実に素敵な体験をしました。
先日は、和太鼓の辻田さんのお誘いで、高尾の先、藤野という町にて開催された「隠国(こもりく)」という野外イベントへ行ってきたのですが、まずはこのイベントがとても素晴らしかったのです。
山の中のキャンプ場にステージを作って、ステージの周りでは、集まった人たちがそれぞれ好き勝手にいろんな食べ物や、服や、アクセサリーや、楽器やアート作品などを売っていて、それはそれは楽しかったのですが、一体これだけの空間を作るには裏でどんな人たちがどれだけの苦労をしているんだろう?と思っていたら、次の日の片付け作業に最後まで参加させていただける機会に恵まれました。
面白いことに、時間が経てば経つほど、片付け作業から若者が減ってゆき、残ったのは僕より一まわりも二まわりも年上な大大の大人。しかも地元の方のようです。
なるほど!経験豊富な大人達が本気出すとこんなことができるのか!!
というわけで、そんな(辻田さん含む)大先輩たちに囲まれて、撤収作業最後の8人に加えさせていただき、片付けながら、いろんな話に小耳を立てつつ、イベントの骨組みに触れることができました。
また、その撤収作業は、何台もの車に荷物を詰め込んで、地元の家々を回るのですが、その中で、僕は幸運にも、「藤野」という町の魅力にとても贅沢に触れることができました。
どうやらこの町自体が、アーティストたちの「隠国」でもあるようです。
この片田舎には、都会からの移住者が人口の半分近くいるようです。
こんな町があったんだ。
ここでの暮らしは、昔ながらでもあり、未来の暮らし方でもあります。
そういう町との出会いが初めてだったので、衝撃でした。
藤野に比べたら、東京なんて、過去の荒廃した街です!
…て、思ってしまうほど鮮烈な体験をしました。
そんな僕のような体験ができる「ぐるっとお散歩篠原展」というイベントが、同じ人たちの主催で10/11、12と、藤野で開催されるので、気になった方はチェックしてみて下さいませ。
「ぐるっとお散歩篠原展」
http://www.ops.dti.ne.jp/~shinoba/
こんな日記を書いてなんですが、主催者の皆さん、参加された皆さんも言っているように、このイベントはこれ以上お客さんが増えちゃうと「アレ」なので、知っている人達の間で、こっそり楽しみたいのです。
なので、これを読んだ皆さんも、来年の開催までにはこの「隠国」のことはすっかり忘れていて下さいませ(^^)
辻田さんのパーカッションセット!
工藤桂ちゃん(中央左)と、岡大介さん(中央右)の共演!