ニューデリー
メインバザールの表通りからベジタブル・バザールへ通り抜ける路地がある。
この路地はぼくにとって生活の場であり良く使う抜け道である。
毎朝、朝食をするチャイ屋や床屋等があり郵便局やバザールへ買物に行くにしても近いし便利な路地だ。
ぼくは午前中の郵便受付に間に合うように路地を急いでいた。
路地の中程を過ぎた辺りだろう前をぽっこりぽっこりと牛の奴が歩いていやがる。
あまり近づくといつ爆弾を落とされるか分からない、少し間合いを取って牛の後ろについていく。
下は石畳だ、牛の下痢状のうんこが落下したら1m四方に飛び散る。
牛は歩きながらでもうんこを落とすし、その後、長い尻尾をぶんぶん振り回しうんこが飛んでくる。
油断はできない。
そこへ自転車に乗った兄ちゃんがやってきた。
彼も急ぎのようだが牛を見て急停止した。牛の横を通り抜ける道幅はない。
このまま牛について出口まで行くか引返し急いで郵便局へ行った方が良いのかちょっと迷った。
が後15mくらい先に出口のバザールが見えている。
黙って牛の後ろからついて行こうと思ったその時、
何という事か前方の出口から1頭の牛がのそりのそりと路地に入って来るではないか。
前を見れば分かるだろうドジな牛め、すれ違いはできないんだよここは路地なんだから。
2頭の牛はそれぞれ前へ進んでいく。
どうなるんだこれは、おいらは知らねぇ~ぞぅ~
久し振りの晴れ 兄とキス釣りに行った 小ぶりだが25匹の釣果
帰宅し駐車するとワンワンとお迎えするカイ君 カメラを見ると慣れていない彼は警戒しているようだ
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