7月の引っ越しと、菓子製造業の保健所の許可を得るために、
空き家になっていた、築40年の祖父の家をリフォームします。
では早速、3部屋ある和室の畳の掃除からです。
空き家になっていたとはいえ、母がちょくちょく足を運んでは綺麗に管理していたので、とりあえず住めるようにするだけならきっと二人でなんとかなる、はず…。
金ヘラを使って、てこの原理で畳を起こします。
野地板が見えました。隙間からは地面が見えます。
あれ、畳と板だけじゃん!床下ってこんなにシンプルなんだ!
畳を全部どかしました。
立派な掘りごたつが出てきました!使っているのを見たことがなかったのでびっくり。
掘りごたつの使い心地は、祖父にはあまり評判が良くなかったようです。
ほうきで掃いて、掃除機をかけて、雑巾がけします。
畳は天日干し。
戦後、洗剤も消毒液も不足していた中で、主婦達がいかに布巾を清潔に保つか、いろいろ試したら、結局天日で干すのが一番効果的だったそうです。
裏は結構虫にくわれていたりします。
布団たたきではたいて、掃除機で吸い取ります。掃除機便利すぎ!
日光浴&リフレッシュした畳をもとにもどします。
が、問題発生。
全部同じに見えた畳の寸法は実はバラバラでした。意外!
さすがは日本人ならではの芸の細かさ!なのか?
日焼けの後などをたよりにもと通りにします。
お次は、キッチンの天井です。
長年の使用でだいぶ黒ずんでいます。
とりあえず拭き掃除と思ったら、拭いてもとれない、てか逆に汚れる!
こいつはもう上から汚れもろとも塗りつぶしてしまうしかない!てなわけで、養生テープ+ビニールシートでマスキングです。
換気扇まわりも
床も。
ローラーでぬっていきます。
と言ってもローラーを使うのは、まるではじめて。
YouTubeで見た、天井の塗り方の動画を参考にやってみます。
と、これがなかなか慣れるまでは、ムラになるは、塗料はポタポタたれるは、で大変でした。
塗料の濃さと、つける量、押し付ける力加減、いろいろです。
ちなみにこんな感じのトレーに塗料を出して、坂の部分で塗料をごろごろ適度に落としながらやります。
この、見るからにつかれる姿勢で、ずーっとですよ。
そらもう不慣れな者にはしんどいわけですよ。
でも、だんだんコツがつかめてくるとなかなかに面白くなってくる→疲れにくくなってくる。
家内にはわりと好きな作業のようで、コロコロとリズム良く塗っていきます。
一度では塗料がうまく載らないので、何回かにわけて重ね塗りしていきます。
ああ、今日も外は真っ暗…。
一度ぬり乾燥後。まだムラだらけです。
2、3回塗って、だいぶ綺麗になりました。うまく塗れて良かった良かった。(実は、これで終わりではなかったのですが…)
収納扉の下もツヤ消しの黒で塗り直します。
セルフリフォーム、まだまだ続く…
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