山口県周防大島物語

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蝉の今昔

2022年07月22日 06時51分34秒 | 周防大島今昔物語
今は昔、蝉なる昆虫が夏の盛りになるとうるさくて仕方ないほど鳴いていましたね。

最近はめっきり数は少なくなって、うるささは感じれなくなりました。
これも気候変動のせいなのかもしれません。

また種類も少なくなってきました。
数の多いニニニイ蝉も少ない、アブラ蝉も少ない、羽の透明な親分は見当たらなくなりました。
盆を過ぎるとツクツクボウシが鳴きはじめるのですが今年は聞こえるかな~。

蝉は成虫になったら3日で死ぬとされる儚い昆虫とされます。

長い間地中で芋虫状態で育ち、成虫になる直前にゆっくりと木に登り始め、途中で
あゆみを止め、背中を真ん中から割り始め、成虫として外に出ます。
この時まだ羽は柔らかくよれよれですので、しばらくは羽がピンと伸びて硬くなる
まで準備してから飛び立ちます。

所謂、最後の脱皮ですね。大島はミカンの木が多いので脱皮後の抜け殻が昔は沢山
ありました。近頃はこれも少ないですね。

蝉たちにも生きにくい世の中になったのかもしれませんね。

つれづれなるままに・・・


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