この患者さんの歯肉徐々に徐々に育って、天然歯が生えているかのような綺麗な形態に治って来ています。
生体の治癒能力の不思議、です。
しかし、それを良く理解し、最大限に引き出すような治し方、低侵襲外科手術をして差し上げると、こう言う治癒形態を辿るのです。
5年、10年後歯茎が痩せることなく、丸で歯が生えているかのように見える治り方をする、それが最終目標です。
現在の審美部位のインプラント治療では、5年後までは何とかなっていても、7年後位から歯茎が痩せる、歯冠が長くなって行く、と言う報告が相次いでいます。
最大限の手術介入、何度もの手術による骨を造って、歯茎も造って、やっと綺麗な歯冠入れてもです。
私の治し方は最小限の介入、低侵襲を目指していますから1回限りの手術しかしていません。
勿論、痛んだり腫れたりさせることのないよう最大限の配慮してです。
失礼ですが、患者さん達は今インプラント手術を甘く見出しています。
そんなに腫れたり痛んだりしないよ、と言う他人の言葉を信じてしまいます。
そして、こんなに腫れるとは思わなかった、痛いとは思わなかった、となるんです。
それが不信感の元になっているんですから、困った問題です。
そう言う齟齬がないことを真摯に目指したのが、低侵襲外科です。
インプラントで辛い思い、痛い思い、腫れたり痛んだりするのが嫌な方は、ご相談にお越し下さい。
今日の症例の患者さんも、他の医院では何回にも渡る骨造成GBR、歯茎移植とかの手術受けてやっと治せる、治すのに2年近く掛かるかも、と言われて私の元に来た方です。
で、私は私の治し方で3ヶ月余りでセラミックの歯入りました。
その証拠がこの写真です。
どちらの治し方が、良いですか?