ベートーヴェンの交響曲第九番。通称『第九』。
毎年この時期になると、みなさんもきっと耳にしていることと思います。
知ってる人には当たり前のことですが、この曲は四つの曲から成っていて、有名な歓喜の歌はその四曲目で、合唱が付くのも四曲目だけなんですね。
しかししかし、実は一曲目から三曲目までもめちゃくちゃいい曲なんですね。というか、楽しい?かっこいい!
そしてその三曲を聞けば、歓喜にいたるまでの道のりが、決して平坦なものではなかったことがわかるはずです。
『不屈の男』ベートーヴェン。彼はきびしい運命との戦いの中でも、決して希望を忘れることはなかったのかもしれません。
『第九』は名盤の宝庫。その中にあっても別格の光を放つのが写真のフルトヴェングラー、1951年のライブ盤。人類の宝。
宇宙人が攻めてきたら聞かせてあげたいです。