こちらの患者さんですが、インプラント治療後8ヶ月が経過しました。
メンテナンスで確認のためのCTを撮影させていただきました。
術前、術後で確認すると、骨が造成されていて、綺麗に治癒しているのが分かります。
私は、ストローマンのテッシュレベルインプラントと言う1回法のインプラントを用いて、こう言う審美部位への抜歯即時荷重インプラント治療をして来ています。
この治療方法の利点は、シンプル・イズ・ベスト、と言うことです。
インプラントの形態が、最初から骨と歯茎の境界を避けていて、侵さないようになってる構造なのです。
つまり、現在心配されているインプラント周囲炎に強い構造を持っている、と言うことです。
で良く言われるのが、私の審美部位への治し方をCTとかで見ていると、骨の高さが被せモノとインプラントの境界あたりまで盛り上がって来る、と言う謎なんです。
一般的には、テッシュレベルインプラントでは、インプラントと被せモノの境界から下2㎜弱の所が骨の高さになるように設計されていて、それが安定してるから良いのだ、と説明されます。
しかし、私のしているインプラント治療では、本来落ち着くはずの骨の高さから2㎜以上も盛り上がって、しかもそれが経過が良いと言うのが謎だそうです。
これに関しては、私はこの治し方をずっとして来てるので、審美部位に留まらず、ストローマンテッシュレベルインプラントの健康的な治り方として、このような治り方をいつも見て来てます。
そして、天然歯と並んでいるインプラントで、骨の高さが綺麗に揃って治ってしまってるのが、とても不思議な現象だそうです。
まるで本当に天然歯で治ってるような画像だ、と不思議がられるんです。
テッシュレベルインプラントは審美部位に弱い、と言うインプラント業界にある常識を覆している、と言われるんです。
そして、私のインプラントの埋め方も独特らしく、良く言われてしまうのが、インプラントの埋め方が深いんじゃない?と言われます。
私からすると、生物学的な組織のルールから逆算して、綺麗に審美的に被せモノが入る為には、と考えてこの位置に植立してるのですが、これも常識外だそうです。
なので、私にできることは、こうして本当にできている、と言う証拠の症例写真を公開することで証明する、しかないと思っています。
何故これで上手く行くのか?
今信じられているインプラントの治し方の考え方に一石を投じたい、と思っています。
何故なら、この治し方は最初に書いているようにシンプル・イズ・ベストで、患者さんは1回の手術だけで解決し、治療期間も短いですし、処置、手術も何回もされたり、骨の移植とか歯茎の移植とか、痛い手術をしないで済んでしまうから、です。
治療術式は、とてもシンプルです。
抜歯即時植立、即時荷重インプラントするだけ。
それも低侵襲な手術でしますから、腫れ痛み、辛い思いをすることも殆どありません。
世界的な学会で報告されている、同じような審美部位への抜歯即時荷重インプラント治療では、ボーンレベルインプラントを用いて、骨造成、歯茎の移植手術等の侵襲の伴う処置が主流です。
なので、患者さんはそれなりに苦労を為されることが多いんです。
私のやり方なら、日常生活送りながらインプラント治療を受けることも可能です。
実際、休めないお仕事を縫ってインプラント受けて、直ぐにその足で仕事に行って、翌日もちゃんと仕事して、と言う方も沢山います。
それと言うのも、テッシュレベルインプラントを使って、シンプルな処置に徹しているからだ、と自分では確信しています。
但し、このインプラント治療は、とても難しい、と評価いただくことが多く、インプラントポジション、骨の造成、歯茎の再生の為の処置で、患者さんごとの個別の対応が必須だ、と言うことは明言出来ます。
その解明、答えがこのCT画像に全てある、と言うことも申し添えて置きます。
シンプル・イズ・ベストなインプラントで審美部位でもチャンと治す。
それをこれからも追究して参ります。
苦労することなく、腫れ痛みなく綺麗に早く、仕事の間を縫って休まないで治したい方、是非ご相談にお越し下さい。
ご一緒に良き解決方法を探します。