出先で2時間ほど
時間をつぶす羽目に。
手近な書店で何の予備知識もなく買い、
カフェで読んだ文庫本。
『終点のあの子』柚木麻子・著
(文春文庫刊)
東京にある、
中高一貫の私立女子校を舞台にした、
少女たちの物語。
コワい!
スルドい!
でも面白い!!
ページをめくる手が止まらなくなった。
この小説を読んで、
非・女子校出身者や男性は、
こう思うかもしれない。
「私立の女子高って、
こんなにドロドロしてるんだ…」
いや、それは違うよ
さすがにここまでは…
と言いたいところだが、、、
東京の中高一貫の私立女子校出身者としては、
ここに描かれるクラス内のグループ分けなど、
「あるある、わかる~」的、
当たらずとも遠からじ的、
似て非なる、非て似なる(そんな日本語ないか)、
身に覚えのある世界なのだった
センスも頭もいい、
一見、カリスマ少女。
恵まれた境遇を鼻にかけ、
周囲を見下しているうちに、
周囲から見放され、
おちてゆく。
それをザマーミロと思いながら
読み進める自分にもゾッとしたけど
最終章のラスト。
その少女がはじめて
なりふりかまわず弱さをさらけだし、
本当の友達を得つつある場面で、
素直にホッとしたことも確か。
なんなんだ、
この痛々しくも愛おしい世界は
巻末の解説によれば、
作者の柚木さんも
中高一貫の私立女子校出身とか。
だとしたら、多少なりとも、
自身の体験も反映させているだろう。
鋭敏な観察力、
ウラのウラまで見透かすような洞察力を
敬遠する同級生もいるだろうなぁ。
クラス会には行きづらいんじゃ…??
などと、
余計な心配をしてしまうほど。
大きなお世話ですね
自分の体験から言えば、
「女って怖ぇぇぇ~~」
いや、正確には「世の中には怖い女がいる~っ」
って、心底ビビったのは、
女子校時代ではなく、社会に出てから。
仕事の場、仕事の人間関係で、だった。
(ま、そこまで恐ろしい女には、
10年に1人会うか会わないかだけど)
それに比べたら、
女子校時代のイザコザなんて、
可愛い可愛い!?
時間をつぶす羽目に。
手近な書店で何の予備知識もなく買い、
カフェで読んだ文庫本。
『終点のあの子』柚木麻子・著
(文春文庫刊)
東京にある、
中高一貫の私立女子校を舞台にした、
少女たちの物語。
コワい!
スルドい!
でも面白い!!
ページをめくる手が止まらなくなった。
この小説を読んで、
非・女子校出身者や男性は、
こう思うかもしれない。
「私立の女子高って、
こんなにドロドロしてるんだ…」
いや、それは違うよ

さすがにここまでは…
と言いたいところだが、、、
東京の中高一貫の私立女子校出身者としては、
ここに描かれるクラス内のグループ分けなど、
「あるある、わかる~」的、
当たらずとも遠からじ的、
似て非なる、非て似なる(そんな日本語ないか)、
身に覚えのある世界なのだった

センスも頭もいい、
一見、カリスマ少女。
恵まれた境遇を鼻にかけ、
周囲を見下しているうちに、
周囲から見放され、
おちてゆく。
それをザマーミロと思いながら
読み進める自分にもゾッとしたけど

最終章のラスト。
その少女がはじめて
なりふりかまわず弱さをさらけだし、
本当の友達を得つつある場面で、
素直にホッとしたことも確か。
なんなんだ、
この痛々しくも愛おしい世界は

巻末の解説によれば、
作者の柚木さんも
中高一貫の私立女子校出身とか。
だとしたら、多少なりとも、
自身の体験も反映させているだろう。
鋭敏な観察力、
ウラのウラまで見透かすような洞察力を
敬遠する同級生もいるだろうなぁ。
クラス会には行きづらいんじゃ…??
などと、
余計な心配をしてしまうほど。
大きなお世話ですね

自分の体験から言えば、
「女って怖ぇぇぇ~~」
いや、正確には「世の中には怖い女がいる~っ」
って、心底ビビったのは、
女子校時代ではなく、社会に出てから。
仕事の場、仕事の人間関係で、だった。
(ま、そこまで恐ろしい女には、
10年に1人会うか会わないかだけど)
それに比べたら、
女子校時代のイザコザなんて、
可愛い可愛い!?