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【ネタバレ】SHERLOCK シャーロック S4「臥せる探偵」 "The Lying Detective"【その2】

2017-04-30 | TV/SHERLOCK S2〜
振り返り続き。

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カルバートン・スミスにメスを向けたシャーロックをボコボコに殴り倒したジョン。
制止するだけでなく、今までのわだかまりで手を挙げてしまったショックを抱えているのか、
病院にそのまま入院しベッドに横たわるシャーロックを見つめます。



別れを告げる代わりに、かつて自分が使っていた杖を置いて去ろうとすると、
病室にマイクロフトからの電話が。



221Bに立ち寄ると、シャーロックがカルバートン・スミスに固執する理由を調べようと
マイクロフトが諜報員を使って部屋を捜索中。



やたらシャーロックを危険視するのは兄弟であることと関係ないと主張するマイクロフト。
ジョンにだけ見えるメアリーが現れて、
マイクロフトに、電話での会話でほのめかしたことを聞き出すよう急かします。



↗︎この「やめてくれ」な手振りが素敵。
マイクロフトは突っ込まれるのを避けるように、質問を拒否。






監視する必要があるのはこれが最後ではない…
そして、ジョンは結論を導きます。



やっとジョンが視聴者も気になっている事実に追いついた!
マイクロフトはやはりもう一人の"兄弟"を隠している!
そこにハドソンさんがやってきます。
弟が自暴自棄になっている理由をマイクロフトが見つけようとしていることを知ると、
ハドソンさんは爆笑します。





(マイクロフトを通してジョンをバカ扱いしちゃってるハドソンさんですが、)
マイクロフトを愚かだと断言するハドソンさん。
弟の思考プロセスは他の人間より優れていると続けるマイクロフトに、
ハドソンさんは、いかにシャーロックが感情的な人間か説明します。





そして思い立ったジョンがふと、マントルピースのナイフを刺した郵便物を確認すると、
そこにはジョンがまだ見ていなかったメアリーからのメッセージDVDが。
再生した画面に映ったメアリーの姿を見て、思わず停止するよう頼むジョン…
そこでハドソンさんは、マイクロフトの諜報員たちを追い出します。



そして自分は別だと我関せずな顔をするマイクロフトにも一言。



221Bにおいては、英国政府もハドソンさんに完敗ですね。
お邪魔なマイクロフトが去った後、ハドソンさんが無理しないよう気を使う中、
ジョンは初めてメアリーのメッセージを見ます。
シャーロックに対して「ジョンを守って」と呼びかけるメアリー。
ただ、彼女はジョンがシャーロックを拒絶することも見抜いていました。
そして、拒絶するジョンを守るためにすべきことを伝えます
それは、「ジョンにシャーロックを救わせる」。

メッセージを見たジョンはシャーロックが自ら危険な場所に身を置いたことを知り、
221Bを飛び出していきます。
ハドソンさんも、貸し渋ったアストン・マーティンの鍵をジョンに渡すのでした。



一方、病室のシャーロックの元に、隠し扉から入り込んだカルバートン・スミスの影が。
連続殺人鬼=HHホームズのように、スミスも自分自身の自由に出入り出来る殺人用病棟としてこの病院を作ったのです。
スミスはそんな彼の居城に危険と知りながらやってきたシャーロックにその理由を問います。



スミスは死なせて欲しいと頼むシャーロックが希望した通りに点滴を投与。
その間、死にゆくシャーロックのはなむけのように、人を殺すこと、人が「もの」になるのを見る喜びを語ります。
そして満足を得るためにシャーロックに死ぬのが怖い、死にたくないと繰り返しつぶやかせるのでした。



視線を合わせるようささやきながら、悶えるシャーロックの呼吸を止めようとするスミス…
しかしそこに!ジョンが駆けつけます!



危機一髪の救出劇!
ヒヤヒヤさせられましたが、実は投与された点滴は食塩水だったとシャーロックが暴露。




看護婦さんの協力をちゃっかり得ていたシャーロック。
自分のファンの有効活用を忘れないですね。シャーロックのじゃなくて、ジョンのブログだけどね。
そして、シャーロックの容態を心配するジョン。
シャーロックは一応自分の病状を把握しているようで…




この辺り、「近づかれたら(芝居だと)君にわかってしまう」と釈明する原作とは違って、
「どういう主治医なんだ君は」と酷い言い草w 冗談でしょうけどね。
それに単なる芝居ではなく、ここまで本気で病気になるほど打ち込んだ事件でもあり、
実際、ジョンからの拒絶もシャーロックの容態には関係しているのでしょう。

取り押さえられたスミスは、シャーロックに殺人への欲求を告白したのに、それを否定。
シャーロックのコートのポケットから3つの録音用デバイスも回収しているから、
どこにも証拠は残っていないと言い出します。
しかし、シャーロックは意味ありげに一言…




ニヤつくシャーロックを見て、ジョンはシャーロックが仕掛けた別の盗聴器に気づきます。
そう、ジョンが持ってきたあの…




ついに御用となり、レストレードに取り調べを受けるスミスは、
むしろこれでアメリカでも有名人になれるのでは…と罪の告白にやる気満々。
お疲れの警部は途中で取り調べを切り上げるのでした。

221Bに戻ったシャーロックは、万全の計画を用意してスミスの殺人を暴いたものの、
娘フェイスのはっきりとした幻想を見たことが気にかかっている様子。
ドラッグが見せた幻想だとしても現実的すぎる…

そんな不安定なシャーロックを薬から遠ざけるため、ジョンやモリーが221Bを順番に訪れるようにしているようですが、
ジョンはロージーの面倒を見るために、モリーが来る前に部屋を出ようとします。
ジョンを引き止め、話を続けるよう声をかける(ジョンだけに見える)メアリー。
そこで、シャーロックが声をかけて、ジョンを引き止めます。





メアリーが与えた生を、どう使えばいいのかわからないと言うシャーロックに、
「それが現実だ」"It is what it is"と伝えるジョン。
翌日また来ることを伝えて立ち去ろうとした時に、ふと聞こえる着信音。
聞き覚えのある、喘ぎ声のような…
ジョンの代わりにメアリーが驚きます。
「アイリーン・アドラーは死んでないんだわ!彼が救ったのよ!」
しかし、ジョンは驚くよりも前に、あることを推理します。





ジョンが知らないシャーロックの誕生日を、アイリーンが知っていたとは!
(ところで誕生日何月なんだろ?このエピソードは一般的に言われている1月6日っぽくはないけど…)
シャーロックはジョンの誕生日を知ってるでしょうね、前に戸籍調べてたし。
どれだけアイリーンと深い関係にあるのか訊かれたシャーロックは
返事も返していないと答えると、ジョンは「バカだな!」と笑います。



そして、アイリーンと連絡をとるように急かすのでした。
メアリーを失ったジョンは、自分を重ね合わせて、
好きな人がいてもそれ以上の関係を望まないシャーロックを見てもどかしい気持ちになるのでしょうね。
(ハイ・ウィカムってそんなに魅力的な場所なんでしょうか。日本のどこにあたるんだろう。)
言えばよかったと気づいた時には遅いのだと、メアリーを失って気づいたのでしょう。



そして、メアリーが自分を買いかぶっていたこと、
浮気心を持ちながら、ロージーの面倒を見ている間に隙を見てバス停で出会った女性とメールのやり取りをしていたことを
シャーロックに語るのではなく、メアリーに語りかけます。
自分は、君の思っていたような男ではないのだと。




ジョンが胸のうちをすべて明かすと、
いつもそばに現れていたメアリーの姿がなくなっているのでした…



すすり泣くジョン。
シャーロックは立ち上がると、そっとジョンを抱き寄せます。
(;_;)



そして、2人はドラッグ摂取の代わりに、モリーとケーキを食べに行くのでした。
メアリーが見たがっていた、ディアストーカーをかぶった姿で。


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その後。シャーロックは以前の調子に戻り、
ジョンはカウンセリングに通いつつ、ロージーとの生活を楽しんでいる様子。
マイクロフトにまで春が来たようで…








これは予想しなかったwww
レディ・スモールウッドがマイクロフトに興味があるとは!!!(爆)
一回興味なさそうに鼻で笑いながら名刺をテーブルに放ったのに、考えて取りに戻るマイクロフト。
飲みに行っちゃいなよマイキー!


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そして、セラピストがもう一人の兄弟の近況をジョンに尋ねます。



不審に思うジョン。
彼女には「第三の兄弟」について話していないはず…
シャーロックともハドソンさんのトランクで連れてこられた時しか会っていないし、
彼女とシャーロックは会話もしていないのに…
すると、彼女はシャーロックと会ったのは一度ではないと明かします。



カルバートン・スミスの娘フェイスと同じ北部アクセントで喋ってみせ、
装着していたカラーコンタクトを目の前で取り出すセラピスト。
さらに、デイジーの花を取り出し、耳にかけてみせます。
そう、バス停でジョンが取り忘れていたデイジーのように



バス停の女性、フェイス、そしてセラピストは同一人物だった…!
驚愕し立ち上がろうとするジョンに、セラピストは銃を突きつけます。



セラピストに正体を問い詰めるジョン。




イースト・ウィンド…『東の風』!?
「最後の誓い」でのシャーロックとジョンの会話や、マイクロフトの言葉が思い出されます。

「東の風が来るぞ お前を捕まえに…」

そして、ついに隠され続けていた事実が明らかに…




ここで、次回に続く…!

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なんとか、第2話の振り返りが終わりました。
"The Lying Detective"はS4の中でも番組全体の中で比べても評価が高いエピソードですね。
第1話での2人のわだかまりをそのまま引き継ぎ、
そのギクシャクした関係をそのまま「瀕死の探偵」になる理由付けとして使っているところが見事ですし、
メアリーを失ったジョンの喪失感を(ボコボコに殴られることも厭わず)受け止めるシャーロックの関係が、
次のエピソード(そしてそれ以降)の信頼関係に繋がって行くように思います。

そして何より今回はハドソンさんの活躍っぷりですね!
第2話のプレビュー上映のパネル・トークにユナさんがキャストを代表して登壇していたのも納得です。
原作でも、ハドソンさんがワトソン先生に報告に来るところから始まりますもんね。

ただわたくし、Eurusについてはなんとなく感づいてはいました。
(ユーロスなのかユーラスなのか、読み方がはっきりしませんが、私はユーロスに聞こえる…)
Setlock(撮影現場情報)でベネディクトと舞台「ハムレット」で共演していたCian Brookeが参加していることも知っていて、
ファンの間では「赤いドレスの女」(フェイス)と話題になっていたので、
何か特別な役柄だとは思ってはいたのです。
なので、妹と言われてもさほどびっくりしなかったのが残念。
見ながら「これもシアンだなー」とわかっちゃってたし…
むしろ、レディ・スモールウッドのマイクロフトへのモーションの方が驚きでwww
この"SmallCroft"には放送後、一人で盛り上がってしまっていました。

「ハムレット」のオフィーリアもかなり強烈で印象に残っていたし、
舞台の時やオフショットの時、それにこのドラマの中と全部印象が違うし、
Cian Brookeはとても素晴らしい役者だと思うんですが、Eurusが本気で怖くて辛いですw
S3までで、ホームズ兄弟が実は温室ですくすく育てられた暖かいご家庭の子、っていう設定にほんわかしていたのに、
こんな妹いたなんて正直ショックですよ。一気に温室どころか冷凍庫じゃないか。
詳細は第3話参照ということになるんですが、いやはや、振り返るのも気が重いです。
でも、第3話は最強のブラコン、マイクロフト祭りでもあるので!複雑!
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【リーグ・オブ・ジェントルマン】メンバー最新共演情報/2017年〜20周年まで

2017-04-24 | TV/リーグ・オブ・ジェントルマン

このページでは、
英国BBC製作のTVコメディ番組「リーグ・オブ・ジェントルマン(The League of Gentlemen、以下TLoG)」
メンバー4人の最新情報を更新しています。
原則、単独の活動ではなく、メンバー2人以上が関わった作品のみを取り上げています。

今回は新しい順から並んでいます。下に行くほど古い情報です。
同じ話題の追加情報は更新日も含めて同じ項目に記載されています。
追加情報が増えた場合には、別の記事として独立させる場合もあります。

2014年までの更新情報はこちら
2015年の更新情報はこちら
2016年の更新情報はこちら

そもそも、TLoGって誰?という方はこちらからどうぞ!
※正式には"ジェントルメン"ですが、日本版DVDタイトルにあわせて"ジェントルマン"と表記しています。



(2018年1月更新)
●アニバーサリー・スペシャル、ついに放送へ!

ついに2017年12月、ラジオ・シリーズ放送から20周年を記念した、
アニバーサリー・スペシャルが放送されました!



6月頃に執筆して9月に読み合わせ&撮影。驚きのスピードです。


撮影は地元の人やファンが見守る中、
旧シリーズと同じく英国北部ハドフィールドを中心に行われています。
おなじみのキャラクターに扮したメンバーの姿も目撃されていて、
エンタメ誌やタブロイド紙にも様子が紹介されていました。


その後、放送日も12月18日・19日・20日と発表され、


EMPIRE誌に「タイタニック」と「アメリカン・ビューティー」をイメージした独占フォトが掲載されました。

 



放送前の12月12日にはBFIにてQ&Aを含むプレビュー上映が行われています。

In conversation with... The League of Gentlemen on series four and their 20th anniversary


本編の内容についてはこちら




(2017年8月更新)
●3人がエディンバラ国際フェスティバル、コメディアワードのプレゼンターに

2017年8月27日 (日)まで開催されているエディンバラ国際フェスティバルのコメディ・アワードの受賞者を発表するため、
リース&スティーヴ&マークがエディンバラへ。



TLoGは20年前に、当時はまだペリエ・アワードと言う名称だった頃に、この賞を受賞しています。
その後、BBCでラジオ・シリーズが始まったのです。





メンバーがプレゼンターとして集うのは、2013年12月のThe British Comedy Awards以来ではないでしょうか。
その時はマークはおらず、ジェレミーとリース&スティーヴでした。



ちなみに、受賞者は珍しく2人、Hannah GadsbyとJohn Robinsで、
新人賞はNatalie Palamidesが受賞したそうです。
こちらにTLoGの姿も見られる動画があります。


(2017年8月更新)
●正式発表!TLoGアニバーサリー・スペシャルが今年中に放送!

これまでも噂やメンバーたちのインタビューの中での発言など、いろいろありましたが、
ついにリーグ・オブ・ジェントルマンのテレビ用の新作が
BBC TWOにて2017年中に放送されることが発表されました! やたー!!



新作はBBC radio 4で1997年に放送されたラジオ・シリーズから20周年を記念した特番で、全3回放送予定。
以前のシリーズと同様、ロイストン・ヴェイジーが舞台となる模様。
撮影は来月7月からマンチェスターとピーク・ディストリクト(つまりハドフィールド?)で開始とのこと。



文字どおり、待ちに待っていたこの瞬間! 楽しみです!




(2017年8月更新)
●リース&マークがオーディオドラマで共演

Bafflegab Productions製作のオーディオドラマ「鮮血!!悪魔の爪」(BLOOD FOR SATAN'S CLAW)でリースとマークが共演。
リリース日等詳細は後日サイトにて発表予定です。






(2017年8月更新)
●やっぱり再結成は2019年?

スティーヴとリースがSouth Bank Sky Arts Awardsに出席。
↓の話題で2017年にTLoGのクリスマスSPを検討していると言う話がありましたが、
現状、2019年のTVシリーズ20周年に向けてTV用の新作を予定してると語っています。
やっぱり今年は難しいかー。

Steve Pemberton & Reece Shearsmith Interview South Bank Sky Arts Awards 2017




(2017年5月更新)
●TLoG クリスマススペシャル実現か!?

5月14日に開催されたBAFTA TV授賞式で、コメディ部門にノミネートされていた"Camping"の出演者としてスティーヴが出席。
レッドカーペットのインタビューで、スティーヴは
「僕らリーグ・オブ・ジェントルマンでいくつかキャラクターの為にスケッチを書いて、
 今年のクリスマス特番が出来るか確認する」と語っています。



かなり話が具体的になっている!これは期待出来そうですね!
テレビシリーズ放送開始20周年の2019年が濃厚と噂されていましたが、
ラジオシリーズ放送開始20周年の2017年で何かしらの新作が拝めるかも!
ちなみに"Inside No.9"第4シリーズは現在撮影を終え、編集中。
スティーヴ自身は執筆の企画を2、3本抱えているようです。

Steve Pemberton: We're writing The League of Gentlemen Christmas special



(2017年5月更新)
●3人が揃ってヴィクトリア・ウッドの功績を振り返る!



5月9日にBBC oneで放送した"Our Friend Victoria"にマーク&リース&スティーヴが出演。
この番組は、昨年4月に亡くなったコメディアン、ヴィクトリア・ウッドを偲ぶ全6回のトリビュート番組で、
毎回彼女を愛した人たちが登場し、テーマに沿って彼女の仕事の数々を紹介していきます。
3人はこの第5回、"TV"をテーマにした回に出演。冒頭で、彼女とのエピソードを少しだけ明かしていました。
以下、拙訳です。



リース(以下R):こんにちは、リース・シアスミスです
スティーヴ(以下S):スティーヴ・ペンバートンです
マーク(以下M):マーク・ゲイティスです
:ヨークシャーで学生だった頃、最初に僕らを結びつけたものの一つがヴィクトリアが好きだという共通点でした
:僕らが初めてヴィクにあったのは、彼女が"Dinnerladies"で賞を受け取った、モントルー国際テレビ祭でのことです
  彼女にすぐに近づいて、そして「ハーイ!元気!?」とまるで古い友人かのように言ったのを覚えています

:もちろん、僕らの誰も彼女にあったことはありませんでした
  でもそれが彼女の魅力の一つなのです
  僕らは彼女をテレビでしか見たことがないのに、友達のように感じていました

:だから、この番組に出演するために集まることが出来て嬉しいです
:優れた作品を祝福するこの番組、僕らの友達…
:…ヴィクトリアの

:彼女は本当のテレビ中毒者でした
  ありとあらゆるものを見ていたのです
  事実、番組が最低であればあるほど、彼女は大いに楽しみました
  彼女はその全くの無意味さに笑っていたのです

:そんなわけで、今夜は彼女のテレビの見方に注目していきましょう

スタンダップで笑わせるヴィクトリアの映像とジュリー・ウォルターズのコメント

:この番組がテレビのすべてについての、そしてテレビを笑う番組ならば
  ヴィクトリアの目線から典型的なテレビの1日にチャンネルを合わせてみませんか?
  まずはお茶と、トースト一枚と、朝番組から始めましょう


リチャード・E・グラント、Duncan Prestonのコメントと、"Victoria Wood's All Day Breakfast"の映像。
Victoria Wood's All Day Breakfast (including BBC continuity)


:運良く一日中家にいられるのならば、昼の番組を見てみませんか?
:昼番組はよその町のショッピングセンターにちょっと似てますね
  必要だと思うものが目一杯詰め込まれているけれど実のところ、本当は欲しくないんです

:それでも、昼番組はヴィクにコメディを掘り下げるネタを与えたのです

"Victoria Wood as Seen on TV"の映像とジュリー・ウォルターズのコメント

:さて、午後のテレビ鑑賞です
  仕事から帰ってお茶の準備もして、体を休めてリラックスしましょう

:やたら安売りしてるソープオペラ…もしくは今でいうところの、続きものドラマに身を委ねましょう

"Victoria Wood as Seen on TV"から"Acorn Antiques"と
Kate Robbins、セリア・イムリー、マクシーン・ピークのコメント

:"話術を殺す"ことについて話すと…

  この2人はスマホでテレビの追っかけ再生を見てますが…
  ヴィクが愛し、笑わずにはいられなかったもう一つのおしゃべりに溢れたソープオペラがあります


"Victoria Wood as Seen on TV"から"Coronation Street"のパロディ・スケッチの映像
Victoria Wood - Coronation Street Spoof - Ena, Minnie and Martha


:夜になりました。一緒に起きてちょっとリアリティ番組でも見ませんか?
  ドキュメンタリー? それこそまさに彼女がやったことです
  なぜなら彼女はそういった番組の最も完璧な模倣を作ったんですから


ジョアンナ・スカンラン、ダイアン・モーガン、マクシーン・ピークのコメント
"Stacey Leanne Paige"スケッチの映像

R&M&S:これが僕らの友達、ヴィクトリアと
      彼女のテレビの楽しみ方です!

M&S:歌で終わらせるべき?


息が合わず一同、笑

:歌で終わらせる!
:わかった、よそ見してたよ(笑)
:やり直し…

:これが僕らの友達、ヴィクトリアと彼女のテレビの楽しみ方でした
:僕ら、歌で終わらせるべき?
:うーん、そうだね、そうするべきだな
:(歌おうと口を開ける)
:僕らじゃない、ヴィクトリアがやる

"As Seen On TV"より、"Marie and Clarie and Min"




(2017年4月更新)
●再結成に向けて準備中!?

RadioTimesが、2月の"Inside No.9"の放送に合わせて
毎度おなじみ「リーグ・オブ・ジェントルマン」再結成はいつ?という記事を投稿。
ラジオ放送から始まったこの番組は11月で20周年を迎えますが、テレビ放送から20周年の2019年が濃厚?と見られています。



そんな中、マークがBFIサウスバンクで行われたRadioTimes TVフェスティバルに登壇し、
リーグ・オブ・ジェントルマンの節目の年にテレビで何かをやる計画があることを明かしました。



さらに、映画「ウォークラフト」等の監督で、デヴィッド・ボウイの息子としても知られるダンカン・ジョーンズが、
米国のライター、シー・セラーノの「NBAは世界で最高のリーグだ」というツイートに
「この人はリーグ・オブ・ジェントルマンを見たことがない」と引用つきツイート。


これに喜んだマークはダンカン・ジョーンズにメンション。
リーグ・オブ・ジェントルマンのアニバーサリー・スペシャルを計画していることを喜んでもらえるかも!と伝えています。


それにリースも便乗。


そしてジェレミーもリツイートしています。
それを見た各メディアも(ダンカン・ジョーンズへのメンションであることは特に触れずに)
改めてリーグ再結成か?!と記事にしています。


これまでもあちこちでTLoGとしての企画をやりたいという意思を示してきた彼らですが、
こうやってはっきりと公に具体的な「テレビ用に」と言い始めているところを見ると、
着々と計画が進んでいるのかもしれないですね。
2年後かぁ… 2年後なのかなぁ… 早く見たいものです!


(2017年4月更新)
●後輩コメディアンからもいまだに愛されています

英国のスタンダップ・コメディアン、ジョン・リチャードソンが、
ガーディアン紙のインタビューの中でリーグ・オブ・ジェントルマンについて触れています。


今まで見た中で一番面白かったTV番組は?の質問に
「リーグ・オブ・ジェントルマンの第1シリーズ。完全に圧倒された。
 もし違うキャリアが持てるとしたら第5のジェンツになりたい。
 彼らには畏敬の念を抱いてるよ」
とのこと。

ちなみに一番面白かったスケッチは"Beyond the Fringe"の中のピーター・クックによる"One Leg Too Few"。
面白かった本はスティーヴ・クーガン扮するアラン・パートリッジの(偽)自伝"I, Partridge"だとか。


(2017年4月更新)
●"Inside No.9"第3シリーズついに放送!&第4シリーズ製作決定!

2月21日についに"Inside No. 9"第3シリーズが放送されました。
と言っても、第1話は2016年12月27日に放送済だったのですが。

予告編はこちら↓


すでに12月に放送した第一話は70年代のオーストリアの山荘を舞台にした"The Devil of Christmas"、
それに続くのが、
ゴルフの後に食事をした店で友人同士が支払いで揉める"The Bill"、
家に侵入した生徒にクロスワードパズルの解き方を教える大学教授が思わぬ運命を辿る"The Riddle of the Sphinx"
同僚の昇進祝いのカラオケパーティーで起こった一幕を描いた"Empty Orchestra"
道に落ちていた片方の革靴を拾った男が異様に靴に執着する"Diddle Diddle Dumpling"
アート・ギャラリーに招待された共通点のないはずの客が次々に殺されていく"Private View"
以上の、全6話。

個人的には、"The Riddle of the Sphinx"と"Diddle Diddle Dumpling"が好み。
"The Riddle of the Sphinx"はかなりショッキング。
"Diddle Diddle Dumpling"はベタではありますが、後から真相がわかる作りで、見直すと味わい深いエピソード。↓



"The Bill"のプレビュー上映の際のパネル・トークはこちら↓
Inside No. 9 Q&A with Steve Pemberton and Reece Shearsmith

リース&スティーヴによるQ&A

 



ツイッター上でもQ&Aが行われました。
(余裕があったら後でまとめますね。)



そして2人が語る「"Inside No.9"の9つの秘密」
Reece Shearsmith and Steve Pemberton reveal 9 secrets from Inside No. 9
①各エピソードには共通点が!
…登場人物の影に隠れて本棚やキャビネットに野うさぎの像が置かれています。これを探すのも番組を見る楽しみのひとつ。
②「リーグ・オブ・ジェントルマン」と"Psychoville"の出演者の配役は禁止!
…しかし、"The Bill"に出演しているジェイソン・ワトキンスは素晴らしいので例外だそうな。
③「ナンバー9」を考えるのはだいたい最後?
…野うさぎと同じように、「9」番がついている場所も毎回違います。
 大抵は部屋番号だけど、そうではない時も。
 どこにでもつけられるので、2人は最後に考えるようです。
④執筆は行き当たりばったり?
…書き始めた時、二人はどんな結末になるのかわかっていないんだとか。
⑤第4シリーズも製作中!
…第3シリーズはダークですが、次回はもっとライトになるようです。
⑥第4シリーズには「倒叙」エピソードも
…ストーリー展開を実験するのが好きな彼らは、
 製作中のシリーズには、映画「メメント」のような時間を遡るエピソードも予定しているとか。
⑦ミュージカル回もあり?
…映画「ララランド」スタイルのミュージカルもやってみたいようですが、
 "Empty Orchestra"ではカラオケを使う演出がぴったりきたようです。
⑧シリーズに目下終わりなし
…いくらでも続けられるけれど、2人だけで書いているために「同じことをやり始めたらやめ時」とスティーヴ。
⑨スピンオフも想定内?
…いくつかのエピソードは独立できると考えているリースにスティーヴは
 「でもそうしたら、ネタ切れだって言われるよ!」

そして(上記で触れたように)第4シリーズも製作決定!


ゾーイ・ワナメイカー、ロリー・キニア、ノエル・クラーク、エミリア・フォックスと言った豪華キャストを予定!

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