継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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尊厳 オッサン公認会計士の介護ITCJ 【51】

2024-03-24 20:51:24 | 介護




 最近、ある雑誌で、「一般に、欧米では、終末期で食べる力のない高齢者に、食事を食べさせることは、失礼だと考えるという言葉に出会いました。
 胃ろう、経鼻栄養、静脈注射などで、カロリーを与えて生かすのも同様だということです。
 これらは、人間の「尊厳」を傷つける「虐待」だと考えられているからだそうです。
 この部分を読んで、母の介護のことを思い出しました。
 胃ろうは、しませんでしたが、流動食等を無理に食べさせようとしたことがあります。
 下痢をしてしまい、それで、ハッと気づきました。
 無理に、食事を食べさせようとしては、いけない。
 無理に、栄養を食べさせようとしてはいけない。
 「なんとか少しでも長く生きてもらいたい。」 「できれば、復活してもらいたい。」等と愚かなことを考えていました。
 「人間は、いつかは必ず死がやってくる。」
 「人間の本質は、魂であり、死は、肉体から魂が抜けだし、あの世に帰っていくことである。」
 このようなことを学んでいたのに・・・。
 反省をすることは、たくさんあります。

 介護をするにあたって、前述した雑誌の言葉のような考え方を知っておくことは、重要なことではないかと思うのです。




 散歩の途中で、ツバメを見つけました。
 ツバメが見られるようになると、春が来ているということだということです。
 ありがとうね。

 介護をしている方、介護について迷われている方、将来、介護の不安のある方等など、何かの参考になれば幸いです。
 介護の種類、度合い等は様々で、一概には言えませんが、介護をするのは大変です。
 ケアマネージャーさん等に尋ねたり、自分で情報を探してみたりして、検討してみるのも良いかもしれません。
 反省も大切にしてください。
 このブログを読んでくださった皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
 62歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。