だから、ここに来た!

いらっしゃいませ! 英国旅行記の他、映画や音楽、テレビドラマ、演劇のレビューを中心にお贈りしております!

岡村靖幸『ビジネス』『Me-imi TOUR 』

2005-03-31 | music
今月は岡村靖幸にたくさん支払ってます。タワレコのポイントカード使いまくり。
で、3/29にCDとDVDを買いました。
一つ前のDVDは復帰後はじめてのツアーということもあって、
その懸命さがじーんときましたが、
今回のMe-imiツアーは落ち着きはなったステージでした。歌も安定してます。
「イケナイコトカイ」が入ってないのが寂しい…かなり感動したので、思い出して泣きたかった(´;ェ;`)。
それでも十分見応えはありますが。「だいすき」もあるしね。
あの合唱は映像では分かりにくいけど、ものすごい大合唱だったんだよなぁ。
だけどDVDの曲間がブチッと切れるのがかなり寂しいです。
特典映像…岡村ちゃんがまじめなこと言うほど笑えてしまうのはなぜでしょう?
CDの方はセルフリミックスアルバムですが、
例えばDVDが映画ならこっちはそのサントラみたいな、
今までの曲を新アレンジで収録されてます。
NEWS23なんかでやってたバージョンも。
あの「聖書」を聴くと切なくなります、なぜか。「聖書」フェチです。
初期の「CHECK OUT LOVE」なんかもかっこよくて飽きません。
ヴッ!っつう声が素敵すぎます。
髭面でパーカー着てる岡村ちゃんですが、マイクスタンドを投げ捨て歌う姿…、
そして音の複雑にして骨太感、
やっぱ偉大なシンガーソングライターなんすよ。&ダンサー。
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さようならみゆき座・日比谷映画

2005-03-28 | movie/試写会・映画祭など
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いつも土日は昼まで寝腐ってますが、
今日はいつも通りに起きて有楽町に向かいました。
(昨日朝まで長電話してたにもかかわらず!)

なぜなら、みゆき座で名画を300円で上映してるから。
そして何故そんなに安く上映してるかというと、
日比谷映画とみゆき座が今月をもって閉館するからです。

父は昔から、私が小さい頃一緒にみゆき座に『白雪姫』を観に行ったときの話をします。
一緒にジュースを飲んでいたら、通り掛かりのおばちゃんに
「おいしーい?」と声をかけられ、
その頃はまだ健気だった私は素直に受け答えしていたんでしょう。
父はその親子のひとときの思い出を今でも大切にしています。

そんな私も、今では可愛くもなんともなく(笑)、
観る作品も『博士の異常な愛情』です。

なんだかとても暖かい雰囲気、年齢層は高めでかなりの席が埋まる盛況ぶりでした。
外で写真を撮る人も多かったです。
映画自体が古いために途中台詞が切れたりもするんですが、
大画面で観られる体験は貴重です。

あのブラックコメディを観ながら、みんなが笑ってるのが意外な風景でしたね。
ストレンジラヴ博士が出てくる瞬間に拍手が起こったり(笑)。
私もドキドキしてましたが。
映画館から出ても、どこかで博士の真似をしようとしている自分がいます。
(そういえばみゆき座の上映年表を観ると、
 ピンク・パンサーに天才悪魔フーマンチューなど、
 P・セラーズ関連の映画が多いです。)

そのあと丸ピカで『エターナル・サンシャイン』を観ました。
すごい期待していったせいか割と普通だったかも。
記憶を辿る最中に恋人と記憶を消さないためにはどうしたらいいか相談しはじめたり、
精神世界を彷徨う場面は新鮮でしたが。
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イラン戦どころじゃなくて…

2005-03-27 | music
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ずっと咳してました。
肺炎になった時のこと、思い出した。
まさか、結核? 何年か前に流行ってたし…
でも、帰るまでは平気だったんです。
ほら、こんなにCDも買ってきて。

右上から細野晴臣『はらいそ』『フィルハーモニー』、坂本龍一『B-2 UNIT』、
右下からRYUICHI SAKAMOTO/ALVA NOTO『INSEN』(これは数日前に買った)、
NEW ORDERの新譜、TOKYO NO.1 SOUL SETのベスト盤。

YMO関連のソロ作品が最近再発されてまして、その中から厳選して三枚購入。
『はらいそ』はアルファ盤を持っているのですが、
とっても好きなので(リマスタリングということもあり)記念買いです。
『フィル…』は永らくファンの間で再発が期待されていた作品で迷わずエントリー。
「スポーツマン」のPOPさと「お誕生会」のシュールな感じが楽しいです。

あと(資金的に)一枚となると…
『B-2 UNIT』か『ディスアポイントメント・ハテルマ』か『コチンの月』。
で迷ったあげく『B-2 UNIT』に。
これをもってなきゃあモグリだろう!と。
ニューオーダーはあまり詳しくないけどつい買ってしまいました。
でもよかった。好きです。
アジカンの後藤さんの歌詞で日本語で歌われると
それこそアジカンみたいな味わいがあって不思議。

ソウルセットを試聴したらちょうど『トリプルバレル』が出た学生のころを思い出して泣けてきました。
いい音楽で成長しました、私。
彼らのおかげで胸張って言えます。
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『オーシャンズ12』

2005-03-16 | movie/劇場公開作品
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また風邪をひいてしまった…喉の痛み、鼻詰まり、吐き気が止みません。

遅ればせながら見てきました、『オーシャンズ12』。
とにかくオシャレでした。腹が立つほど。
前作よりもどんでんがえしの回数が多かった。
キャストもロケ地も本当に豪華ですね。

ネタバレですが、
ジュリア・ロバーツがジュリア・ロバーツになって、
ブルース・ウイリスが出てきた時はどうしようかと思いました。
あれは自分の中でマイナスポイントです。
展開の複雑さは好きだけど、他はありものな感じで。

なんだか、とっても楽しかったんだけど、あんまり後に残らない映画でした。
最近は一癖ある映画の方が印象に残っちゃって。
テレビで見たら楽しいだろうなぁと思います。
レーザーをよけながら卵を取りにいくのは身も蓋もない感じだけど笑えました。

あとはエディ・イザードが出ていたなぁと。なんか彼が気になるこのごろ。
なんでああいう系の俳優?に目が行っちゃうかなぁ、私。
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映画『カナリア』の試写

2005-03-10 | movie/試写会・映画祭など
○3月8日(火)○

塩田明彦監督の『カナリア』を観ました。
今まで以上に関係者が多くて、しかも由希ちゃん役の子も来てた…たぶん。
かわいくて見とれてしまった。

オウム真理教の施設で生活していた子供、という想定で描かれるこの映画は、
リアルにあの事件の背景を説明するのかと思っていたら、
最後、観客は突如映画がフィクションであることを目の当りにします。

主人公の光一は、父を亡くした後、母に連れられ
妹と共に宗教団体の生活施設に入ることになるが、
教団が起こした社会的無差別殺人の実行犯として母が逃亡し、
強制介入によって施設から外の世界に戻される。
妹は祖父の元に引き取られるが、光一は引取りを拒否され、
児童相談所で生活することになる。

その彼が、児童施設を抜け出して、
偶然に知り合った同い年の少女・由希と出会い、
(彼女もまた母を失い、恵まれない少女生活を送っている)
ふたりで妹と行方のわからない母を見つけ出そうと
走り出すところから映画は始まっていく。

最後の光一の変化(ちょっと吃驚するのであえて書きませんが…)からエンディングまでで、
あ、これはフィクションなのかとはっきり分かります。
それまでは、現実とフィクションの距離の取り方に困ってしまいます。
彼らのお金の手に入れ方もすごく安易な気がしたし、
事実を元にしているけど、「お話」を強く感じる、でも事実。
その行ったり来たりです。

どうしても『誰もしらない』と比べてしまいました。
(実は撮影監督さんが『誰もしらない』も撮ってるらしいですよ)
主役の石田法嗣君が柳楽君に似てる印象があったからかもしれないけど、
あれはそのまま事件を(そのままじゃないにしても)映し出してるように思えた。
それに観客に挑戦してくる気配がない映画だった。
こんな大人をどう思うんだ?とか、意見を求めて来ない、ありのまま。
何があっても人間は生きていくことを静かに感じ取ります。

一方、『カナリア』の挑戦的なこと。
監督は意図していなくても、観客としてみていると、
怒りと苛立ちが淡々とした進行の中で燃えて、最後に吹き上げるよう。
そしてZAZEN BOYSの『自問自答』。
まるでSFアニメを観たような鋭さ。
(関係ないですが、主人公を見て『CASHERN』を思い出した。観たら確かにと思うはず…)
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マシュー・ボーン『白鳥の湖』

2005-03-03 | stage
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○3月2日(水)○

「フォッシーみたい!」
観ているうちにふとそんなことを思いました。
色っぽくて、世俗的、だけど見惚れるほど気品があって力強い。

マシュー・ボーンはバレエの世界のボブ・フォッシーなんだな!
とひとり納得してみましたが、理論的な根拠はありません。
ないけど決め付けたくなります。
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