継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

目標、正しい理想に向かってコツコツ自助努力を継続する人を応援するブログ

経営者保証ガイドラインを斬る No21 参考事例集解説①

2014-08-01 18:24:26 | うんちく・小ネタ

 

 前回のブログ(7月8日)で、「次回は、経営者保証に関するガイドラインの活用に係る参考事例集の解説をします」といってから随分と日数が過ぎてしまいました。いろいろありまして、時間がとれませんでした。なんとか時間を作りましたので、解説させていただきます。
 平成266月に金融庁から、「『経営者保証に関するガイドライン』の活用に係る参考事例集」が公表されました。
 掲載されているのは、A.経営者保証に依存しない融資の一層の促進(11事例)、B.適切な保証金額の設定(4事例)、C.既存の保証契約の適切な見直し(6事例)、D.保証債務の整理(2事例)の合計23事例です。
 A、B、Cは、平時の取扱い、Dは非常時の取扱いとなっています。
 私なりの説明をつけると、A.経営者保証に依存しない融資の一層の促進の11事例は、個別の融資案件において、経営者保証を求めなかったもの、B.適切な保証金額の設定の4事例は、融資総額について経営者保証を求めず、担保等を考慮して、一定の金額の経営者保証を求めたもの、C.既存の保証契約の適切な見直しの6事例は、経営者交代等により、根保証契約を解除したもの、D.保証債務の整理の2事例は、企業が債務免除を受けるに際して、経営者保証についても一定額を免除したものとなります。
 B.適切な保証金額の設定は、企業の債務額、経営者保証額、担保額等が表示されていますが、それ以外は明確になっていないものが、ほとんどです。
 企業への融資総額、保証なしの融資額、経営者保証付きの融資額、担保保全額、経営者の資産状況、金利増加の有無、その他条件等の記載がないので、詳細な比較分析はできません。
 しかし、このような金額等をすべて表示することによる弊害を懸念したものと思われますので、これらを公表しないことについては一定の理解はできます。
 ですから、できる範囲で、参考事例集から読み取れること、私の意見を述べさせていただこうと思います。続きは次回です。1か月はかからないと思います。
 以下は、拙著の宣伝です。

  

本音を言わない銀行、言っても解らない中小企業の社長

本音を言わない銀行、言っても解らない中小企業の社長
価格:¥ 1,728(税込)
発売日:2013-06-10

 

 是非、ご一読ください。
 元地方銀行マンの53歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。

 


「未来は正しい方向で努力を継続する人の手の中にある」と信じたいですね。

2014-08-01 07:54:54 | うんちく・小ネタ

 ある方の言葉が非常に印象に残ったので、それを少しアレンジして私の元気づけの言葉にしています。
 「未来は正しい方向で努力を継続する人の手の中にある。」
 このように信じて、毎日コツコツと努力を継続しています。
 7月最終四半月の私の365日継続記録表、365日勝敗表です。

  H260731
  20140731

 空白が少なくなるように意識しました。また、重点項目とそうでない項目を区別してやっています。そして、継続ができています。
 仕事においては、専門分野の深さとある程度の幅の広さが要求されます。この目的を達成するためには、一定の項目を、毎日、繰り返すことが必要です。
 これが365日継続記録表を始めた原点の思いです。
 いよいよ8月です。国家試験等が多く実施されます。受験される方は最後の追い込みの時期です。最後の最後まであきらめないで頑張りましょう。
 では、また。
 53歳のオッサン公認会計士でした。

 おっと、拙著の宣伝を忘れてました。
 

  

意志が弱い人のための 勉強を続ける技術 意志が弱い人のための 勉強を続ける技術
価格:¥ 1,296(税込)
発売日:2012-02-01

 大きい。
 よろしくお願いします。