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先日、ラジオを聴いていたら、「物価高の今こそ、お金の勉強を」という声が耳に入りました。
投資の勉強会のようでした。NISA(ニーサ)、株式投資、投資信託投資といった内容が組み込まれているようです。
「物価高で、預金金利も低い状態が進んでいるので、投資をして、将来のために、お金を貯めましょう」ということかと思います。
投資に興味を持ち、勉強することは、悪いことではないと思います。
しかし、投資をすれば、簡単に、お金が貯まる、お金が増えると考えるのは、注意が必要だと思います。
投資というのは、株式投資にしても、投資信託投資にしても、預けた元本が、減る可能性があるということを忘れてはいけません。
お金を貯めるなら、即、投資という考え方には、賛同できません。
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と、ここまでは、前に述べました。
一応、投資の話もしておきます。
投資の勧誘窓口等で、「分散投資」ということを言われることがあります。
投資信託を選ぶ際に、株式が主体のものと、債券が主体のものとを選ぶというものです。
株式と債券が、逆の動きをする(株が上がれば、債券が下がり、株が下がれば、債券が上がる)ので、いいですよ、という感じでしょうか。
でも、同じ動きをする(株も債券も同時に下がる、上がる)こともあります。
分散投資ということを考えるのであれば、投資対象となる資産すべて(株式、国債、投資信託だけでなく、土地、不動産、金、貴金属等を含めたすべて)を考える必要があります。
そうすると、投資対象のすべてが同じ方向に動くというリスクを減らせることができます。
ただ、すべてを投資対象にするというのは、難しいですよね。
勧誘の際に、分散投資というのを進められた場合、ある程度のリスク回避にはなるというくらいでいいかと思います。
逆に、リスクを取らないと大きなリターンは得られません。
分散投資という方法を知識として、知っておけばいいかと思います。
投資対象の選択が正しいか間違っているかは、将来のことで分かりません。
完璧はないというくらいの気持ちで投資をされたほうがいいかと思います。
同じように勧誘窓口で、「ESG投資」「SDG‘s投資」を勧められることがあるかもしれません。
もう既に終わっています。
海外の大手の投資家は、「ESG投資」「SDG‘s投資」から引き始めているという情報を数か月前に確認しました。
止めた方がいいかと思います。
これから貯めていくのであれば、私は、預金が、おススメです。
利息はつきませんが、元本は保証されています。
大切なことは、月に少しでも貯蓄できる金額を捻出することです。
年齢を重ね、ある程度、貯金もでき、月の資金にも余裕が出てきたときに、投資を考えればいいというのが私の考え方です。
蓄財で大切なことは、「欲を抑える」ことだと、前に述べました。
別の言い方をするならば、「自分を律する」こととも言えます。
私は、できた部分と、できなかった部分があります。
完璧は無理だと思いますので、まずは、「蓄財」を意識して、「自分を律する」「欲を抑える」ということに、トライしてみては、どうでしょうか。
昨日の夜降った雨が残っていたのでしょうか。
今朝、太陽の光があたって輝いていました。
肉眼で見るのと違いますが、カメラに収めると、こんな感じになりました。
我が家の百日草の葉っぱの部分です。
花の部分は、こんな感じです。
会計、財務、監査、金融に関連した私の考えについて、書こうと思います。
できるだけ分かり易く書きたいのですが、難しくなるときもあるかもしれません。
会計、財務、監査、金融は分からないけど興味がある方、会計、財務、監査、金融を勉強したいと思っている方、会計、財務、監査、金融に携わっている方、何かのご縁で私のブログを読んでいただいた方、皆さんのお役に立てれば幸いです。
皆さんに、神さま仏さまのご加護がありますように。
63歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。