大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

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痛くしない治療方法の仕方を徹底する方法

2019年09月04日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

歯医者は基本的に嫌われます。

 

何故なら、痛くされると思われているからです。

 

痛くしない為の麻酔の注射自体が嫌で、その先の治療なんて考えもできない、なんて方も少なくありません。

 

しかし、本当に痛くしない治療をすること、はできるんです。

 

それはシンプルです。

 

まず麻酔の注射を痛くしない。

 

そして、治療自体も侵襲が小さく、速やかに治って、麻酔が切れた後でも痛く無いように治療をする、と言うことです。

 

文章に書くとシンプルです。

 

では、具体的にどうすれば良いのか?

 

まず、麻酔の注射ですが、必ず表面麻酔をしっかりとすることです。

 

それから、麻酔する時に、粘膜の表面を覆っている角化層にだけ針先を入れて、ゆっくりと麻酔液を入れて行きます。

 

角化層には実は痛覚神経は来てないんです。

 

簡単に言うと、角化層とは皮膚粘膜の表面層のことです。

 

そこに痛覚神経が来ていたら、風が当たったり、モノに触れたりするだけで痛みを感じて仕方がなくなり、それでは生活ができない為に来てないんです。

 

その層の厚みはほんの少しですが、その層にだけなら表面麻酔も要らないくらいなんです。

 

そして、角化層のすぐ下に真皮層が来ていて、そこには神経末端が来ていますから、そこを刺激すると痛むので、表面麻酔を浸透させて置けば良いのです。

 

で、角化層内に納まるように麻酔液を入れ、真皮の中に浸潤して行くのを待ってから針先を進めて中に麻酔液を入れれば、痛くなく麻酔ができるんです。

 

これらを手順をしっかりと守って、麻酔の効いている範囲を広げて行けば、麻酔は痛くなく必要な範囲までできます。

 

チャンとできていれば、麻酔されてる感じと言うよりも、痺れてる感じがじんわりと広がって行く感じがするだけで済むんです。

 

残念ながら、この痺れて行く感覚が痛い、と言う患者さんの場合には、それでも痛い、と言われてしまうかも知れませんが、痛覚神経を刺激しないでする方法は上記の方法でできます。

 

 

その先の治療、手術は、ひたすら生体の侵襲を小さくすること、を考える、です。

 

コツを言えば、腫れないように考える、です。

 

腫れない、は出血させないと言うか、させ過ぎない、ことに留意する、と言うことです。

 

そうすれば、私が実例で上げているような術後経過を出せるようになります。

 

 


腫らさず痛がらせない、上手くできたようです。

2019年09月04日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話


昨日の親知らずの抜歯のご報告です。

お約束したように、腫らさず痛がらせないが何とかできたようです。

ほっとしました。

手術後の治り方、耐えられないほど辛い痛みとか腫れ上がるとか、日常生活に支障をきたすような手術は避けるべきです。

今後ますます手術後の治癒期間の患者さんの日常を守れるか否か、が求められるでしょう。

歯科で行う手術、親知らずの抜歯、歯周再生外科、そしてインプラント外科、どれも失礼ですが、命に関わるような入院を要するようなモノではありません。

だから、通常は通院で治さなければならない。

つまり、患者さんは日々の生活を過ごせることを当たり前のように求めます。

それらに真摯に向き合って、叶えて行くべきです。

これぐらいでできる、こんなもので済ませられる、ができなければならないのです。

歯科こそ低侵襲外科、日常を変えない手術を実現するべきです。

私はその道をこれからも一所懸命に極めて行きます!