のめないのだ！

唐突ですが……下戸です。

お酒、一口も飲めない（飲まない）わけではありませんが、
そうとう弱いです。

病院で採血やら注射をするとき、
アルコールで腕を拭きますが、
拭いた部分が即、真っ赤っ赤に

「お酒、弱いほうでしょう？」
と、お医者さんからも言われるので、
やはり生来、体質的に合わないようです。


お酒の席も、あまり好きではない。
「飲み会」と銘打った集まりはパスします。
「食事会」なら参加。お酒が出るとしても。

飲兵衛のなかには、下戸に対して

「酒が飲めないなんて、かわいそう。
　何が楽しくて生きてるんだか？」

とかホザくヤカラがいますが、
そういう飲兵衛の飲み代を
少なからず負担してあげてるのが
下戸たちなんだけどね

ああ、割り勘負けの人生……

「お酒が飲めるって、そんなに偉いんですか？」

とは、落語の柳家小三治師匠のお言葉。
落語ＣＤの、まくらで聴きました。

まったくもって同感

小三治師匠もお酒が苦手らしいと知って、
もともと小三治ファンだった、のり屋のバーサン、
ますますファンになりましたよ

ところが。

ことほどさように、
お酒を忌み嫌って（？）いるのに、
何故か飲み助に間違われがちなバーサン。

古い友達からも、
いまだに酒好きと勘違いされることが。

心外だ～っ


画像は、
埼玉県狭山市にあるお寺、
『徳林寺』井戸脇の立て札。
「のめない水なのだ！」ってことらしい