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【リーグ・オブ・ジェントルマン】メンバー共演情報/2012年11月〜2014年

2014-11-29 | TV/リーグ・オブ・ジェントルマン

このページでは、
英国BBC製作のTVコメディ番組「リーグ・オブ・ジェントルマン(The League of Gentlemen、以下TLoG)」
メンバー4人の最新情報を更新しています。
原則、単独の活動ではなく、メンバー2人以上が関わった作品のみを取り上げています。

古い順から並んでいますが、
同じ話題の追加情報は更新日も含めて同じ項目に記載されています。
追加情報が増えた場合には、別の記事として独立させる予定です。

2015年の最新情報はこちら

TLoGについて、詳しく知りたい方は、こちらからどうぞ!
※正式には"ジェントルメン"ですが、日本版DVDタイトルにあわせて"ジェントルマン"と表記しています。


(2012年11月追加情報)
●リース&スティーヴが脚本・出演する'Inside No. 9'の撮影が開始。
 やはりお得意のダーク・コメディとなる様子。
 放送は2013年秋頃?
 → 2014年2月に放送されました。全6話、一話完結のシリーズです。力入ってます!
  分かりやすく言うと、世にも奇妙な物語のReece&Steve版といった感じ。
  TLoGファンなら楽しめると思いますよ! ゲストも豪華だしオススメです。amazon uk


A canine inconvenience - Inside No. 9: Episode 2 Preview - BBC Two

↑これ、声出して笑ってしまったw

(2014.4更新)
続編も製作予定とのこと!

(2014年6月更新)
'Inside No.9'の第2話'A Quiet Night in'が
カナダのBANFF World Media Awardsで賞を取ったらしい!
彼らが特に推してた上述のサイレント・コメディ回です。やったね!
スティーヴ曰く「劇中では絵画を盗めなかったとしても、カナダから賞は盗んだぞ!」

(2014年9月更新)
リースとスティーヴはInside No.9の新シリーズの執筆に取りかかっているようです。



(2014年11月更新)
ついにS2が新年に放送されるようです!全6話!



(2014年12月更新)
読み合わせも行われた模様。



…続きは2015年以降の更新記事参照



●リース&スティーヴ&マークが"Horrible Histories"のスケッチ'Movie Pitch'を新たに撮影したらしい!
 


5/28から5本のスケッチが放送されました!(2012. 6/1更新)
↓↓↓
Horrible Histories Movie Project Mary Shelly



(Horrible HistoriesはS5で終了とのこと。
 英国の歴史がコメディで学べて楽しかったのに残念…。)



(2012年12月追加情報)
●ジェレミーが監督・脚本を担当するコメディ'Psychobitches'にリース&スティーヴ&マークが出演!
 ある意味、4人揃った再結成かも。
 ↓こちらで'Psychobitches'に登場するマークとJulia Davisの姿が見られます。
 TLoGで培った'女装力'をここでも発揮していますw
Playhouse Presents Season 2 (Promo Trailer)


(6/1更新)
5/30に放送されました!
↓↓↓
Mark Gatiss as Joan Crawford in Psychobitches


(2014年11月更新)
"Psychobitches"シリーズ2にリースが再び出演するようです。

マーガレット王女としてエリザベス皇太后と共にカウンセリングを受けているようです。

Psychobitches: Queen Mother and Princess Margaret




(2013年2月追加情報)
●マークが製作総指揮&脚本を務めるドクター・フー50周年記念のドキュメンタリー・ドラマ
 'An Adventure in Space and Time'にリースが出演

(2014年2月更新)
2013年11月21日に放送されました。これは傑作です!
ドクター・フー好きもそうでない方も楽しめるドラマなはず!
リースは確かに少しだけの出演でしたが、
切ない気分になっている視聴者を少し楽にさせてくれる、
彼らしい役割を担っていて嬉しかったです。
マークのスクリプトの中でも抜きん出ている作品ではないでしょうか。
作品紹介はこちらから!

↓2代目ドクター姿のリースと、(劇中には登場しませんが)3代目ドクター姿のマーク。



(2013年10月追加情報)
●Adelphi Theatreでのチャリティー・ギグに出演!
リースがtwitter上でこんな予告をしていたのですが、


なんとリース&スティーブ&マークの3人がチャリティーでロンドンのAdelphi Theatreの舞台に立つそうです!
詳細はこちら(英文)
彼らが一緒の舞台に立つのは2005年以来??
とにかく、3人が生で出揃う貴重な機会です。
ミスター・ビーンでおなじみのローワン・アトキンソンや、「リトル・ブリテン」のマット・ルーカス、
「おーい、ミッチェル! はーい、ウェッブ!!」のミッチェル&ウェッブも登場します。
チケットはこちらから。
(私、筆者は「コリオレイナス」を見に、同じ12月に渡英しますが、このGigは日程的に見られず。
 悔しくて発表された日の晩は泣き続けました。悔しくて死にたいっ!)
  ↓↓↓
(2014年2月更新)
そしてTLoGが久々の共演を果たしました。
サラリーマンコンビが登場する"マウマウ"と、リース扮する演技派?女優・パムと、
ローカル・ショップのタブス&エドワードのスケッチを披露したようです。


舞台での彼らの"定番衣装"=タキシード姿!
"マウマウ"スケッチでは、ちょうど当時発売されていたモンティ・パイソンの復活ライブに引っ掛けて、
「新しいネタやると思うか?」
「いや、疲れた老人がやるのは同じネタだろ」
というやりとりがあったとか(笑)。
でもこの3人も同じスケッチを演じてるわけで、自虐とも取れなくもないです(笑)。
ああ、生で見たかったー。

(2014年9月更新)
未公開だったチャリティ・ライヴのリハーサル&本番画像が公開されました!

これはほんの画像の一部。ソースはこちら



(2014年4月更新)
●2013年12月12日に行われた"The British Comedy Awards"の授賞式にリース&スティーヴ&ジェレミーが出席。

"Best Sitcom"部門のプレゼンターとして登場しました。
マークはおそらく「コリオレイナス」出演中のため欠席。
4人が揃うチャンスだったのに、惜しいっ!



(2014年4月更新)
BBC TWOがジェンツに再結成を持ちかけていたとか。
マーク曰く、
「BBCは(2014年4月の)BBC TWOの50周年で何かやらないかと僕らに依頼してきたけど、時間をくれなかった。
 もし僕らがやるとしたら、きちんと徹底的にやりたいんだ」

ジェレミー曰く、
「(今回の再結成は)ありえないけど、僕らはずっとグループとして一緒にいるし、実現出来たら楽しいよねと言ってる。
 だから、将来どこかで何かが起こってもおかしくはないよね」

リース曰く、
「2019年には、リーグ・オブ・ジェントルマンがテレビで放送開始して20周年になる。
 で、たぶん、なにかやるとしたらその時かな」

そしてスティーヴ曰く、
「たぶん20周年は、僕ら4人がただ家にいて、DVDボックスを持ってきて、
 ソファーに座り、自分たちでそれを見るんじゃないかな!」


4人の言葉を並べたら不思議と起承転結(笑)。

(2014年6月更新)
前述のスケッチショーは実現しませんでしたが、
BBC Twoの特集番組"50 Years of BBC Two Comedy"にReeceとSteveが出演。
TLoGについて語りました。



リースの子供時代、流浪の民が家を訪れてトイレを貸してくれと聞かれる事があり、
お母さんは彼らを入れるのを嫌がったけど、実際迎え入れたらどうなっていたか…という想像が、
パパ・ラザルーのスケッチに生きているとか。

Tubbsが豚にお乳あげてるシーンを振り返ったスティーヴは、
「リハーサルして本番が来て、偽の乳首にバターミルクを塗って、それを豚が嘗めるよね。
 "僕ら何やってんだ…"ってただ思うよ」
と苦笑。(笑)

3人で演じ分けたキャラクターについては、
リース「僕らそれぞれ何役演じた? 20?」
スティーヴ「いや、30。」
リース「30。ばかげてる。僕らまだインタビューされてるよ。
    "新しいキャラクターは?"って。それって冗談やめてくれ!って感じ」

と語り合っていました。


(2014年5月更新)
スティーヴが脚色&出演するBBC Oneのドラマ"Mapp And Lucia"にマークが出演

EF Benson原作で80年代に映像化もされているコメディ"Mapp And Lucia"をスティーヴが脚色。
出演もするとのことですが、このドラマにマークも出演するそうです。
スティーブはAnna Chancellor演じるLuciaの忠実な親友Georgie Pillson、
マークはBenjy大佐を演じるとのこと。

(2014年6月更新)
Benjy少佐に扮したマークの自撮り。


Quai Hai!というのは大佐のお決まりのかけ声みたいです。

↓以下に撮影中の様子や、あらすじ・概要をまとめました!
BBC版"Mapp and Lucia" 〜 女の戦い、最後に笑うのは誰だ?!

source:http://www.ryenews.org.uk/culture/rye-stars-television-jewel, http://www.dailymail.co.uk/


(2014年4月更新)
●"Theatre of Blood"のUKブルーレイ版特典にTLoGのコメンタリーが収録


Vincent Price主演の"Theatre of Blood"(邦題は「シェークスピア連続殺人!! 血と復讐の舞台」)の
5月19日に発売されるUKブルーレイ版にジェンツのコメンタリーが収録されています。
彼らのライヴ盤に収録されているような会話が楽しめるそう。
そして、今後もコメンタリー企画があるのか、リースや発売元のArrow Filmsがこんなツイートをしています。



(2014年6月)
"The Abominable Dr. Phibes"と"Dr. Phibes Rises Again"
(邦題は「怪人ドクター・ファイブス」「怪人ドクター・ファイブスの復活」)のブルーレイBOX

ジェンツの映像特典が入るとのこと。
コメンタリーではないので、映像での語り下ろしのよう。
上述の写真はおそらくこの時のものですね。



(2014年6月更新)
Robert Aickman生誕100年イベントにジェレミー&リースが出席

ロンドンのThe Freud Museumで行われた、イギリスを代表する怪奇小説家、
ロバート・エイクマンの朗読&ディスカッションイベントに、ジェレミーとリースが参加しました。



ロバート・エイクマンは6月27日がちょうど生誕100年だそうで、
それに合わせて、3年前にジェレミーがエイクマンについて取り上げたラジオ・ドキュメンタリーが再放送されています。
併せて、ジェレミー&マークが脚色し、マークが出演したラジオドラマ"Ringing the Changes"も放送されます。
これは2000年放送だと思うのですが、サイトには初放送と書かれていますね…。
ジェレミーの項で前述した短編映画"The Cicerones"は、このエイクマンの短編を元にしています。
The Cicerones (short film)




(2014年9月更新)
●BBC Fourの番組でマークがTLoGの舞台を振り返る。
TLoGが注目されるきっかけとなった芸術祭、エディンバラ・フリンジを紹介する番組"Edinburgh Extra"
マークが出演し、当時を振り返りました。





TLoGはエディンバラ初出演時、Pleasance Atticという小屋でパフォーマンスしたそうです。
確かにこの場所は記録映像か何かで見たことあります。
Atticは「屋根裏」という意味ですよね。客席がパイプ椅子。

1996年の初出演後、ペリエアワードを受賞した1997年には、彼らはすでに評判になっていて、劇場の外に長蛇の列が出来ていたとか。
その中にはスコットランド出身の俳優でコメディアンのRonnie Corbettもいて
「ロニー・コルベットだぁ~!」と列を指差して感激したらしい。
そして、同じ年にすぐにラジオ番組が作られたんですね。




(2014年9月更新)
●20年の年に何かある?
ドラマ"Chasing Shadows"に出演しているリースがBBCのインタビューに答え、TLoGの再結成について語りました。
Edinburgh International Television Festivalに再結成のオファーをされたものの、
プランはなく、何かやるか話してもいないとのこと。
コメディ界のレッド・ツェッペリンみたいですね、と振られると、
リースが考えるTLoGは、誰もが知っていてタクシーの運転手の話題に上がるようなものではなく、
カルトでエリート主義的な強い好みによるもので、
時が経つに連れて神秘的になってくると。

とはいえ、TLoGを見た若い世代が「マイクロフトが女装してる!」と、
シャーロック以前のマークがこんな頭のおかしいことをやってたと知り、
今もそれが生かされ続けているということは素晴らしい、と語っています。
ちなみに、リースは自分の子供に、スティーヴとマークと一緒に出演したHorrible Histories以外、
自分の出演作を見せていないらしいです。30くらいになったら見せると。
ちょっと遅すぎませんか(笑)。



(2014年9月更新)
●10月に4人が集まり"再結成"の話し合いをするかも?


9月5日、reddit.comにて、マークがファンからのQ&Aに答えました。


その中で、来月(10月)にTLoGのメンバー4人全員でランチをする予定があると明かしました。
というのも、マークにはあるアイデアがあるのだとか。
「長い道のりになると思うけど、僕たちにとっていいプロジェクトになるだろう、と思う。
 だから、おそらく将来何かやるという話をするはずだよ」

とのこと。
ちなみに、このQ&Aで一番好きなTLoGのキャラクターはミッキーだと答えています。



「信じられないことに、彼は実在の人間をモデルにしている。
 メイクしたり、歯やかつらを付ける楽しみがあるって素晴らしい。変装を楽しむことはめったにない特権だよ。
 彼を演じるのはいつも大好きだったんだ」

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ウィンザー城

2014-11-24 | 2014年、英国の旅
うかうかしてたらすぐに1年経っちゃうじゃん、と急に焦ってきたので、
久しぶりに旅日記を更新します。

2月1日。
何度か英国に来ている私ですが、観光名所の中の観光名所とも言えるウィンザー城に行ったことがなかったので、
今回の旅では是非行っておきたい!と思っていました。
前日のこともあり、疲れが溜まり、浮かない気分ではありましたが、
天気も良かった(風は強かった)ので楽しみでした。



ウィンザー城を含めた名所を巡るバスツアー等もありましたが、
どうもツアーであちこち巡るとゆっくり見られそうもなかったので、
今回はまっすぐ電車で城だけ目指すことに。



ウィンザー城はウォータールー駅かパディントン駅から向かうことが出来ます。
今回は滞在したホテルからのアクセスがいいのでパディントンからの電車に乗ることに。



たぶんピカデリー・サーカス駅から乗りかえた記憶が。
地下鉄のパディントン駅は、ナショナル・レイルの駅よりも近代的です。



パディントンからウィンザーへ向かう時はスラウで乗りかえます。
そう、"The Office"でお馴染みのスラウ。(と思ってるのは私だけ?)
チケットは予約も出来ますが、余裕で乗れるっしょ、と高をくくって、
自販機で自由席のチケット購入。



列車の発車するプラットホームは、直前にならないと分からないので、
それまで飲み物やクリスプを買ったり、SDカードを買ったりしているうちに、
いつのまにかプラットホームが判明しており、
慌てて乗り込んだ時には席がいっぱいの状態でした。



(立ちっぱなしか…しんどいな…)とげんなりしたのですが、
スラウまでは15分程度なのであっという間。
降りてすぐに乗換の列車を探しました。
が、ウィンザー行きの電光掲示板には駅のホームにはない"Bus"という表記が。
駅員さんに聞いてみると、現在はウィンザーまでは列車ではなくバスで振替運転しているというではありませんか。
そんなこと、聞いてないぞ!(調べてなかっただけか?)
そんなわけで、駅を出て、外のバスに乗り込んだのでした。



バスに乗る時には特にチケットを見せることもなく、
無賃乗車出来てしまう恐れがあるほど、非常に適当です。
バスはほぼ満員で、親子連れや年配の夫婦もいたと思います。
スラウから10分程すると、遠くにウィンザー城が見えてきて、バスはテムズ川沿いに進んで行きます。



そして、ウィンザー&イートン・リバーサイド駅の近くで降りることになりました。



てっきりウィンザー&イートン・セントラル駅で降りると思っていたのに、
別の場所で降りることになってここはどこだよ!とツッコミながら、
ひとまず城伝いに道を歩いて行くと、丸いカーブを描くテムズ・ストリートに出ました。



だんだん観光地ぽい雰囲気に。



こっちが本来降りるはずだった、ウィンザー&イートン・セントラル駅ですね。
駅前でバグパイプを演奏してたおっちゃんが可愛かったので隠し撮りしました。



城の脇のキャッスルヒルに来ると、休憩中の観光客がたくさんいました。
奥のチケット売り場も結構な長さの列になっていました。



並びながら、列の整理をするイケメン青年をチェック。
チケットを購入する際に何か一悶着あった気がするのですが、
(おつりが合わなかった系の…)ちょっと記憶が薄れてしまいました。
ひとまず城の中に入ることは出来ました。



旗がユニオンフラッグなので、女王はご不在です。
まずはラウンドタワーの周りをゆっくり観察。



庭が美しくて見入ってしまいます。



そのまま北側へぐるりと回るとこんな景色。



外側に向かって、大砲がおかれています。
奥にはひっそりと一人の衛兵が。



この北側から内部に入ると、クイーン・メアリーのドールハウスがあります。



ドールハウスの部屋はテレビで見たことがありましたが、
実際にその緻密さを目の前にして興奮しました。
地下の駐車場に停まっている車から、折り畳むようにして収納出来る庭まで、
まるで本物をそのまま小さくしたような精巧さ。
歴代の王子や王女が遊んだ着せ替え人形もありましたが、
ドールハウスの存在感にただただ圧倒されました。

さらに先に進むと「ステート・アパートメント」公式諸間。
歴代の王の甲冑や銃剣、陶器や銀食器等、王室にまつわる品々がずらりと並びます。
一番印象に残っているのはヘンリー8世の甲冑ですね。デカかった。想像以上に。

そして私たちが特に楽しみにしていたのは、ヴァン・ダイクの絵画コレクション。
これにはひたすらため息ばかり出ました。
特にこのチャールズ一世の肖像画は素晴らしかったですね。
絵はがきが売っていないか調べたのですがなくてがっかりしました。

火事の被害にあったことで知られる、セント・ジョージ・ホールも圧巻でした。
写真撮影が出来ないのが残念ですが、「ステート・アパートメント」を見るだけでもウィンザーに来る価値はあります。
もっと早く来ておけばよかったです。



ステート・アパートメンツを後ろに記念撮影。一人だとなかなか風景+自分で撮る機会がないから感謝〜。
そしてラウンドタワー前まで戻ってもう一度じっくりお庭を拝見。




次はセント・ジョージ礼拝堂へ。



女王陛下を守る騎士に贈られる最高勲章:ガーター勲章の叙任式が行われることで知られるゴシック建築様式の礼拝堂。
ヘンリー八世やエリザベス女王の両親、ジョージ六世、エリザベス皇太后や妹君マーガレット王女の墓もあります。



何度か触れたように、1月31日がチャールズ一世の命日だったため、
ここにも花輪が手向けられていました。



内部の写真撮影は禁止なので、お土産の絵はがきで。
礼拝堂のど真ん中にヘンリー八世とチャールズ一世の大理石の墓板があります。
この石の上に花が手向けられていました。

絵はがきを見ると分かるように、礼拝堂の中には騎士の紋章が並んでいますが、
非ヨーロッパ圏から唯一勲章を与えられている今上天皇の菊の御紋もあります。
ステート・アパートメントのセント・ジョージ・ホールにも、
ここにはない、今まで勲章を与えられた騎士の紋章が並んでいました。
明治以降の日本の天皇の名前もちゃんと表記されていましたよ。



ご覧のように天気はよかったものの、礼拝堂の前は強い風で、
フリースのフードとダウンのフード二枚重ねで頭を守りました。
お土産コーナーも見ましたがこれといって欲しい物はなく
(欲しかったヴァン・ダイクの絵はがきもなかった…)
3時間程で城を出ました。



あとで気付いたのですが、南側にまっすぐ続くザ・ロング・ウォークを見ておくべきでしたね…。
ろくに下調べもせずに行ったので、絶景を見逃しました。
でもこの日の風だと歩いてるうちに具合悪くなってたかも。

城を出た後は、キャッスル・ヒルの向かいにのびるピースコッド・ストリートを歩いて、
遅いランチの店を探しました。



歩き疲れたところで見つけたレストランで、トマト&チーズ入りオムレツとサイダーを注文。
本当はこの後にハマーフィルムで使われたBray Studioに行きたかったのですが、
もう日が傾きかけており、近くに向かうためのバス停も見つからず、諦めることになりました。
ここに来る時点で電池切れかけの状態だったので、
ここからテムズを遡ってスタジオまで行く気力が残っていないのは事実でした。



ピースコッド・ストリートは見慣れたお店も並んで、活気があってよかったんですけどねー。

ウィンザーからの帰り道も、やはりバスでスラウまで行くことは間違いなく、
降りた場所は覚えていても、帰りに乗車する場所が分からず、
苛つきながら飲食店の店員さんに聞いたりして彷徨いたことまでは覚えていますが、
どうやって辿り着いたかは記憶に残っていません。
脳のハードディスクに記憶を残す気力さえ残っていなかったのかもしれません…。



スラウのプラットホームで電車を待っていると、行きに見かけなかった振替運転についてのポスターが貼ってありました。
単に工事のための振替だと思っていたのですが、
この後に地下鉄のストがあったので、その影響もあったのかな…。



帰りも経由するのはパディントン駅。夜のホームは幻想的で大好きです。


続く…。
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