僕の父も、僕の兄と噂される轟ひろたさんも、ジョン・レノンと宮沢賢治が大好きです。
でも、正直僕はその有名人2人の考え方がどうも腑に落ちないところがありました。今まで内緒にしていたのですが。
なぜかって、なんだか現実味にかける偽善や、綺麗ごとのように思えたのです。
弱肉強食の生存競争は自然の摂理じゃないか?って思っていました。
でも、それは大きな間違いでした。
僕らは、自然の摂理に似せて人為的に作られた、幻の中に生きていたのです。
そして、そこでは競争に勝つことが美徳だと、何度も教えられて、僕は、今まで精一杯頑張ってきました。
みんなみんな必死に頑張ってきました。
人より良く、人より多く、人より高く、って。
奪い合って、騙し合って、争い合って。
それが人類の未来を良い方向に向かわせていると信じて。
僕は間違っていました。
『IMAGINE』 JOHN LENNON
Imagine there's no heaven,
想像してみよう、天国なんて無いと
It's easy if you try,
やってみればたやすいこと
No hell below us,
僕らの足下には地獄なんてなく
Above us only sky,
僕らの頭の上にはただ青い空が広がっているだけ
Imagine all the people
想像してみよう、みんなで
living for today...
僕らは今日という日のために生きていることを
Imagine there's no countries,
想像してみよう、国なんてないと
It isn't hard to do,
そんな難しいことじゃない
Nothing to kill or die for,
殺すことも誰かに殺されることもない
No religion too,
宗教もない世界のことを
Imagine all the people
想像してみよう、僕らみんなが
living life in peace.
平和な人生を送っている姿を
Imagine no possesions,
想像してみよう、財産なんてないって
I wonder if you can,
君にできるだろうか
No need for greed or hunger,
どん欲も空腹も一切必要がない
A brotherhood of man,
人間の兄弟愛に満ちた社会を
Imagine all the people
想像してみよう、僕らみんなで
Sharing all the world...
世界のすべてを分かち合っていることを
You may say I'm a dreamer,
君は僕を夢想家だと言うだろう
but I'm not the only one,
だけど僕はたった独りじゃない
I hope some day you'll join us,
いつか、君も僕らといっしょになって
And the world will live as one.
世界がひとつになって共に生きれればいい
(日本語訳 佐藤弘弥)
『雨ニモマケズ』 宮沢 賢治
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラツテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジヨウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病氣ノコドモアレバ
行ツテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ツテソノ稻ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ツテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクワヤソシヨウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハ
ナリタイ
雨にも負けず 風にも負けず
雪にも 夏の暑さにも負けぬ 丈夫な体を持ち
欲はなく 決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に 玄米4合と 味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを 自分を勘定に入れずに
よく見聞きし 分かり そして忘れず
野原の松の林の陰の小さな茅葺き小屋にいて
東に病気の子どもあれば 行って 看病してやり
西に疲れた母あれば 行って その稲の束を負い
南に死にそうな人あれば 行って 怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や 訴訟があれば つまらないからやめろと言い
日照りの時は 涙を流し
寒さの夏は おろおろ歩き
みんなにデクノボーと呼ばれ
ほめられもせず 苦にもされず
そういうものに わたしはなりたい
僕は、都会の喧騒を離れて、農業をやりながら、ゆっくり歌をうたっていくことにしました。
父は、定年退職してから本格的に農業を始めて、ほぼ自給自足できているそうです。
父はやはり僕の父で、僕はやはり父の息子だったと、改めて感じました。
そして明日は、轟ひろたさんとのダブル司会でのオープンマイクです!
皆様とお会いできるのを楽しみにしております!
でも、正直僕はその有名人2人の考え方がどうも腑に落ちないところがありました。今まで内緒にしていたのですが。
なぜかって、なんだか現実味にかける偽善や、綺麗ごとのように思えたのです。
弱肉強食の生存競争は自然の摂理じゃないか?って思っていました。
でも、それは大きな間違いでした。
僕らは、自然の摂理に似せて人為的に作られた、幻の中に生きていたのです。
そして、そこでは競争に勝つことが美徳だと、何度も教えられて、僕は、今まで精一杯頑張ってきました。
みんなみんな必死に頑張ってきました。
人より良く、人より多く、人より高く、って。
奪い合って、騙し合って、争い合って。
それが人類の未来を良い方向に向かわせていると信じて。
僕は間違っていました。
『IMAGINE』 JOHN LENNON
Imagine there's no heaven,
想像してみよう、天国なんて無いと
It's easy if you try,
やってみればたやすいこと
No hell below us,
僕らの足下には地獄なんてなく
Above us only sky,
僕らの頭の上にはただ青い空が広がっているだけ
Imagine all the people
想像してみよう、みんなで
living for today...
僕らは今日という日のために生きていることを
Imagine there's no countries,
想像してみよう、国なんてないと
It isn't hard to do,
そんな難しいことじゃない
Nothing to kill or die for,
殺すことも誰かに殺されることもない
No religion too,
宗教もない世界のことを
Imagine all the people
想像してみよう、僕らみんなが
living life in peace.
平和な人生を送っている姿を
Imagine no possesions,
想像してみよう、財産なんてないって
I wonder if you can,
君にできるだろうか
No need for greed or hunger,
どん欲も空腹も一切必要がない
A brotherhood of man,
人間の兄弟愛に満ちた社会を
Imagine all the people
想像してみよう、僕らみんなで
Sharing all the world...
世界のすべてを分かち合っていることを
You may say I'm a dreamer,
君は僕を夢想家だと言うだろう
but I'm not the only one,
だけど僕はたった独りじゃない
I hope some day you'll join us,
いつか、君も僕らといっしょになって
And the world will live as one.
世界がひとつになって共に生きれればいい
(日本語訳 佐藤弘弥)
『雨ニモマケズ』 宮沢 賢治
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラツテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジヨウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病氣ノコドモアレバ
行ツテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ツテソノ稻ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ツテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクワヤソシヨウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハ
ナリタイ
雨にも負けず 風にも負けず
雪にも 夏の暑さにも負けぬ 丈夫な体を持ち
欲はなく 決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に 玄米4合と 味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを 自分を勘定に入れずに
よく見聞きし 分かり そして忘れず
野原の松の林の陰の小さな茅葺き小屋にいて
東に病気の子どもあれば 行って 看病してやり
西に疲れた母あれば 行って その稲の束を負い
南に死にそうな人あれば 行って 怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や 訴訟があれば つまらないからやめろと言い
日照りの時は 涙を流し
寒さの夏は おろおろ歩き
みんなにデクノボーと呼ばれ
ほめられもせず 苦にもされず
そういうものに わたしはなりたい
僕は、都会の喧騒を離れて、農業をやりながら、ゆっくり歌をうたっていくことにしました。
父は、定年退職してから本格的に農業を始めて、ほぼ自給自足できているそうです。
父はやはり僕の父で、僕はやはり父の息子だったと、改めて感じました。
そして明日は、轟ひろたさんとのダブル司会でのオープンマイクです!
皆様とお会いできるのを楽しみにしております!