継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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新型コロナウィルスで考えたこと【10】-介護-

2020-04-25 14:09:28 | 新型コロナウィルス

テレビで、介護をしている方に不安の声が広がっているとのニュースが流れていました。
介護をする方が新型コロナウィルスに感染した場合、誰が介護をするのか。介護される側に感染をさせてしまったら。高齢者の場合、生命の危険にさらされるかも。等
実は、私も一人で、80代の母の介護をしています。
介護をしている方と介護をされる方の状況はそれぞれで、まったく同じ状況はないといっていいと思います。
だから、アドバイスのようなことはできません。
私が考えて行っていることを書きます。
何かヒントになれば幸いです。
母は、腰痛・ひざ痛で足腰の筋力が衰えています。
それでも家の中を何とか歩くことができますが、家事はできません。私がすべてやっています。
私が現在、病気の療養・治療中のため仕事を縮小し、デスクワークが中心です。
「もし私が新型コロナウィルスの感染したら、母に感染させてしまうかもしれない。」
「そうなれば、母は生命の危険にさらされるかもしれない。」
「私が入院したら、重症化したら、死んだら、母の介護は誰がするのか。」等
こんな不安に襲われたこともありました。
今は少し落ち着いています。
私の住んでいる大分は、まだ、顕在化した感染者が少ないからです。
でも、いずれは感染者が増えるかもしれない。
完璧な防御はできないと考えるからです。
「今の日本の検査方法では、感染者をもらしてしまう可能性がある。」
「私も今後、仕事で外出したり、入院や手術を受ける必要が出てくるかもしれいない。もし私が感染したら、お母さんへの感染は防ぐことができない。そのときは御免な。」
感染については、こんな話をしました。
母の言動・行動にイライラして、つい語気が荒くなったりすることもあります。
そんなときは、その後、反省して、
「さっきは、少し言い過ぎた。御免。」
「えっ、そんなこと言ったかい?」
こんな会話もしています。
最近は、荒い言葉を出す前に踏みとどまることができるようになりました。
イライラしてしまう自分を責めすぎたこともありました。
でも、自分は完璧ではない。完璧な人生を生ききることはできない。
そう考えて、あまり自分を責めすぎないように、イライラしないことに、何回もトライしています。
「お母さん、幸せかい?」
「うん。幸せや。」
こんな会話もしました。
夜、寝るときは、
「おやすみ。」と私が言うと、
「おやすみ。ありがとう。」と母が言ってくれます。
「ありがとう。」と私が応えます。
母が、
「あんたにばかりさせて、すまんなぁ。」と言うので、
「今は、自分以外の人に何かをしてあげることができている。これは人間として良い経験をしているということなんよ。だから、気にしなさんな。」と返します。
このような会話をしていると、私がすごく良い息子のように思われるかもしれませんが、現実的な対策もやっています。
母は、現在、デイサービスの休んでいますので、私が家で鍛えています。
スクワットマシンでのスクワット、
踏み台を使った踏み台昇降運動 等です。
母は辛そうですが、心を鬼にして毎日続けています。
少し暖かくなれば、外を一緒に歩くつもりです。
また、免疫力アップのため、
あいうべ体操の実施、
野菜の煮込み汁を食べる
キョーレオピンを飲む
規則正しい生活 等を心掛けています。
私がいなくても数日間は、一人で過ごせるようにするためです。
また、母が感染しても重症化しないようにするためです。
効果があるかどうかは分かりませんが、せめてもの抵抗です。
私なりに考えて、いろいろとやっています。
後は、毎日、神様、仏様に祈っています。
人事を尽くし、人事を尽くし、人事を尽くし、後は、神仏にお任せする。

目標に向かって、コツコツと正しい方向で努力を継続している皆さん、未来はあなたがたの手の中にあります。
この苦境は必ず終わります。
そのときまで、力を振り絞って頑張ってください。
58歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。