だから、ここに来た!

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韓国映画ショーケース2009「素晴らしい一日」

2009-11-30 | movie/試写会・映画祭など
スバル座で開催している韓国映画ショーケース2009の中の一作品
「素晴らしい一日」を見てきた。
お気に入りの俳優=ハ・ジョンウが出ているので。
(知らない人は「チェイサー」か「ノー・ボーイズ・ノー・クライ」を見てね☆)





 別れる前に貸した大金を返してもらうために
 1年ぶりにかつての恋人と再会した女性が、
 彼の金策のために振りまわされる1日を描く。


と書けば、簡単っちゃー簡単ですが、
1日を描くと言っておきながら、
実は、彼らの空白の1年を描いているところが
この映画の良いところです。


とにかくこの男が甲斐性なしで、
おしゃべりで調子が良い。
そのくせ、周りに対する気遣いを心得ていて、
金を使うのも女性から借りるのも上手なのよね。

女はそんな彼を見ていて、
呆れかえってしまう。
「こいつ別れてからどんだけ女たぶらかしてきたの?」くらいに。

でも、男の知り合いを訪ねて回るうちに、
彼の憎めない人となりが見えてきて、
お金じゃない、置き去りにしてきた気持ちをふと取り戻す。


つっけんどんな女=チョン・ヨドンは
自分を見ているようだった…あんなキレイではないけどw
ジョンウの3枚目ぶりは演技も自然で笑えます。
そんな状況で金借りられたの?って場面でも、
けっこう笑いが起こってた。

素晴らしい映画!とまではいかないけど、
暖かい佳作って感じです。







ちなみに、山野楽器でMichael JacksonのDVDイベントやってました。

私が行ったときはもう終わってたけど。
日曜もライブ・イン・ブカレストを上映していたみたい。



O2アリーナのポスター。きゃーっこええ!
結局「This Is It」は4回見ました。
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the pillows タワレコ インストアライヴ

2009-11-22 | music
21日はpillowsのインストアライヴ@渋谷タワレコへ。
新譜「OOPARTS」を買った人についてくる応募ハガキをダメモトで送って
当選したのでした! 幸運だ

上手の方から見ていて、
始めのうちはメンバーそれぞれ見えていたのに、
最終的にはさわおさんしか見られず…。
でも、あのくらいのキャパでpillowsのライヴを見たのは初めてで新鮮でした。

2曲目のサビの歌詞をさわおさんが忘れて、
アンコールでやり直したり、
(「ライヴで間違えないでね!」の声に、
 「なにか言い返したいが…出来ねぇ。畜生w」)
「HYBRID~」でベースの淳さんのディレイが落ちて、
スッキリしないからもう一曲やってくれたりと、
インストアならではのおいしさがありました。


3人はちょうど前日に新曲のPV撮影があったらしい。
長ーいブランコに乗って歌うシーンがあり、
カメラから遠ざかっていくタイミングを撮るために、
振りきった高い位置でスタッフがさわおさんの体を数人で固定。

乗ってるさわおさんは落ちないように手で必死でつかまっていたために
今日は「腕がダルンダルンw」だそうな。
「ハイジの気持ちが分かった?」としんちゃん。
オープニングのブランコみたいに長かったってことかw

しんちゃんはコーラスがないのでマイクを用意するか迷ったらしいけど、
さわおのMCに時折突っ込んでいたので、
「マイク、セットしておいてよかったね」って言われてました。




アンコールが終わって、気が付いたら頬に涙が。
「きっとまだ 限界なんてこんなもんじゃない
 こんなんじゃない」
の歌詞に、今日は震えました。


【セットリスト】
YOUR ORDER
メロディー
Lemon Drops
FOXES
ジョニー・ストロボ
雨上がりに見た幻
サードアイ
POISON ROCK'N'ROLL

メロディーのサビ、やり直し
HYBRID RAINBOW
Blues Drive Monster
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ロックンロール・ナイト、トゥナイト!!

2009-11-16 | music
11月の13日の金曜日…
BLACK BORDERSのワンマン・ライヴにいってまいりやした。


本来なら、この日がBB初体験だったはずなのですが、
すでに数回見に行ってライヴの雰囲気を知った上で、
ワンマンに参加できてよかったなと、今では思います。

クアトロ着いたら黒と白の服装で固めた女性がわんさかいて
ちょっとビビりながらも、
知り合いを見つけて雑談してなんだか一安心。

整理番号Aの20番台で浮かれてたんだけど、
その前にSが300人くらいいるのを知って
「ぬかよろこびしてもーた!」
それでも、前方ににじり寄れていい位置をキープできました。

結局お客さんは932人?入ったそうで、
今まで見たライヴと熱気が全く違う!
お2人ものびのびと演奏しているのが分かりました。


特に川西さんは私語(MC)中にウロウロとステージを歩き回ったり、
柱の影で見えにくいお客さんの方に出向いて手を振ったり、
相談ではなく、ただ雑談をマイクに通さず野田さんに話しかけたりで、
ライヴというよりは、スタジオに客入れて見せてるって感じ。
毎回のように、ネクタイを気にしていじり出して
「ネクタイの糸がほつれてて、引っ張られると持ちあがるのが面白い」
とか、言いだしたり。
川西さんの自由行動は、見るほどに心配になってきます。


本編では新譜も今まで披露しなかった残りの曲もすべて演奏。
「転生前進歌」での野田さんは、特に心をこめて歌っているのが
表情から見て取れて、感動的でした。

さらに、噂で聞いた川西さんの詩の朗読も初めて見ることが出来ました!
川西さんはたしかにオンチーかもしれないけど、声自体はいい声してます。
私、川西さんの喋り声がきっかけでファンになったようなものなので、
非常に楽しませてもらいました!!
もちろん、ドラムもいうまでもなく熱い!!


そして、アンコールではスペシャル・ゲストでEBIさんが登場!
フロアは熱狂の嵐! 押されまくり!
あんな近くでEBIさん見たの初めて!
色白っ! やっぱり髪サラサラ! リアル王子様(44歳)!!

楽屋が寒かったらしく、
黒いポロシャツの半そでから出た腕をゴシゴシこすって、
野田さんの横にぺったり立ってるEBIさんw
目をつぶってコクリコクリうなずくEBIさん!
あーこの感じ、やっぱり本物のEBIさんだわー!


「それでは、EBIさんの方から一言お願いします」
「ロックンロール・ナーイト!!!」


ベースレスが売りのBBが、初めて3ピースで演奏、
それもEBIさんのベースで。それだけでよだれものです。
わりとギターの低音の底を厚くするようなアレンジで、
変に奇をてらうような雰囲気はなく、
聞き心地のいい演奏でした!


最後はもちろん「パッション」で締め。

野田さん曰く、BBの新曲プランはすでにたくさんあって、
中には川西さんがヴォーカルを取るものもあるとか。
来年も楽しませてくれそうです。



【セットリスト】

4 STEP ROCK
TEENAGE RIOT
プラスティックファング

GOVERNOR
スターフィッシュ
KICK OUT THE JAMS
GIVE ME
DRUGS

INNVITATION
転生前進歌
次の場所へ

ロックンロールナイト
R&R FOREVER
KEEP ON WALK
IT'S ONLY R&R
Go forward now!

en.1
GREAT ADVENTURE
ブラックスタイル
ロックンロールナイト

en.2
パッション


【私語集】

■クアトロはお2人が初めて共演した場所。
 ジェット機結成前にバンドを組もうと話し合っていた時期に、
 川西さんが宮田和弥さんから
 「ジャイアントステップのライヴに出るけど、
  川西くんも、もれなくついてこない?」と誘われたのがきっかけ。

 「そしたら(野田さんに近づきながら指差し)これじゃない?!
  この歌詞! このメロディ! そして、この、ルックス!w」
 (客:ヒュー!!!と大いに冷やかす)
 「…なんですか、この褒め殺しな雰囲気はw」

■先日、国技館に新日本プロレスを見に行ったお2人。
 「ハマっちゃいそう!」と野田さん。
 「裸の男と男が!ぶつかり合って!場外試合になったり!…」と熱弁。
 最前列で見ていたため、今発売中の週刊プロレスに掲載されている写真に
 映りこんでいるらしい。
 「ウォーリーを探せ!みたいですけどw」
 「金髪と帽子だからすぐわかるw」

■この日のドラムは50祭から登場したブビンガ~(木材)を使った新品。
 メイプル、ローズ、ブビンガと続いて4セット目になるそうです。
 「バスドラのここにね、BBのステッカー貼ったんだけど、
  叩いてるうちにはがれちゃった」と
 客から見えない位置でしゃがみこんで説明する川西さんw

■新譜「GREAT ADVENTURE」の紹介をする野田さんの横で
 「グレイとアドベンチャー、じゃないよ」と川西さん。

 と=&、ではないと言いたいらしく、
 「昔、バンドの名前をつけようとしたとき、
  『久保田利伸』って案があったんだ。
  『久保田でーす!』『しのぶでーす!』ってw」
 スライとファミリーストーンをスライトさんだと思ってた人がいた、とも。

 「GLAYとアドベンチャー出来たらすごいですよ。
  そしたら僕、TAKUROさんにギター教えてもらおう…」

■改めて50歳になった川西さんに一同拍手。
 川西さんと同年生まれの人は誰か?という話になり、
 野田さんがひらめき、
 「あ、GET WILD! NO SELF CONTROL!」
 小室さんと小林武史さんが同じ歳らしい。

 「すごいトライアングルじゃないですか。
  3人でバンド組めますね…」という野田さんの言葉に、
 あんまり乗り気ではない表情の川西さんw
 そこで野田さん、
 「僕は、川西さんが一番好きですけどねっ!
  小室さんより、小林さんより、川西さんが一番好きですっ!!」

 ※小室さんは1958生まれなので、実は1つ上。
  渡辺謙、石井竜也、春風亭昇太、赤井英和、奈良美智、田中美佐子、
  原日出子、内田春菊、古手川祐子、片平なぎさ、榊原郁恵、
  プリンセス・テンコー、cxの水口P
  ケヴィン・スペイシー、マジック・ジョンソン
  は、1959年生まれ。(てっぺいちゃんも50歳? ビックリ!)


■ポエトリーリーディングを済ませたあとの川西さん、
 野田さんと目を合わせて2人でニヤニヤ。
 「詩、読むの、久しぶりだよね?」
 初めて朗読したとき、前の方のお客さんが
 「プッ!」と吹いてるのをみて「よっしゃ!」と思ったらしいw
 お2人曰く、音楽は自由だからなんでもあり!
 感動している人の隣で笑ってる人がいるから面白い、とのこと。


■人の反応の話から、バスでおばあさんに席を譲るタイミングの話に。

 すぐに譲るのが一番いいけど、最近は厳しい方も多いので、
 「“大丈夫だから!”とつき返されたらどうしようと思って、躊躇しちゃう」
 と野田さん。
 いろいろ考えた結果、ブレーキでよろめいたところで
 すかさず譲るのが一番いいのでは?というところに行きついた。

 川西さんはその意見に
 「…そんなの、乗ってきてすぐに譲ればいいんじゃないの?」
 と若干あきれ顔w

■さらに話題は、道でひとりごとを言ってる人は怖いという話に。

 かねてからイヤホンが絡みついたり、引っかかって耳から取れるのが
 ムカついてしかたないと語る川西さん。
 そこでコードレスのイヤホンを買い、携帯のBluetooth機能を使って
 下北を歩きながらマネージャー原川さんと電話してたら、
 その日のライヴのお客さんとすれ違い、
 「川西さん、ひとりでしゃべってるよ…」
 と勘違いされてしまったらしい。

■かねてから
 「信号がない横断歩道でも一度停車しましょう」
 とドライバーに呼びかけている川西さん。
 「ちゃんと止まった車には投げキッスするよ!」とまで発言。
 なぜなら以前、実際に信号がない横断歩道で止まってる車を見つけた時、
 乗っているのが白人のドライバーで、
 目があったら、その人が川西さんに投げキッスをしたらしい。
 「それが自然でかっこよかった!…でも、なかなか出来ないよねー」

■1回目のアンコールで登場したEBIさん。
 野田さんから2日間あった大阪城ホールでのユニコーンMC中に
 「ロックンロール・ナイト!」と叫んでいたことに触れられ、
 そうそう!とうなずく。しかし、川西さんは
 「EBIがなんか言ってるなーとしか思わなかったw」

■ライヴ終盤、じーっと天井を見つめ続ける川西さん。
 野田さんが話しかけるも、返事もせず天井を凝視。
 「…」
 「どうしたんですか?」
 「…」
 「ちょっとひっぱりすぎじゃありません?」
 「…」
 「こうちゃん?w」

 結局、上から水滴が落ちてくるのが気になったらしい。
 「今度落ちてきたら食べようと思って(と、再び天井に向かって口を開ける)」
 「…ちゃんと水分補給してください!」
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「MJ46」と「The Spirit of Beauty」

2009-11-12 | diary
昨日は六本木ヒルズへMJの遺品展を見に行きました。
またマイコーかよと思われるでしょうな…
でもね、

1983年、『ムーンウォーク』を初披露した
モータウン25周年イベントで着用の
「BILLIE JEAN」のグローブとか

2002年、アポロシアターのイベントでの
「DANGEROUS」のジャケット&シャツとか、

ファンならあの衣装か!とピンとくる品々。
近くで見てみたいではないですか。


昼過ぎに到着したら列が出来ていて2時間待ち。
ディズニーランドかっ!
入場してから見終わるまで30分かかりました。



前述の衣装も細かい縫い目まで凝視出来て興奮したけど、
中でもMJが描いた素描の数々が印象的。
きっと絵を描くのも好きだったんでしょうね。
彼が敬愛していたチャップリンの絵が上手かった。

ネバーランドの入場券&グッズ(ホテルの引き出しに入ってるような便箋)や
「BEAT IT」歌詞の直筆メモ、
「thriller」のメイク用に取った歯型、
映画「THE WIZ」の時に作った顔の型なんかも。
(顔も歯型もちっちゃ!でも鼻はまだ私の鼻みたいな大きさだったw)

ヘトヘトだったけど、衣装を見ながら、
こんなに近くにMJが立っていたら、って想像すると、
確かに失神しちゃうのも分からなくはない…と思ったな。
衣装なのにオーラが漂っていた。どこまでスターやねん。


http://mainichi.jp/enta/geinou/graph/200911/09_2/







見終わってからヒルズの周りを歩いてたら、
森アーツギャラリーでやってる
「ザ・スピリット・オブ・ビューティー
 ~ヴァンクリーフ&アーペル展」のポスターを見つけて、
急きょ、こちらも見てきました。

生前、母がヴァンクリーフで働いていたことがあって、
アルハンブラ(クローバーがモチーフの作品)も何点か持っていたり、
私にとっては思い出深いジュエリー・ブランドなのです。

テーマが
「自然」「エレガンス」「冒険」「インカネーション」
に分かれていて、
森の精や花々をモチーフにしたイヤリングや、
女性が公的な場で携帯するためのエレガントな小物入れ、
日本の海辺など異国の景観を取り入れたクリップなど、
幅広い作風が楽しめます。

なかでも、終盤の展示では、
グレース・ケリーが結婚式で身に付けたティアラや、
マレーネ・デートリッヒのブレスレット、
ジャクリーン・オナシスのバングルなどなど、
セレブが所有するVCAのアイテムが並べられてあって、
遺品展以上に興奮してしまいました。

ジュエリーに近づくとライトが点灯して、
ケースに写った自分がネックレスを身につけてるみたいに見える演出も
面白かった!(もっと洗練された格好していけばよかった…)

女性なら、あの品々を見てきっと胸が熱くなるはず。
鳥や花を表現したクリップも素敵で、
目から栄養をもらったような心地になります。

時にはこうやって本物の輝きを間近で見て、
美しさとはなんぞやと生で確認したいものです。

こちらは来年の1月まで開催しているので、
六本木にお立ち寄りの際はぜひ!


http://www.asahi.com/fashion/beauty/TKY200910300375.html?ref=reca

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風呂ロック@吉祥寺・弁天湯

2009-11-06 | music
ライヴ会場らしからぬ場所で行われるコンサートは、オツです。


先日、吉祥寺で友達と会った後、
弁天湯って銭湯の前を通りかかったら
向井秀徳アコースティック&エレクトリックのチケットを売っていたので、
勢いで買ってしまいました。

アコエレっちゅうのは、ZAZEN BOYS向井のソロ活動です。
このお休みの日を利用して銭湯で行われるライヴイベントには
3年ぶりの出演だそう。
http://furorock.com/
(今後予定されてるタテタカコとジム・オルークも面白そうだ)



それで昨日がその当日。
整理番号はないので、開場30分前に順番待ち。
入ったらかなり古風な銭湯で、
ドライヤーが20円で使えるようになってた。

男湯女湯の仕切りがとっぱらってあって、
湯船の上にステージが作られてる。
ミュージシャンはちょうど男湯女湯の真ん中で歌うことになる。
もちろん後ろには富士山。



靴ひもを結びながら向井秀徳が現れると、
盛大な拍手と笑い声…。
なんで、出てきただけであんなに面白いんですかね?(笑)

あんなに近くで向井秀徳見たの、初めて。
近くで見たいと思ったこともそんなになかったけど(笑)。
基本、音が聴くことができれば満足だから…。


足元の数台のエフェクターを駆使して、
テレキャスをジャキジャキいわせる弾き語りと、
ギターのフレーズを重ね合わせてリピートし、
korgでさらにメロディを乗せていく「ひとりセッション」。
メロディって言ってもチャルメラだった(笑)。


曲はナンバーガール時代のものが多かった。
ライヴ自体がわりとテンポよく進行していて、
「あまりサクサク進んでしまうのももったいない」ちゅうことで、
「Water front」なんかは急遽追加で演奏してくれたみたいだった。


合間で、レジ袋から愛媛産のミカン取り出して
「昼からミカン食べ始めたら止まらない」
「すっぱい」とか言いながらモグモグ食べ始めたりして、
むったん、かわいらしい(笑)。


ミカン食ってる間、シーンとしてしまい、

向井「みなさんは…、皮は食いますか?」
客 「(何人かが)…食べまーす」
向井「そうでしょうね…」


沈黙。そして客、苦笑。


この気まずさがたまらん!(笑)

あの空気感をここで再現できないのはもどかしいね。

エフェクターをいろいろ試しながら、
何かを言いかけて「やめた」と言ったり。
「コード進行について話そうと思ったんだけども
 真似されるといやなので…やめます」って言ってましたw


本編最後の「Asobi」はkorgで演奏。
自然エコーと、向井氏の自前ディレイwがいい感じ。
銭湯で大歓声が起こる不思議な違和感。

アンコールでは、生で初めて
「守ってあげたい」のカバーを聴いた。
「delayed brain」は「フラストレーション~」と歌うところを
「フラ、フラ、フラ、フラ」と首振りながら、何度も何度も繰り返し。
やってる方も見る方もまだまだasobi足りない盛り上がりだったな。



初めてのアコエレで富士山を背にして歌う向井秀徳を見るのは
なかなかいい体験でした。
またアコエレ行ってみたいぞ。




【SETLIST】

SENTIMENTAL GIRL'S VIOLENT JOKE
感覚的にNG
CRAZY DAYS CRAZY FEELING
KU~KI
鉄風、鋭くなって
DESTRUCTION BABY
「セッション」
YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING
TATOOあり
性的少女
「セッション」
The days of NEKOMACHI
Water front
KIMOCHI
ASOBI

(En.)
delayed brain
守ってあげたい
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BLACK BORDERS タワレコ インストアライヴ

2009-11-03 | music
渋谷タワレコでBBのインストア・ライブ。

かなりおいしい内容でした。
ライヴ20分のはずが1時間もやってくれたらしく、
私語もバラエティに富んだ内容でw長かったです。
これでフリーだもんねー。

ライヴ後はじゃんけん大会なるものもあり、
勝った人はサイン入りのステッカー、セットリスト、
スティック、ピック、一緒に記念撮影したポラロイドがもらえるという内容。


勝ちあがった中に子供連れの女性がいて、
その息子が去り際に野田さんの股間を触って去っていくという、
笑えるハプニングもありw
(「ち●こ触られましたー!」と叫ぶ野田さん笑えたw)
終始和やかムードでした。

「こういうふわっとしたステージも楽しくなってきましたね」
と語る野田さんに対して、
川西さんが「そいえばさー」と、なにやらずっと雑談していて
ステージに上がったお客さんたちに気付かず、
野田さんが困惑してるのも面白かったです。


あとは進行を説明するフォーライフのスタッフさんが
「終わっても食事の支度があるからーと言って帰らないでくださいねー」
って言ってて苦笑。
食事の支度って、普通そんな説明ないよなーw



セットリストは

4STEP ROCK
KICK OUT THE JAMS
TEENAGE RIOT
INVITATION!!!
ROCK'N ROLL NIGHT
go forward now!

あたりでしょうか…なんか抜けてる気がする。
「KICK OUT~」はやっと初めて聴けました!
川西さんのラップもキレキレで最高!!
ワンマンでは「転生前進歌」も聴きたいものです。

というわけで、来週はワンマン!
頑張れば最前で見られるかも。
燃え尽きたいです。


ちなみに、スキマスイッチの新譜「ナユタとフカシギ」のM-9
「SL9」に川西さんが参加してます!
彗星にまつわる曲ということで、オリオン座に見とれる川西さんにはぴったりですね。
実際曲自体も感動的です。

別冊カドカワによると、大橋さんが川西さんに
「フィルインってどう入れてるんですか?」と訊いたら
「んー。わかんない!」と仰ったそう。
今日の私語にも通じるやり取りで嬉しくなりました。


【私語再現】

・野田さんの「ブラックボーダーズでーす!」の挨拶に続いて
 「ブゥラックボゥドゥァズ!」と
 すこぶるネイティブっぽい発音をする川西さん。

 というのも、大阪802のイベント=ミナミホイールに出演して
 FMのDJは発音が良いという話題になったからだとか。
 「新譜が発売されましたピートゥァー・ゲイブリエルのぉ…」
 「マクドゥヌルド!」
 など、DJっぽい発音を繰り返す。

・その流れで。
 「川西さんは最近アメリカいってましたけど…2年前」
 川西さんはアメリカで食べた吉牛が旨かったと絶賛。
 「西海岸はどうかわからないけど、東には吉野家がたくさんある。
  ヘルシーで話題になってて、女の人が仕事終わりにドライブスルーに駆け付ける」
 という情報を公開w

・野田さんの子供のころの夢は
 「マックでおなかいっぱいたべること」だったらしい。
 他には「ケーキをいっぱいたべる」(あと一個あったが失念…)
 一方、川西さんは
 「俺の子供の頃なんて1ドル350円だよ!
  佐藤榮作が首相やってたんだから!」

 そんな子供時代に育った川西さんがケーキを食べたのは
 「誕生日と病気の時だけ」。
 「メロンもマスクメロンじゃなくてプリンスメロン?
  小さいのしか食べられなかった。
  (大きいのは)棚の上でこっちは下じゃん?
  親に『上にあるのは何?』って訊いたら『あれは置物だ』って言われたw」
 大人になって騙されたと気付いたらしい。

・豊かな時代に育った今の子供は何が食べたいのか?という話の流れで、
 ユニコーンのディレクター=マイケル河合さんは、
 ホヤがこどもの頃からの好物だったという話で、
 「夏はやっぱりホヤだなー!」と言っていたという話に。

・「マクドナルドが日本に来たのは俺が高校生の頃だったんじゃない?」と川西さん。

 ※マクドナルドは1971年に出店らしいのでもうちょっと幼いころでは?
  ちなみにドムドムは70年出店。…私、ドムドムって知りませんでした。

 「それで、(アメリカの)マックは旨かったんですか?」
 「うーん。普通。大きさも普通だった。量食べるんだろうね」


・50祭で川西さんが披露したドラムソロがかっこよかった、と野田さん。
 「聞き疲れたでしょ」
 「いや、言葉では表せないんですけど…ドラマがありました」
 「俺、ドラムソロ嫌いだもん!」

 …正確に言うと、テクニックをひけらかすだけのドラムソロを
 聴くのが嫌いらしいです。

 楽器メーカーTAMAのモニターの川西さんですが、Pearlの方とも知り合いで、
 オマー・ハキム(ex.ウェザーリポート)の演奏を聴きにいかないか?と誘われ、
 ドラムテクニックに行ってToshi Nagaiさんと一緒に見ていたそう。
 前の方でドラムキッズたちが観覧していて、プロが後ろで見学。

 そして、ハキム氏の演奏後の質問コーナーで、ドラムキッズのひとりが
 「モーラー奏法を入れたときは何を考えてやっていたんですか?」
 と質問。
 川西さんが「モーラー奏法ってなんですか?」と訊くと
 Toshiさんも「さぁ…?」w

 オマー・ハキムの答えは、
 「その奏法は分からないけれど、私がそれを入れていたとするなら
  曲の流れでそこに必要だったから。
  大切なのは奏法を覚えるのではなく、曲に合わせたアレンジだ」
 その言葉にToshiさんと2人で拍手を送ったらしい。

 「よし、この奏法を使いたいから、この曲を作ろう!って考えたって、
  ろくなことにはなんないんだから!」

・ドラマ性のあるドラムについて語る川西さん。
 「川に桃が流れてきてね…おばあさんが拾って…おじいさんは遠くにいて…」
 となぜか桃太郎を引き合いに出してましたw
 物語のようすが目に浮かぶようなドラムソロは聴きごたえがあるということで。

 その例としてツェッペリンの「Moby Dick」を聴け!と仰いました。
 「『白鯨』を元にしてて、海に出ていく感じが目に浮かぶんだよ!」
 ※ちなみに「白鯨」はヘミングウェイではなくメルヴィル作です。

・テクニックをひけらかさないという意味では、
 「WAO!」サビで使われたライトハンドも、
 かつてはソロで使われていた奏法では?と野田さん。
 「あれを初めて見たギター少年は、あの奏法は歌の後ろでやるもんなんだ!
  って思っちゃいますよね?」
 「サビはね、シンセで入れる予定だったんだよ。
  でも誰かが『ちょっとライトハンドでやってよ』って言い出して。
  (ギターを弾くテッシーっぽく)『これか? これでいいんか?』w」

・野田さんいわく、タワーレコードは輸入雑誌が渋谷のレコ屋で一番多い!らしい。
 「川西さんもタワレコと言えば、あの話があったじゃないですか。
  僕、その話聞いて、もービックリしちゃいましたよ!」
 「…あの話?」
 「あの話です!」
 「じゃあ、それは打ち上げで話す?」
 (客:えー!?)
 「だって、そんな話なんて、ないもんw」

 野田さんは大阪でもDJマーキーさんにムチャブリをして困らせていたらしい。
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