臭いものに蓋をしておきたい気持ちは、無意識に誰にだってあるし、それはとても正直なことだと思います。
起きるかわからないことについて考えて、不安な気持ちになるのは嫌だし、自分が良い思いをしていることで、誰かが苦しんでいるというような事実は、わかっていても知らないふりをしていたいものです。
だけど、「知ろうとする」ことより、自分の築き上げてきた「常識」や「プライド」や「富」や「名誉」を大切にしようとしたり「自分がよければそれでいい」という考え方を続けようとする人には、これから生きづらい世の中になっていくと思います。
「知ろうとしない人」は、ある日何かが起きたときに、それが起きる理由がわからないので軽いパニック状態になります。
そうして思考回路が停止した状態で、マスメディアや指導者から「どこそこから攻撃を受けた」と言われればそう信じるし、「放っておけば、さらに恐ろしい攻撃を受ける」と言われれば「そりゃ大変だ!」と、慌てて、大騒ぎします。
そして、同一内容の情報が、もう一方の国や宗教のマスメディアや指導者によって伝えられます。
こうして歴史は、民衆とそれを操作する一部の権力者たちによって、繰り返し作られてきました。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」は、初代ドイツ帝国宰相、ビスマルクさんの言葉だそうです。
経済の崩壊が起こるかもしれない、戦争が起きるかもしれない、と言う人たちは、過去の歴史や、世界の流れから理論的な裏付けの推測をもとにそれを言いますが、「そんなもの起きるわけがない、バカバカしい」という人たちには何の理屈も根拠もありません。ただ単に楽観的なだけです。
僕は世界のしくみを知ったことで、「考えても無駄だ」と思っていたことに解決の道があることがわかりました。
これから起こりうることも知ったし、それが起きてしまったときにどうすべきかということにも、自分なりの考えを持つことができました。
そして、それは僕の中で秘密にしておくようなことではないと思ったので書くことにしました。
反社会的な言動は慎むべきだ、という人がいますが、僕の命をつなぎ、今まで支えてくれた力は「負けてたまるか!」というパンクスピリットです。
言いたいこと言えなくなったら、唄うたい「相沢たすく」も終わりだと思います。
もし、僕の身を案じて言ってくれているのであれば、その必要はありません。
僕がここで書くようなことは、本屋さんに行けば今や一番目立つところに山積みにされている、知っている人にとっては当たり前のことです。
裏の世界の暴露本を沢山出版しているのに、一度も危険な目にあったことがない、というある著者へのインタビューで「コツは知っていることの全ては話さないこと」と、答えていました。
あらゆる嘘は嘘で覆われていて、あらゆる真実の奥には真実が隠されているのです。
大切なのは自分の頭で考えて、自分の意思で行動することだと思います。
だから、僕が書くことも、「一つの参考」として、常に「懐疑」の視点でお読みくださいませ。
では、この記事の最後に、昨日見つけたおすすめサイトをご紹介します。
なぜ「おすすめ」なのかと言えば、書き方が冷静であることと、なにより「彼らを敵と思ってはいけない」という考え方にとても共感できたからです。
敵というのは、人が心に敵を作らない限りは、この世に存在し得ません。
「敵のいない世界」とは、人が心から「敵」という考え方を無くしてしまうことで、実は簡単に実現するのです。
悲しいことが起きませんように。
たすく
「日本人が知らないニッポン」http://www.thinker-japan.com/war.html
*お時間ありましたら、ワクチンや、甘味料などについての他の記事も是非ご覧になって下さいませ。