冬のトゲ

６年くらい前から…かなぁ。

今の犬を飼う前、
先代犬を飼ってた頃から。

冬場の散歩中、
犬の毛やウェアに
長さ８～９mmくらいのトゲみたいなのが
引っつくようになった。

帰宅後、それが室内に落ち、
靴下に刺さったりすると、
チクッと痛い

何の植物？
何のトゲ？
そもそもトゲなのか？？

「冬　引っつく　トゲ」

などとネットで検索してみても、
ずっとわからないままだった
そいつの正体

このたび、ついに判明しました

【センダングサ】キク科／１年草

一見、トゲ状の物体は、
タネだったのでした

『柳宗民の雑草ノオト ２』（毎日新聞社刊）

に寄れば、
もともとは中米から南米生まれの雑草。

冬になると突起のあるタネをつけ、
それが人や動物に引っつき、
日本にも運ばれ、
分布を広めてきたそうだ。


我が家近辺では、６年くらい前から、
急激に増えてきたってことかな？
それ以前は見たことなかったから。

３年半前。
先代犬が亡くなった翌朝のこと。

目覚めたら枕元に、
このトゲ…じゃなくて、タネが１ケ、
ポツンと落ちていた。

あれは真夏だったのに…

不思議なできごとで、
いまだに忘れられません。