12月21日(水曜日)
今日やっと大使館員の面会があった。取調べ中の警察署に面会に来てくれた方だった。差入れはトレーナー上下、セーター、それに下着等の衣類と毛布や日本の週刊誌だった。週刊誌のページをめくってみるとマジックで黒く塗りつぶした個所がかなりあった。おつとめをしている生身の人間をセクシーな写真であまり刺激してはいけないという心遣いなのだろうか。お金の方はちょっと少なくて1000ルピーだったが無理を言って彼のプライベートのお金1000ルピーを借用して計2000ルピーとなった。これで次の面会日まで何とかやっていかなくてならない。ドラッグをやっているのでどうせ足りないだろう、でもあまり使い過ぎると大使館で何かと問題になりそうだ。借金だらけのぼくだったが今はちょっとリッチな気分になっている。クリスマス、正月は少し余裕をもって過せそうだ。ぼくの私物の返還請求について大使館は裁判所へアプリケーションの提出を了承してくれた。次回1995年1月5日、裁判所出頭のとき受取りの許可書がでるだろうということだった。小切手は大丈夫だろうがドル・キャシュは危ない、どのくらい残っているのか心配だ。
(74年 旅へ出るとき新橋駅前のビックカメラで中古一眼レフを無理して買った 帰る前それを売って旅費にする為だ カラーフィルムはまだ高いのでモノクロを多くした 昨年プリンターを買った 古いモノクロ写真は使えないと思っていたが一応スキャンしてみた 退色復元 コントラスト 明暗調整機能で何とか使えるかもしれない 今日それを貼ってみた)
ヨドバシカメラでしたっけ ???
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