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第78回アカデミー賞・覚え書き

2006-03-06 | movie/劇場公開作品
…思いっきりコピペなんですけど…。
★が受賞作品です。

作品賞[Best Picture]
★『Crash/クラッシュ』
『Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン』
『Capote/カポーティ』
『Good Night, and Good Luck/グッドナイト&グッドラック』
『Munich/ミュンヘン』

監督賞[Directing]
★アン・リー
 『Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン』
ベネット・ミラー
 『Capote/カポーティ』
ポール・ハギス
 『Crash/クラッシュ』
ジョージ・クルーニー
 『Good Night, and Good Luck/グッドナイト&グッドラック』
スティーヴン・スピルバーグ
 『Munich/ミュンヘン』

主演男優賞[Actor in a leading role]
★フィリップ シーモア・ホフマン
『Capote/カポーティ』
テレンス・ハワード
 『Hustle & Flow』
ヒース・レジャー
 『Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン』
ホアキン・フェニックス
 『Walk the Line/ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』
デヴィッド・ストラザーン
 『Good Night, and Good Luck/グッドナイト&グッドラック』

主演女優賞[Actress in a leading role]
★リース・ウィザースプーン
 『Walk the Line/ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』
ジュディ・デンチ
 『Mrs. Henderson Presents/ミセス・ヘンダーソン・プレゼンツ』
フェリシティ・ハフマン
 『Transamerica/トランスアメリカ』
キーラ・ナイトレイ
 『Pride and Prejudice/プライドと偏見』
シャーリーズ・セロン
 『North Country/スタンドアップ』

助演男優賞[Actor in a supporting role]
★ジョージ・クルーニー『Syriana/シリアナ』
マット・ディロン
 『Crash/クラッシュ』
ポール・ジアマッティ
 『Cinderella Man/シンデレラマン』
ジェイク・ギレンホール
 『Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン』
ウィリアム・ハート
 『History of Violence/ヒストリー・オブ・バイオレンス』

助演女優賞[Actress in a supporting role]
★レイチェル・ワイズ
 『The Constant Gardener/ナイロビの蜂』
エイミー・アダムス
 『Junebug』
キャサリン・キーナー
 『Capote/カポーティ』
フランシス・マクドーマンド
 『North Country/スタンドアップ』
ミシェル・ウィリアムス
 『Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン』

長編アニメ賞[Animated Feature Film]
★『Wallace & Gromit: The Curse of the Were-Rabbit/
 ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』
『Howl's Moving Castle/ハウルの動く城』
『Tim Burton's The Corpse Bride/ティム・バートンのコープスブライド』

外国語映画賞[Foreign Language Film]
★『Tsotsi/ツォツィ』(南アフリカ)
『Don't Tell/ドント・テル』(イタリア)
『Joyeux Noel/戦場のアリア』(フランス)
『Paradise Now/パラダイス・ナウ』(パレスチナ)
『Sophie Scholl The Final Days/白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』(ドイツ)

脚本賞[Original Screenplay]
★『Crash/クラッシュ』
『Good Night, and Good Luck/グッドナイト&グッドラック』
『Match Point/マッチ・ポイント』
『The Squid and the Whale/イカとクジラ』
『Syriana/シリアナ』

脚色賞[Adapted Screenplay]
★『Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン』
『Capote/カポーティ』
『The Constant Gardener/ナイロビの蜂』
『A History of Violence/ヒストリー・オブ・バイオレンス』
『Munich/ミュンヘン』

美術賞[Art Direction]
★『Memoirs of a Geisha/SAYURI』
『Good Night, and Good Luck/グッドナイト&グッドラック』
『Harry Potter and the Goblet of Fire/ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
『King Kong/キング・コング』
『Pride & Prejudice/プライドと偏見』

撮影賞[Cinematography]
★『Memoirs of a Geisha/SAYURI』
『Batman Begins/バットマン ビギンズ』
『Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン』
『Good Night, and Good Luck/グッドナイト&グッドラック』
『The New World/ニュー・ワールド』

衣装デザイン賞[Costume Design]
★『Memoirs of a Geisha/SAYURI』
『Charlie and the Chocolate Factory/チャーリーとチョコレート工場』
『Mrs. Henderson Presents/ミセス・ヘンダーソン・プレゼンツ』
『Pride and Prejudice/プライドと偏見』
『Walk the Line/ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』

編集賞[Film Editing]
★『Crash/クラッシュ』
『Cinderella Man/シンデレラマン』
『The Constant Gardener/ナイロビの蜂』
『Munich/ミュンヘン』
『Walk the Line/ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』

メイクアップ賞[Makeup]
★『The Chronicles of Narnia: The Lion, The Witch and The Wardrobe
 ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女』
『Cinderella Man/シンデレラマン』
『Star Wars: Episode III - Revenge of the Sith
 スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』

作曲賞[Music (original score)]
★『Brokeback Mountain/ブロークバック・マウンテン』
『The Constant Gardener/ナイロビの蜂』
『Memoirs of a Geisha/SAYURI』
『Munich/ミュンヘン』
『Pride & Prejudice/プライドと偏見』

オリジナル歌曲賞[Music (original song)]
★『Hustle & Flow』“It's Hard Out Here for a Pimp”
『Crash/クラッシュ』“In the Deep”
『Transamerica/トランスアメリカ』“Travelin Thru”

音響賞(録音賞)[Sound Mixing]
★『King Kong/キング・コング』
『The Chronicles of Narnia: The Lion, The Witch and The Wardrobe
 ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女』
『Memoirs of a Geisha/SAYURI』
『Walk the Line/ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』
『War of the Worlds/宇宙戦争』

音響編集賞[Sound Editing
★『King Kong/キング・コング』
『Memoirs of a Geisha/SAYURI』
『War of the Worlds/宇宙戦争』

視覚効果賞[Visual Effects]
★『King Kong/キング・コング』
『The Chronicles of Narnia: The Lion, The Witch and The Wardrobe
 ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女』
『War of the Worlds/宇宙戦争』

ドキュメンタリー賞[Documentary Feature]
★『March of the Penguins/皇帝ペンギン』
『Darwin's Nightmare』
『Enron: The Smartest Guys in the Room』
『Murderball』
『Street Fight』

ドキュメンタリー短編賞[Documentary Short Subject]
★『A Note of Triumph』
『The Death of Kevin Carter』
『God Sleeps in Rwanda』
『The Mushroom Club』

実写短編賞[Live Action Short Film]
★『Six Shooter』
『Ausreisser (The Runaway)』
『Cashback』
『The Last Farm』
『Our Time Is Up』

アニメーション短編賞[Animated Short Film]
★『The Moon and the Son: An Imagined Conversation』
『Badgered』
『The Mysterious Geographic Explorations of Jasper Morello』
『9』
『One Man Band』

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作品賞が『ブロークバック・マウンテン』ではないとは…。
『グリーン・デスティニー』にはあげるのに??
見てないからなんとも言えないけど。
今年は作品賞と監督賞がまったくかぶってたんですねー。

ニュースでは『ハウル…』が獲らなかったことばかり言ってるけど、
ったりめーだろ!と言いたい。

とりあえず上映中の中で『ウォーク・ザ・ライン…』を見ていないので、
見に行かないといかんなーと思っております。
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【今週のウチシネマ】続・ジューンアリソン嬢

2006-03-04 | movie/【今週のウチシネマ】
次は『甦る熱球』。
監督はサム・ウッド、というと私にとっては
『オペラは踊る』の監督という知識しかありませんが。
この作品も、ジューン・アリソン嬢とジェイムズ・スチュアートの共演。
内容も『グレン・ミラー物語』に近い夫婦の絆を描いてますが、
こちらは挫折と再生エピソードも加わってます。

テキサスの田舎で母と二人、
農場と綿で生計を立てているモンティ(J・スチュワート)の楽しみは
野球チームでピッチャーとしてプレイすること。
野球場までの何キロもの道を徒歩で歩いて帰っても苦痛に思わない。
そんな彼の投球を見て、ひとりの浮浪者然とした男が声をかけてくる。
なんでも彼はかつては名捕手として知られ、
酒が原因で球界を去ったバーニー・ワイルだという。
彼はバッテリーを組んでいたホワイト・ソックスの監督に掛け合うから、
一緒にカリフォルニアへ行こうと誘う。
大好きな野球で稼げる!と喜んで誘いを受けたモンティだったが、
堅実な生活を望むモンティの母は、もちろん反対。

バーニーは仕方なく様子を見ることにし、
農場の手伝いをするという名目で家に住み込み、
作業のスキをぬってはモンティに投球のアドヴァイスを与えた。

そして、モンティの腕がバーニーの理想に近づいたころ、
やっといとこに農場の仕事を手伝わせると母を説得し、
カリフォルニア行きの承諾を得ることができた。

カリフォルニアにやってきたモンティは、
成り行きでエセル(J・アリソン)という女性とデートすることになる。
見るからに田舎もののモンティに、始めは嫌悪するエセルだったが、
女性に誠実で、エセルがまだよく知らない野球に対する情熱を語る姿を見て、
しだいに親しみを抱き、交流を深めていく。

バーニーの紹介で投球テストを受け、
何とかホワイトソックスの監督と契約を交わし、
バーニーも彼のトレーナーとしてチームに加わることになった。

これでやっと野球が出来ると信じていたモンティだが、
契約したものの、なかなかマウンドには上げてもらえない。
バーニーもやきもきしていたが、やっと出番を指名されたと思うと、
相手は強豪、ヤンキース。
モンティは完全にヤンキース打線に打ち負かされ、
メジャーからはずされることになってしまう。

失意を抱えて二軍に送られたモンティは、
オマハにあるエセルの実家を訪れる。
そこで、彼女の励ましを受けた彼は
エセルのために再びメジャーで活躍することを誓う。


オマハで活躍してメジャーに復帰出来たモンティは、
改めてヤンキースとの試合で投げきって、見事勝利します。
エセルと結婚し、子供ももうけ、幸せな生活が始まると思われたのですが、
実家で狩猟に出かけていた彼の持っていた銃が暴発し、
片足を切断する事故が起きてしまいます。

そこからが、この映画の一番の見せ場でもあるんですが、
足を失って、野球人生も同時に失い、
自分の子供が歩けるようになっても、
「足があるんだから歩けて当然」と
愚痴ばかり言うようになってしまったモンティを、
エセルや母たちはどうすることも出来ません。
それでもエセルだけは、めげずにボールやグローブを持って彼に、
「これはもう捨てちゃってもいいの?」をまっすぐに問いかけます。



セミロングの髪を二つわけにしたエセルは可愛いです。
カリフォルニアの頃の上品なお嬢さんの雰囲気もよいけど
テキサスのアメリカ娘って感じで魅力的。
モンティとキャッチボールをするシーンは、
特に印象に残るシーンのひとつです。

それと、モンティとのダンスシーン。
これはネタバレになっちゃいますけど。
素敵なエピソードです。

『グレン・ミラー…』よりは劇的な感触が足りないんですが、
伝記もので、苦悩する主人公を家族が支える映画っていうのは、
アメリカの映画の一ジャンルともいえるのではないかと私は思うのであります。

そしてそこにはJ・アリソン嬢がやっぱりいた!ということで、
私の理想は、やはり間違っていなかったなーと思うのであります。

次は『姉妹と水兵』を見たいんだけど、
…探してもなかなかないんだよねー。
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