現在ではfacebookとかで、世界のDRが症例写真を上げてくれていて、見れる時代になっています。
そこで見れる手術の仕方は、一般的には歯茎を切り開いたりする大掛かりな手術の仕方です。
私はそう言う手術の仕方は、患者さんを腫らしたり痛がらせたりするので、出来るだけしたくない、と12年以上も前から思っていました。
何とかならないモノか、どうしたら楽に治して差し上げられるのか、一所懸命に悩んでそれなりに工夫はして頑張って来ていました。
しかし、それでも限界があり、仕方がないものなのかな、と考えてしまっていました。
ところが、2003年秋9月恩師ラム先生の元で、1週間缶詰状態でプライベートレクチャーをしていただいて世界が完全に変わりました。
そこで、ラム先生が見せて下さった手術の仕方、圧倒的な低侵襲外科手術に私は魅せられました。
凄い!凄い!こんなことが出来るんだ!毎日毎日感動と驚きの連続でした。
直ぐに歯が入る!何と言う低侵襲な手術の仕方!本当にこんなことが出来るんだ!!!
でも、その直後のAAPアメリカ歯周病学会に参加したら、全然違ったんです。
えっ?これは何・・・と私は驚きました。
そして、私は率直にラム先生に、学会で先生のような発表見ないんですが?と質問してしまいました。
その時のことを、ラム先生とのやり取り、笑顔を、私は生涯忘れません。
「ノリ、ユー・ルック・ザ・トゥルース。ユー・トラスト・ミー。」
「ノリ、お前は真実を見た。俺を信じるか。」
その瞬間に私は電撃に打たれたように、ああラム先生は私に本当に凄いモノ、世界の最先端中の最先端の教えを授けて下さったんだ、と確信したんです。
「イエス、オフコース。アイ・トラスト・ユー・フォーエバー。ユー・アー・マイ・エターナルメンター。」
「ハイ、勿論です。私は永遠にあなたのことを信じます。あなたは生涯のお師匠様です。」
こう答えた時のラム先生の本当に嬉しそうな笑顔。
私の肩を抱き寄せて、しっかりとグッと力を入れて下さいました。
そして、親指立てて、良いね!として下さったんです。
嬉しかった、本当に嬉しかった。
あの時の嬉しさ、いただいた力が原動力となって、前人未到の誰の紹介もなく、コネ、伝手もなしでPRD2004ポスタープレゼンに挑み、100倍以上の競争率に打ち勝って発表の栄誉を得られたのです。
正しく、ラム先生のお蔭、としか言いようがありません。
続けて2007年にも続報をPRDで出しましたが、全てはあの感激といただいた力によるもの、と言えるでしょう。
生意気な言い方ですが、ラム先生の方法の正しさを私が証明して発表した、と思っています。
今日出している症例も、正にラム先生の薫陶のものです。
ただ、日本人にはそのままは難しい所もありましたので、私が創意工夫して改良改善加えながらしておりますが。
原理原則は変わりなく、一回限りの手術の抜歯即時植立即時荷重インプラント治療、です。
ラム先生流、です。
なので、低侵襲に徹し腫れ痛みのないように最大限配慮して治療しました。
そして、10年近くの経過が過ぎてこのままで安定しております。
長期経過が良いこと、もラム先生の治し方の凄さです。
その理由の大きなものは、やはり生体に負担を強いない、生体の治癒能力を最大限に引き出す低侵襲な外科手術の仕方、にあると言えるでしょう。
今尚facebookで見ていると、全く違う手術回数重ねるとか、患者さんのお口の中を色々と傷付けるやり方が一般的に普及してしまっています。
そうではない治し方。
ラム先生流。
私は生涯この治し方の正しい普及、伝道に努めます。
患者さんへ、インプラント手術を甘く考えてはいけません。
受けてしまって、こんな手術後何回するの?となってしまってはいけません。
初めてインプラント手術を受けられる患者さんの殆どの方が、低侵襲の治し方を知らないでインプラントってと語っています。
手術による大変な思い、辛い思いは軽く出来るのです。
腫れることも痛むことも、小さく小さくすることが出来るのです。
しかも、その方が治る期間が短いんです。
何故かと言えば、生体を苛めないから、です。
生体を苛めないから、治る治癒力を最大限に引き出せて、治癒期間を半減以上に出来るんです。
後悔することのないインプラント治療を受けていただく為に、よくよく考えて下さい。
セカンドオピニオンもお受けしています。
悩まれるなら、お話聴きに来て下さい。