大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

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インプラント周囲炎からリカバリー、即時荷重インプラントと骨造成GBR、歯肉造成 1ヶ月の報告

2019年09月12日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話


こちらの方の経過報告です。




時間の経過と共に落ち着いた感じになって来ています。

大変に難易度の高い手術でしたが、患者さんの全面的なご理解とご協力をいただき、無事に1ヶ月以上を越えました。

まず厳しい最初の期間を越えられた、と思います。

この方の最初のレントゲン状態では、かなりの骨と歯肉を失うことが危惧されます。

では、この周囲炎を起こしたインプラントを撤去すれば良いのか、と言うと、そう言う訳には簡単には行きません。

多分それでは、相当骨も歯茎もなくなってしまうからです。

病巣を取り除き、感染の恐れのない状態に戻したとしても、そこから骨や歯茎をここの部位に造るのは大変な困難を極めます。

手術部位はお顔のまん真ん中、最も審美性を問われる所ですから。

何回もの手術をするのもはばかられます。

勿論、腫れ上がったり、痛がられたりの手術もできません。

でも、何とかして助けて差し上げないと、この患者さんの未来は大変なことになってしまいます。

インプラント周囲炎問題ですから。

この問題は、残念ながら益々増えて来る、と危惧されます。

私だって偉そうには言えません。

全てのインプラント患者さんをフォローできてる訳でもないので、何処かで起こしてるかも知れないからです。

今回は、死力を尽くし何とか解決できました。

いつも手術には全力であたりますが、この時には終わった後ヘロヘロでした。

無事経過してくれて、本当に良かったです。

神さまありがとう。