母が一人で歩くことができなくなりました。
その場で、立つことも難しくなりました。
「困った。どうするか。」
食事の時、ベッドから車椅子へ、車椅子から居間の椅子へ。
病院に連れて行く時、車椅子(室内用)から介助用車椅子(外用)へ。
今までは、立って、少し歩いて、移動していたのが、できなくなりました。
「いよいよベッドで食事しないといかないのか?」
悩んでいるとき、
「ネットで調べてみたら?」
「介護者を移動する良い方法、やり方があるんじゃない?」
という考えが、頭に浮かんできました。
検索のキーワードは、「要介護者を車椅子から動かす・・・」だったと思います。
そうすると、「車椅子からの移乗介助(いじょうかいじょ)の方法」という情報がいくつもありました。
ユーチューブの無料動画でも見つけることができました。
介護用語で、介護者を動かすことを移乗(いじょう)というのだそうです。
そして、それを手助けするのが、移乗介助(いじょうかいじょ)ということです。
ユーチューブ動画を見ると、たいへん参考になりました。
やってみると、最初は、ぎこちなかったのですが、段々と、うまくいくようになりました。
多分、母は、移乗が楽になったと思います。
私も、楽になりました。
助かりました。
その他のことも、ユーチューブ等ネットで調べて、実施しています。
これも、私にとっては、貴重な人生経験であります。
ささやかな愛と智慧の実践かとも思っています。
自宅のツツジです。
少し前に撮影しました。
もう枯れていっていますが、今年も、今から母に美しい姿を見せることができました。
ありがとうね。
介護をしている方、介護について迷われている方、将来、介護の不安のある方等など、何かの参考になれば幸いです。
たいへんな時代に、介護をするのも大変です。
でも、なんとか母と、このたいへんな時代を乗り切りたいと考えています。
皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
61歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。