大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

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痛くない歯科治療、手術のために

2019年09月06日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話



歯科治療が痛い、と言われるのは、麻酔がきちんと効いてないで我慢をさせて治療するからです。

特に下顎の奥歯。

この部位は、麻酔が効きにくく、患者さんを苦しめる代表です。

それらに対して、何とか麻酔を効かせる方法は、この写真のように伝達麻酔をするのが良いです。

この方法は、神経の走行を考えて、その大元に痛覚を遮断する方法で、下顎の奥歯の治療、手術の痛みを取り去るのにかなり有効です。

ところが、意外にこの下顎の伝達麻酔を行う先生は少ない、少数派なんです。

私のセミナーのインプラント寺子屋で、この話をする時に、必ずいつもしてる方?と挙手をお願いしているのですが、残念ながら余り手が上がらないんです。

とても残念ですが、事実です。

私は、幸いに歯科医になって直ぐ、お師匠さまに教えられて、伝達麻酔をやり続けています。

下顎の奥歯の治療、手術では、伝達麻酔はかなりの割合でしています。

勿論、この麻酔だけで、完全に痛みを遮断できませんから、通常の浸潤麻酔もしっかりとしています。

なので、例えば下顎の水平埋伏智歯抜歯の時には、伝達麻酔で1本、浸潤麻酔で1本は使います。

そうすることで、まず痛みを遮断できます。

痛みを遮断できることが、治療とか手術後の痛みをとても小さくできる、と言うことは、論文でも証明されています。

嫌いな言葉ですが、エビデンスがある訳です。

私の親知らずの抜歯が痛がられない腫れない理由に、こう言う細かいこともある、と思っています。

私はこの伝達麻酔を広めたい、と思っています。

今日の写真は、とても良いものなので、使わせていただきました。

特に業界の人に読んで欲しいです。