たすくの空中散歩

千葉県我孫子「石臼と麦」店主、相澤たすくの農作業や工作や
日々の一喜一憂を記録していきます。

8月の畑振り返り(前篇)

2012年10月27日 20時07分50秒 | 一喜一憂
(8/3)
4種類植えた大豆が元気に育っています。
奥には小豆の苗も移植しました。
味噌に醤油、豆腐に豆乳、おからにきなこ!大豆畑にはたくさんの夢が詰まっているのです。
頑張っておくれー!


新農地、ヒエが実ってきました。

(8/8)
キュウリできたー

(8/11)
畑の近くのパン屋さんでペットボトルの「あずき茶」を発見!
とってもおいしかったので、自分で作れないか調べてみると、あらびっくり
ようは小豆を煎じるだけなのでした。


きれいな小豆色が出たら…


完成ー!!大好きな小豆の香りと自然な甘みに体中が満たされます。
是非、お試しあれ!

(8/15)
ご覧のように、キャベツを収穫したあとの茎を残しておくと、切り口から次々とキャベツが生えてきます。
今までは面白がってほおっていたので、結球せずに好き勝手ぼうぼうに伸びていましたが
ひょっとしてちゃんと芽かきをして育てたら、種をまかなくとも無限にキャベツが生えてくるのでは?
いやいや…そんな簡単にキャベツができるわけ…(経過をお楽しみに)


さて、新農地のうち、まだ草を刈っただけで手つかずだった場所を蕎麦を撒くために開拓します。


この場所はかなり放置されていたために、強烈な野生の草がぼうぼうに生えていました
表面だけ刈ったところで、地面の下には尋常ならざる強固な根っこワークが形成されており、
文字どうり「根」から絶たねば作物の入り込む余地はありません。


このような強烈な輩を延々ひたすら掘り返しては引っこ抜きます!
お蕎麦のためならエーンヤコラ!




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7月の畑振り返り(粉ふるい器制作編)

2012年10月18日 20時58分02秒 | 一喜一憂

~前回までのあらすじ~

めでたく石臼を手に入れ、様々な人の知恵と技術を借り、実用レベルまで修復することに成功した農園一行。
ところが、金属製の手回し粉ひき機に比べて格段に向上した製粉能力に、粉ふるいのスピードが追いつかなくなり製粉効率は頭打ちに。
果たして、粉ふるい器の自作へと新たな挑戦をはじめるのだった…。


篩い部分を作って


篩いをスライドさせるレールをつけてみました


~~ここから今回~~~


なんか前回の写真からいきなり制作が進んでますが、水洗いする時のことや、作りやすさなどもろもろ考えて、内箱、外箱セパレートタイプにしてみました。
内箱の壁がそのまま篩いをスライドさせるレールになっています。
あと、篩った粉を容器に移す際にやりやすいように、内箱に坂を作って、中央に竹で粉受けをつけてみました。


設置するとこんな感じです


仮り組みをして、うちにあったフラワー粉で試しに篩ってみると…
おおっ!!これはすごい!!
今までのすべての篩い作業を過去のものにする、異次元のスーパー粉ふるいスピード!!


ちなみに、基本的な構造は、ご先祖様がつくった昔ながらの粉ふるい器を思い出しながら作っています。
上の写真は3月に蕎麦の石臼挽き作業を見せてもらいに行ったときのものです。


さて、おおむねこの方向で良さそうなので、いろいろ改良を加えつつ本組みに取り掛かります


写真が粉ふるい器一式です。
篩網、外箱、内箱、粉受けのそれぞれがバラバラになります。洗う時にもとっても便利です。
外箱の右の余った板のスペースは、手回しユニットの取り付け予定地です。
竹で作った粉受けは趣があってよかったのですが、竹の厚みでやたらと場所をとるわりには、受けられる粉の容量が少ないので自作することにしました。
また、それによって坂の高さをぐっと低くすることができたために、一度に篩える粉の量がだいぶ増えました。


内箱をはめて


粉受けをセットして


篩いを載せて準備完了!


早速石臼で挽いた粉を篩ってみます


おおーとれたとれた


右から


左から粉を落として


粉受けからダイレクトに容器へ。やったー!!


さらに外箱と内箱の間、篩いのスライド部分にロウをぬると、摩擦が低減し、信じられないくらい動きがスムーズに!なんだこりゃ!ロウすげー!!


さて、今回おおいに活躍してくれたのが、この三角形の角材です。
というのも、微粒子である粉を扱う箱を作るというのは、なかなかに精度を要することで、
自分の技量では、機械で裁断でもしないかぎり、いろんなところから粉が逃げてしまうのです。
また、四隅や壁際に溜まってしまう粉を楽に掃き出すための構造もどうしようかと思っていたところ、ホームセンターでこの角材を発見!


このように


壁際という壁際に張り巡らせます。
すると超精密に作らなくとも、かなり粉が言うことを聞いてくれるようになります。
…というか、この角材の存在をはじめから知っていれば、もっと全体的にシンプルに作れたかもしれません。
2代目以降に期待です。


ちなみに内箱の坂の終わりの部分にも、粉受けの外側に粉が逃げないような工夫がされております。


粉受けに溝があるので、すすっとはめ込みます。


粉の出口。多少めんどうでも、丸い穴にした方が断然粉の通りが良くなります。

あとは粉の触れる部分に天然塗料を塗って軽く磨いて、滑りをよくして、ひとまずは完成です!
この時点で、もうすでに今度は石臼の製粉スピードをはるかに上回る篩いスピードになったので、手回し機構はしばらく後回しです。

さて、ようやく収穫した小麦を実用レベルで製粉する設備が整いました。
やっとここまできたけど、またこれから忙しくなるぞー!!




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7月の畑さくっと振り返り

2012年10月13日 20時38分27秒 | 一喜一憂

<7/15>
オクラの花が咲きました

<7/17>
今年も完全無農薬キャベツが綺麗にできました!

<7/20>
去年収穫した大納言小豆も順調に発芽しています

<7/22>
花が枯れると、中からオクラが出てきます

<7/27>
人参の花が枯れて種ができました

<7/28>
ゴボウも種ができました!


それにしても一本のゴボウからものすごい量の種ができます。

<7/30>
大豆の花がもう咲き始めました。今年はうまくいきそう!?


トウモロコシ!売っているのみたいに綺麗に作るのは難しい?
どうやらヒゲの一本一本が実の一粒一粒に繋がっているようで、つまりヒゲの一本一本にちゃんと受粉させることが大切だそうです。
なるほど!って、そんな大事なことを収穫するころに知りました…。来年に期待!

<7/31>
稲も元気です!




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6月の畑振り返り(その他編)

2012年10月04日 21時18分08秒 | 一喜一憂

(5/22)
写真は5月のものですが、採れた苺での酵母起こしにチャレンジ!


軽くつぶして蓋をしたら、様子を見ながら冷蔵庫にしまったり、常温に出したり、を繰り返します。
さて、どうなることやら。

(6/1)
本棚をつくっています。可能な限りシンプルに、安価に、かつ丈夫に、使いやすく!
ようは、できるだけ楽に作りたいのです。

(6/5)
ゴマの芽が出てきました!


新農地も頑張って開拓しました。


(before:2月21日の様子)


苺酵母出来た!ふたを開けるとすごい勢い、みなぎる生命力!大成功です!!

(6/9)
今年も人参の花がきれいに咲きました。

(6/11)
塗装して、ヤスリで軽く磨いて本棚完成!
昨年、引き出しをつくったのが大きな一歩でした。

(6/15)
ニンニク!


人参!

(6/19)
大豆の苗が順調に大きくなっています。
今年はえんれい白大豆、小粒の黒大豆(種類忘れた)、大粒の丹波黒大豆、埼玉の借金無し白大豆の4種類を植えます。

(6/20)
麦の跡地に、刈り取った麦わらをそのまま敷いて、間に大豆を植えていきます。
楽だなぁ。


昨年は植え替えの時期が遅れて大失敗でした。
今年こそリベンジ!元気に育てー!!

(6/23)
起こした酵母で蒸しパンをつくってみました!


う~ん、一応ふっくらはなったけど…蒸しパンの作り方自体に問題アリ?

(6/25)
キャベツ!

(6/26)
ジャガイモ!


ジャガイモも玉ねぎも、今年はたくさん採れました!

(6/28)
さてさて、本棚を足早に完成させ、粉ふるい器の制作に入ります。


まずは篩網部分の制作です。

(6/29)
お次は本体です。


このようにレールに載せて、上でスライドさせてふるう予定です。
が、この時点ではまだどういうふうに作るか模索中。


ゴボウの花が咲きました!綺麗!




コメント (2)
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