を見てつけた
「音がいいからまずはロックからかな」って 彼女は洋楽のロックをかけた

BOSEが来た日
いい音してるね 彼女が笑う 
こんな幸せな日がずっと続くかのように
BOSEが来た日
僕の憂鬱をロックが少し弾き飛ばした 
こんな幸せな日がずっと続けばいいのに

こんな幸せな日がずっと続けばいいのに…


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微熱の予感

2020-02-18 06:05:12 | ポエム
極寒のこの季節 部屋に暖房を入れて
キミの服を脱がす ベッドの中で抱き合って

これからの春の季節 ふたりでどこでも出かけて
キミの服が軽くなる 浜辺でそっと抱き合って

ふたりでいれば なにも関係ない
ふたりでいられれば なにも心配ない

微熱の予感
冬から春へ 春から夏へ 美しくなって行くキミを見てる
去年から今年へ 今年から来年へ 綺麗になって行くキミを眺めてる
僕は 日に日に麗しく生まれ変わるキミから 置き去りさ

なにもかもを失うことと キミを失うことは一緒さ
キミだけが僕のすべて 生涯 キミのこと想い続ける僕さ

なにもかもを失うことと キミを失うことは一緒さ

一緒さ…

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You never die

2020-02-12 13:43:18 | ポエム
新学期早々 生き生きとした転校生がやって来た
紺色の制服にエンジのネクタイの美形の男子

将来の犠牲になって 死んで学校へ通っていた僕は
生きながら 学校の囚われの身になった転校生が 可哀想だった

期待と夢に溢れた様子 でも表情に翳りが見えた
僕はそいつの影になって いつまでも支えればと思った 

こいつだけは生き残るだろう 何の犠牲にもならずに
苦しみやツラさを乗り越えて どこまでも進んで行くだろう
どんなプレッシャーや悩みも こいつから逃げて行くだろう
他人のために生きることもない 自分を信じて生きて行くだろう
自分だけを信じて生きればいい You never die

You never die…!

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エンターテイナー

2020-02-11 07:44:55 | ポエム
あれは遠い昔 晩生だった10代 それでも
学校で人間関係に目覚めた 手練手管になった

素朴なヤツがいた そいつといると幸せだった
浮世離れしたところに 僕は気が軽くなった

汚されて しまいには なんでも来いになった
世俗に紛れて しまいには 空想の世界を知った

思い出せない 青春なんて 僕にはなかったから
ありえない 本当の友情なんて 僕にはなかったから
大の大人になっても 恋愛なんて 僕には掴めなかったから
思春期に友だちだった あのころのあいつを
なぜか思い出させる 春も近い 2月の連休の最後の日

もう春も近い 2月の連休の最後の日…


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