たすくの空中散歩

千葉県我孫子「石臼と麦」店主、相澤たすくの農作業や工作や
日々の一喜一憂を記録していきます。

道作る~2013年のもろもろラストスパート

2013年11月22日 08時44分31秒 | 一喜一憂

嵐のような日々が落ち着きを見せ始め、ようやくブログを書けるほどの余裕が出てきました。

知り合いの個人経営でパン屋をやっている方にも、「はじまったら(お店を開いたら)止めることはできないからね!」と、アドバイスをいただいていて、もちろんそのつもりで準備して朝市に出させていただいたのですが、始めてみると、もう次から次へと、思いもよらないようなアクシデントが起こる起こる。

ありとあらゆる失敗をしまくって→乗り越えて、の繰り返しでしたが、ものすごいスピードで失敗したぶん、ものすごいスピードで成長もしました。

最初のお祭りの出店以来、酒まんじゅうも随分進化しました。

発酵させた甘酒の、甘みと風味がやさしく効いた酒ダネ生地は、前日から冷蔵庫でゆっくり発酵させることで、より雑味のない、もちもちの生地になりました。

今や膨張剤不使用のまんじゅうなんてなかなか見かけることはありませんが、パンの世界では天然酵母が当たり前になってきてるので、そのうちまんじゅうもそうなっていくと思います。

そして、その甘酒に使う米は、友人の自然食品のお店で買った自然農の玄米を使っています。
自然農の玄米でつくった甘酒は、風味に全くクセが無く、非常にクリーミーな仕上がりになります。

ねぎみそは、最初のはうちの手前味噌の美味しさに頼っていた部分があったのですが、熟成の進んだ方の味噌にしたとたん、全然味が変わってしまって、非常に困りました。
でもそれをきっかけに、作り方をイチから組み直して、結果どこにもない、うちだけの完全にオリジナルなねぎ味噌ができました。

ほんのり黒糖の効いた小豆あんは、甘さ控えめで、できるだけ小豆そのものの風味や甘みをひきだすように作ってあります。アドバイスをいただいて、最初のころよりは随分柔らかくなりました。

小さなお子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで、安心して食べられる、心にも体にも美味しいまんじゅうを提供したいのです。

さらに美味しくなった酒まんじゅう、今のところ朝市だけですが、機会がございましたら是非ご賞味くださいませ。



せいろの蓋を開ける瞬間はいつもドキドキです。


麹づくり。自作したミニ麹室でつくるのですが…寒くなってきてから、あんまりうまくいきません。
また市販品のお世話になるとは…。でも、お蔭さまで体力的には大分楽になってブログが書けました。


庭に干場ができて、すんごい便利です。
干場になっている南側の廊下は、秋からの収穫物で一杯です。
ゴマ、サツマイモ、小麦2種、小豆、たかきび、ヒエ、アワ。この後大豆3種が続きます。


遂に今週から、小豆が自家製の大納言になります!
写真右が市販の小豆。本来の小豆はテカテカしていません。何か塗ってあるんでしょうか?


最近の朝市風景。旗やら何やらいろいろアクセサリーが増えました。
朝市も12月いっぱいまで。悔いのないように精いっぱい頑張ります!


最近の畑(第一)風景。
手前から、玉ねぎ、白菜、大根、春菊、スナックえんどう、キャベツ、にんじん、ほうれんそう、ごぼう、ソラマメ、にんにく、みたいな感じです。


そのとなりは、手前から、サツマイモ跡地、小豆、大豆です。
豆類の収穫後は小麦畑になります。
例年どおりですと、11月末~12月頭に小麦を撒き終って、その年の畑作業はだいたい終了→農閑期に入ります。今年は別の場所にネギ畑も作る予定です。


昨日は、収穫した蕎麦を製粉しました。
お世話になっている、「直売友の会」のみなさんとの蕎麦打ち会で使っていただく分です。
広さで言えば昨年の3倍くらいやったのですが、台風にだいぶなぎ倒されて、収量は1.5倍位でした。
あと一か所残っている分がうまく追熟されれば、年越しで家族で食べる分くらいはありそうです。

今年も残すところ後僅か、もうひとふんばりです!!



コメント
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