私の本ははっきり言って、時代の最先端の更にその先を行っているもので、かなりアドバンスな内容をシンプルに分かり易く紹介しているものです。
本の中でも書いていますが、分かり易いと本当に分かって出来る、とは同じではありません。
勉強会やセミナーに出ると必ず、あれは知っている、やっている、出来ていると自己評価して自分の臨床に自信を持って、講師とかを大した事がないと見做してしまう方がいます。
同じような例としては、本でも紹介していますが、デビット・ガーバーが最近富に歯茎まで技工士に作って貰って治している症例を出しているのに対して、日本のDRは最初殆ど何だ、ガーバーこんな程度なのかと見て馬鹿にしていたりしましたが、それは大いなる勘違いなのです。
その事に関しては拙著内で言っていますが、患者さんへの満足への提供手段として、ああ言う手を紹介出来る事が凄い事で、1つの症例を追い掛けて全て仕上げて出せている、と言う事は凄い事なのです。
セミナーとかで講師を甘く見るDRは、自分のベストをそれぞれの患者さんで組み合わせて、頭の中で創り上げて出来ると自己評価を甘く下しているのです。
それでは全く意味がない、と言う事に気が付かないといけないのです。
全てを緩みなく仕上げて、その上ででないと、まず土俵にすら上がれていないのです。
そこを理解出来ないといけません。
最近のセミナーは受講生に優しくて、厳しい意見を言うDRは嫌われて、やがてセミナー自体が消滅しますが、実はそれでは本当の意味でそのDR,更にはその患者さんが幸せになっていかないのです。
なあなあ、まあこんなもんだろう、で終わってしまうのです。
これでは絶対にいけません。
セミナーしたり、本を書いていたりするDRと同列のレベルで安穏としていないで、更にその上を超えて、もっと凄い事をやって見せる、と意気軒昂に志を抱いて欲しいのです。
格言であるのをご存知かもしれません。
自分と同じくらいだな、と見える者は、実は自分よりもずっと上で、自分が上だな、と思える者は、実は自分と同程度である、と言うものを。
私も肝に銘じています。
アドバンスな事を書いている本ですが、一人一人の患者さんで基礎から、根管治療、歯周病治療、咬合調整、義歯に基づく補綴デザインまで完璧に仕上げて取り組んで実績を積み重ねて欲しいと思います。
自らの臨床の記録に勝る師は有りません。
本当に出来ているのかどうか、10人やって追い掛け続けて行けば、必ず分かると思います。
志をもっともっと高く高く抱いて、患者さんの為に頑張って欲しいと思うのです。
そして、是非素晴らしい世界をもっと開いて欲しい、と心底願っています。
セミナーレベル、本レベルで満足しないで、更なる上を目指して下さい。
その時には、私にも是非教えて欲しい、とお願いします。
私の提言が真摯に受け止められ、良き時代になるように願って止みません。
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面白いと思われました方、是非DVDも見てみて下さい。
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臨床の実力と書く実力、そしてそれを上手く伝える話し方が出来る事。
ハードル高いかも知れませんが、種火を灯す仕事を生涯の一つの仕事として頑張りたいと思います。
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