最近、ある雑誌で、「一般に、欧米では、終末期で食べる力のない高齢者に、食事を食べさせることは、失礼だと考えるという言葉に出会いました。
胃ろう、経鼻栄養、静脈注射などで、カロリーを与えて生かすのも同様だということです。
これらは、人間の「尊厳」を傷つける「虐待」だと考えられているからだそうです。
この部分を読んで、母の介護のことを思い出しました。
胃ろうは、しませんでしたが、流動食等を無理に食べさせようとしたことがあります。
下痢をしてしまい、それで、ハッと気づきました。
無理に、食事を食べさせようとしては、いけない。
無理に、栄養を食べさせようとしてはいけない。
「なんとか少しでも長く生きてもらいたい。」 「できれば、復活してもらいたい。」等と愚かなことを考えていました。
「人間は、いつかは必ず死がやってくる。」
「人間の本質は、魂であり、死は、肉体から魂が抜けだし、あの世に帰っていくことである。」
このようなことを学んでいたのに・・・。
反省をすることは、たくさんあります。
介護をするにあたって、前述した雑誌の言葉のような考え方を知っておくことは、重要なことではないかと思うのです。
散歩の途中で、ツバメを見つけました。
ツバメが見られるようになると、春が来ているということだということです。
ありがとうね。
介護をしている方、介護について迷われている方、将来、介護の不安のある方等など、何かの参考になれば幸いです。
介護の種類、度合い等は様々で、一概には言えませんが、介護をするのは大変です。
ケアマネージャーさん等に尋ねたり、自分で情報を探してみたりして、検討してみるのも良いかもしれません。
反省も大切にしてください。
このブログを読んでくださった皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
62歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。