大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

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低侵襲外科手術による水平埋伏智歯抜歯ライブオペセミナー開催しました。

2016年08月18日 | 日々のインプラント臨床の話

何と有り難いことに14名もの先生方にお集まりいただきました。

小さな小さな市井の診療室ですので、本当に人で一杯になってしまい、ビックリでした。


ただ、今回ご協力いただけた患者さんの水平埋伏智歯抜歯は、難易度としては最高ランクに属するもので、私の考えていた手術時間よりも1時間以上余計に掛かり、やはり手術と言うモノは完全に読み切ることは難しいな、と反省しきりの結果となりました。


分割する部位が骨の深部になっていて、周囲を取り囲む骨を如何に綺麗に退かすのか?それでいて最小限の侵襲で済ませるのはどうしたら良いのか?二律背反する命題を抱えてしなければならない手術で大変でした。


終了後、スタッフからもっとシンプルな基礎的レベルの内容のライブオペセミナーにするべきだったと思います、と叱られました。


確かに、今回の手術はとても深い所にある親知らずであり、しかも、事前には分からなかった骨と智歯との著しい癒着があり、直ぐ下には下歯槽神経が走っているのでほんの少しでも傷付けられない、細心の注意を要求される最難易度のモノだった、と思います。

通常の一般開業医ではまず手を出さないでしょう。


しかし、それでは手前の歯の後ろ側の骨の破壊を食い止めることは出来なくなりますし、そうなるとその歯の喪失も予防することは出来なくなります。

それがどのような結果をこの方の今後の人生に齎すのか?と考えるなら、やはり放置は出来ない、と考えて行ったものでした。


今回は記念すべき第1回であり、どのようにすれば良いのか?が手探りの状態でスタートしました。

その為に、反省すべき点が色々と分かりました。


次回以降、今回の反省を元に更により良いライブオペセミナーを開催して参ります。


今回の機会に参加出来なかった先生は勿論、有志の先生方、次回以降も是非ご参加下さい。


PS:今回さすがに集まりいただいた先生方が多かったので、今後定員を8名にさせていただきたい、とお願い申し上げます。

宜しくお願い致します。


8月17日(水)のつぶやき

2016年08月18日 | Weblog