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脱出ゲーム "Sherlock: The Official Live Game" (The Game Is On)【2019年1月11日】

2021-08-26 | TV/SHERLOCK S2〜

もう2年近く前の話になってしまいますが、
ロンドンで語学留学中に、ドラマ「SHERLOCK」をテーマにした
脱出ゲーム"Sherlock: The Official Live Game"に挑戦しました。
(当時は"The Game Is On"というイベント名でした。)


留学準備中にこの企画が発表され、2018年冬から公開されたのですが、
自分を含めて最低4名の仲間を集めないといけないので、
一人でロンドンに留学しに行く私にはハードルが高く、
しかもチケットも高かったので、落ち着いてからどうするか考えようと思っていました。

(54ポンドのチケット代は当時のレビューにも
 「最も高価なエスケープ・ルーム」と書かれていました。
 2021年現在は2名以上で28ポンドから参加出来るようです。)

しかし渡英後の9月、ロンドンで初対面したドイツ人の友人・J
「1月の"The Game Is Now"のチケットが余ってるから行かない?」と誘ってくれたのです!

留学した手で今以上に英語力が備わっていなかったことが不安でしたが、
せっかくの願っても無いお誘いだったので喜んで飛びつき、
残りのメンバーは、当時ロンドン在住だった同じSHERLOCK好きの友達・Sを誘い、
彼女にもう一人のメンバーとして友達・Oを誘ってもらいました。
(誘うというより説得が近かったかも… やはりチケット代がネックだった…)

 

《秘密の眼鏡店 "Doyle's Optician"へ》

この脱出ゲームのコンセプトは、
スウェーデンにいて英国に戻れないシャーロックの代わりに、
マイクロフトの部下として秘密諜報組織"The Network"の一員となって国家安全のために働く、というもの。

申し込みをして届くマイクロフトからの指令書には、
「訓練初日」にシェパード・ブッシュW12ショッピングセンターの中にある
"Doyle's Optician"(日本語だと「ドイル眼鏡」?)を訪れ、
ドアベルを指定時間前に鳴らすように書かれています。


W12ショッピングセンター(左)と、Jから送ってもらったマイクロフトからの指令書のスクショ(右)
Mが同じ書き方だから、サインはマーク・ゲイティス本人のもののはず!

「眼鏡店」での約束の時間は18:30
念のため、Jと17時頃に待ち合わせしていたのですが、学校から直接向かったら30分ほど早く着いてしまいました。

ショッピングセンターを奥へ奥へと進んでいくと、ありました!

"Doyle's Optician"!
コナン・ドイルの生年にちなんで1859年開業になっています。芸が細かい!
看板のウェブサイトにアクセスすると公式ページに飛ぶようになっています。


WiFiもちゃんと"DoylesOptician"になってる!

一見すると、普通の眼鏡屋さんのようですが、
その入口には「完全予約制」の札が。

ドアもナンバーロックのカギが掛けられていて、外からは開けられません。

なぜカギが掛かっているのが分かったかというと、自分で開けようと試みたわけではなくて、
ここが脱出ゲームの入口だと知らない通りすがりの人が
店に入ろうとして扉を開けようとしているのを何度か見かけたからです!!(笑)
そのくらい、何の変哲も無い眼鏡店に見えるわけです。

しかし、モールの出口近くに移動し店の壁に目をやると、
一面にSHERLOCKのキャストのシルエットと名ゼリフが貼られています。

なので、ここを見れば番組関連の場所であることは分かる…かもしれません。

待ち合わせたJと時間までモールの中のカフェでお茶をしていると、
Sから仕事の都合で予定より遅れるかもしれないと連絡があったので、
私とJの2人で先に「眼鏡店」に入り、
同伴者が遅れても待ってもらえるかスタッフに相談することにしました。

指令書に書かれていた通り、予約時間から余裕を持ってドアベルを鳴らし、
Jがインターホンごしに「定期検診」"routine examination"だと伝えると、
店員の格好をした男性がかけ出てきてドアを開けてくれました。

他の脱出ゲームに参加したことがないので、
こういったアトラクションが通常どんな雰囲気なのか比較出来ませんが、
"The Game Is On"の案内人は、ディズニーランドのキャストさんのノリに近いです。
男女限らず「スタンフォード」と名乗る「検眼士」を装ったスタッフがフレンドリーに迎えてくれます。

「スタンフォード」に仲間が遅れることを伝えると、
まだ時間があるから大丈夫だよ!と、手荷物を輸送用ケースのような箱形のロッカーに預け、
先にタブレットで名前や連絡先などの情報を入力することになりました。
(記憶してないけど任務に失敗=死亡しても自己責任、いう契約書もあったらしい。)
中は肌寒いから上着は着て行った方がいいとアドバイスされた気がします。

そしてゆっくり入力をしている間、15分くらいでなんとかSOが到着。
チーム名はJの提案で「ディオゲネス・クラブ」に決定。
言わずもがな、マイクロフトが会員の紳士クラブの名前です。

 

以下、将来ゲームに挑戦したいと考えている方は、ネタバレを含みますのでご注意ください!!

また、内容や使用映像については、謎解きに集中力を必要とする内容であった点や、
 私の英語力不足のために詳細までは記述していない点もご了承ください…

 

《新人研修》

眼鏡店で「スタンフォード」から簡単に、
しかしもっともらしく前述の任務(コンセプト)の説明があった後は、
店の奥にある通路を通って視聴覚室のような椅子の並んだ暗い部屋に連れて行かれます。

そこで、マーティン・フリーマン扮するジョン・ワトソンによる注意事項の説明映像を見て、
「スタンフォード」による「訓練」…簡単な推理問題が出題され、それに回答します。
(問題の詳細は忘れちゃったけど、私にもすぐ分かる程度の易しいものでした。)
ちょっと昔リリースされたアプリゲームの"SHERLOCK: The Network"を思い出しますね。

その後、さらに奥の部屋に進むと、目の前に現れたのはあの221B!(を再現した部屋!)
そこで全員揃っての記念撮影。否が応でもテンションが上がります!
シャロコンの221Bのセットを再現した場所では撮影しなかったから、ここで友達との記念が残せてよかった!


チーム「ディオゲネス・クラブ」の記念撮影写真

↓こちらはショーランナーのスティーヴン・モファットマーク
 それぞれのパートナーと一緒にゲームにチャレンジした時の写真。

時間をかけて221Bの部屋の隅々まで観察したかったのですが、
撮影が終わるとあまり時間もなく、
モニターに私たちのボス、マイクロフトからのメッセージ映像が流れ始めました。
興奮してお互いをバシバシ叩き合う、マークファンのJと私(笑)。

すると突然映像が途切れ、ノイズが部屋全体を支配。
何が起こったのか分からず、慌て始める「スタンフォード」。

どうやら、モリアーティがマイクロフトを誘拐したらしい!
モリアーティの狙いは、謎のウィルスの拡散
このウィルスは人間だけでなく、コンピューターにも影響を及ぼすもので、
マイクロフトを解放して欲しくば、The Networkのエージェントにウィルスを拡散させろというのです。
(…って、謎解きに必死で余裕がなかったけど、そんな筋書きだったらしい。
なんだか振り返ると、今の私たちにはちょっとシリアスに感じる筋書きですね…

 

《The Game Is On!》

そしてここから制限時間:1時間の、
ウィルス拡散を阻止し、囚われたマイクロフトを救出するゲーム開始!!

ゲームは3つの部屋があって、まずは聖バーソロミュー病院のモルグ
おなじみ法医学者のモリーが用意した遺留品からコードを探して
厳重な柵に囲まれたキーロックに入力し、先に進むためのドアを開けます。

最終的なロックを解除するために、鍵付きボックスなどの複数の箇所を開けなければいけません。
中央にはおそらくウィルスに感染したエージェントの遺体を納めたケースがあり、
始めは内部が見えないようになっていますが、
横についているキーロックを解除すると覆っているパネルが下がるようになっていました。

注意書きに「開けるな!:ウィルス感染の可能性あり」と書かれていますね…怖っ!


(画像は公式ツイッターより)

モルグの中にもモニターがあって、ヒント探しに苦戦していると、
シャーロックが「◯◯は間違ってる」とか「よくやった、今のが正解だ」
メッセージで逐一ぶっきらぼうに教えてくれます。
(実際には部屋の裏側で待機してる「スタンフォード」が見守ってくれているんだと思いますが…)

どの部屋の中にも時計やカウントダウンがなく、
どれだけの時間がかかっているのかはわからないので、
とにかくひたすら焦って手当たり次第手がかりを探すのみ!!

 

《In British Government》

2つ目の部屋はマイクロフトのオフィス
部屋にあるメモや隠し扉の中に置かれたものから
世界中に散らばっているエージェントの位置を調べて
テーブルの上の世界地図にボタンで印をつけた後、電話でキーコードを訊いて次のドアを開けます。


(画像は公式ツイッターより)

切羽詰まった状況ですが、マイクロフト好きの性は抑えきれず、
エージェントの居場所を示唆するヒントを探しながらも、
ワードローブにあったマイクロフトの背広のジャケットを着てみたりして

「ハァ、マイクロフトのジャケット大きい… まるで包み込まれているよう…」
「マークがお試しプレイの時に袖を通してたらどうしよう… 間接ハグ…」

とウットリしてました。
そんな余裕は一切ないんですけどね!!

一方、Jはしっかり匂いまで確認してたらしい(笑)。洗いたての匂いだったそうです。
そして、内ポケットに「空の霊柩車」で言及されてた、
レミゼのチケットが入っていて笑えました。
観劇している日にちがマークの誕生日だったと後でJに言ったら

「そうそう!ミウモなら気づいてると思ったよ!」

謎解きのヒントに気づけなくても、そういうことにはすぐに気づけるんだ、私は!!(笑)

 

《Heart, Brain and Lungs》

最後の部屋はヴィクトリア朝時代の手術室をモチーフにしたパズルを解く部屋。
写真に合わせて物を置いたり、パイプを組み合わせて空気の通り道を変えたり、
ボックスを枠に差し込んで色合わせをしたり、2人掛かりでネジを回して目盛りをあげたりして、
ウィルスの侵入を阻止するための?装置を起動させます。


(画像は公式ツイッターより)

他の2つの部屋では全然活躍出来ずに申し訳ない気持ちでいっぱいだった私は、
このフィジカルなパズル部屋の中で空気を送り込んだり、取っ手を倒したりして、
やっと役に立てた気がしました(苦笑)。

全ての調整が終わり、真ん中の仕掛けの中にあるレバーを引いたら、ついに任務完了です。

他に挑戦した方がレビューの中で、
このストーリーの中に出てくるウィルスはモリアーティ自身で、
(シャーロック)が不在の間に、ウィルス(モリアーティ)が(マイクロフト)を乗っ取ったため、
送り込まれたアンチウィルスである私たち「エージェント」がウィルスを駆除するという
「忌まわしき花嫁」のメタ的な捉え方が出来る、と書いていて、おーと納得しました。

特に、最後の部屋で
レバーが仕込まれた仕掛け(上の公式ツイッターからの画像を参照)に
使われている装飾が「心臓・肺・脳」だったり、
モニターにモリアーティがまるでウィルスのように蠢いていたりしていて、
まるで、マインドパレスの中のように、もしくは「ミクロの決死圏」のように、
私たちが誰かの内部に入り込み、ウィルスを撃退していたような構図に思えます。
最後の部屋のモチーフも解剖する手術室ですしね。
設定自体もよく考え込まれてるんだなーと感心しました。

 

《The Mind Palace》

最後の部屋を無事に出て、ゲームが終わると、
別のスタッフが成績表のようなものを渡してくれます。

結果は「任務成功」! 60分ギリギリだったみたいです。
「知的なチーム」「アカデミック」と評価されてますが、
私は絶対ここに貢献出来てないな…(悲)。

もしかしたら参加者はみんなオマケされて
「成功」になっているんじゃないかと思ったりしたのですが、
マーティン・フリーマンが挑戦した時は任務失敗だったらしい。

OGPイメージ

Martin Freeman turns up to Sherlock-themed escape room...and loses

The actor was reportedly not able to complete the challenge, even afte...

Metro

 

この時の詳細は「スタンフォード」の一人が
スタッフみんなと一緒に撮った写真と一緒にツイッターでつぶやいていて、
同伴した人のことまで書いてあったので、いいのかなーと思ってたら、
案の定、後で削除されていました。

以前リース・シェアスミスが家族で挑戦した時の写真も、
公式が投稿した後に注文が入ったのかすぐに削除されてたし、
どうも「スタンフォード」は機密情報の扱いがうまくないらしい…
マイクロフトに怒られちゃうんじゃないかな。

さて、ゲームの後はみんなでバー"The Mind Palace"で乾杯。
ここにも、番組にちなんだ装飾が施されていました。

図書室のコーナーには「忌まわしき花嫁」のシャーロックとマイクロフトの肖像が。

スイスに住んでいるJは、滝の絵を前にしてなんの絵か知らないスタッフに、
「私このライヘンバッハの滝に行ったことあるんです!」と自慢していました。

番組テーマのカクテルもありました。
当時はオープンしたばかりであまり種類もなかったと思うのですが、
私が注文したのはモリーがテーマのカクテル。
他のメンバーが頼んだのはジョンだったかな…?

アサヒスーパードライもありました。

振り返ってみると、バーにたどり着いたのは集合時間からちょうど2時間後
もしかしたら実際には謎解きに1時間以上かかってたのかもしれませんね。

予想通り、謎解き以前の英語力の問題で、
全くの役立たず…アンダーソン状態だった私。
参加したのが留学後半だったらもうちょっと様になってたかもしれないけど、
時間が制限されている中で、慌てずに一つ一つ問題を解いていくのは難しいですね。

Jに頼まれてメンバーを集めるという一番最初のミッションがなんとかなった時点で
ホッとして燃え尽きていた気がします(苦笑)。
とにかくメンバーが4人無事に揃ってよかった…。
そして何より集まった仲間がクレバーで助かりました。

 

当初、"The Game Is Now"世界展開するという話だったのですが、
2020年以降の新型コロナウィルス感染拡大の影響もあるためか、
英国以外での展開については未定のようです。

しかし、私たちが挑戦した後に、チケット設定に変更があったり、
野外謎解き企画カクテルにちなんだミステリー企画が出来たり、
ゲームに参加しなくてもバーのテーブルが予約出来たりと、
楽しみ方が増えたようなので、
今後また海外旅行が気軽に出来るようになったら、
是非、試しに行ってみてください!

Sherlock: The Official Live Game | Sherlock Escape Room in London | Things To Do In London

Sherlock: The Official Live Game is the only official Sherlock Escape ...

Sherlock: The Official Live Game

 

 

参考:

 

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「SHERLOCK シャーロック」日本初放送10周年

2021-08-24 | TV/SHERLOCK S1 "A Study in Pink"

2021年8月22日〜24日は、NHK BSプレミアムで
ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」が初放送されてから10周年だそうで。

去年(2020年)の7月25日にBBC Oneでの放送から10周年を迎えた時には

「SHERLOCKを初めて見たのは日本での放送だから、
 自分にとって厳密にはまだ10周年じゃないな!」

などと思っていたのですが、そこからあっという間に時間が経ってしまいました(苦笑)。
本当ならもっと平和な世の中の時に10周年を迎えたかったですね…。

10年前… 子供の頃に母と一緒に見ていた
ジェレミー・ブレット主演のグラナダTV版ホームズをじっくり見直した後に、
BBCが現代版を放送していると知り、日本での放送を待ち焦がれていたあの頃。

まさか自分にとって人生にこれほどの影響を与える作品になるとは思ってもみませんでした。

好きな作品に対しては、誰しもいい思い出や楽しい記憶を持っているものと思いますが、
私にとっての「SHERLOCK」は、宝物のように大切な一生ものの体験も、
出来れば忘れたいしんどい経験も思い出させる作品です。
それは何かにチャレンジして成功したり、挫折したりという繰り返しのような、
「禍福は糾える縄の如し」といった感じで、
ひとくくりに「出会えてよかった!幸せしかない!」とも言えない複雑な感情が湧いてきます。

それでも未だにこの番組を愛しているのは、
やはり、純粋に何度見ても面白く素晴らしい作品であるからに他ならないのです。

それではせっかく10周年という節目なので、
「SHERLOCK」という偉大なドラマ・シリーズがきっかけで
ひとりの平凡な日本人(私)にどんな変化が生まれたのかを振り返ってみようと思います。

 

 

■いつのまにか英語を習得することに…■

第1シリーズが放送された頃、
「SHERLOCK」の情報はエンタメ情報サイトに取り上げられることはあまりありませんでした
今でこそ主演のベネディクトマーティンの出演作やインタビューは日本語に訳されていますが、
当時は「SHERLOCK」の出演者など、ほとんどノーマークだったのです。

そのため、最新情報を知りたい時は、現地のインタビュー記事や
ファンが投稿した撮影現場の情報を英語で読み漁ることになりました。
好きな作品を深く知るためなら、英語が苦手などと言っていられません。

このブログでも記事にしていますが、英語のセリフを確認して、
英国の独特な言い回しなどを調べてみたりもしました。
最新シリーズが放送されれば、あれこれ駆使してリアルタイムで視聴し、
その後はファンの感想を読んだり、英国盤DVDを見ながらセリフを復習。

そのうち、特に脚本家&シャーロックの兄役マーク・ゲイティスが関わっている
SFドラマ「ドクター・フー」やコメディ・シリーズ「リーグ・オブ・ジェントルマン」に興味を持つと、
そちらの日本未放送回を英語字幕で見るようになりました。
(「ドクター・フー」も、当時はS4以降が放送されていなかった。)

さらにマークを含む「リーグ・オブ・ジェントルマン」のメンバーが出ている舞台を見に行くために
初めての渡英を決めると、旅行先で使う英会話力も必要になり、仕方なく独学で勉強。

度々海外旅行していることが知られると、仕事先で英語チームの手伝いをすることに。
そこで自分の力不足を実感し、語学留学を決意

…と、なにがなんだかわからないうちに英語の習得に興味を持つようになってしまいました。

学生の頃、海外でレコーディングする日本のアーティストが英語でやりとりしてるのを見て、
「自然に喋っててかっこいいなー。自分には無理だけど」と思っていましたが、
まさか自分が(下手なりに)英語を喋るようになるとは…。

語学だけでなく、勉強って、人に言われて嫌々するものではなくて、
わかりたい!知りたい!という気持ちがあれば
前へ前へと進ませてくれるものなんだなと、身を持って実感しました。
「SHERLOCK」が教えてくれた一番大きな教訓です(笑)

外国語を身に付けたい!と思っている人がいるなら、
日本ではあまり紹介されないような、自力で調べるしかない
海外のマイナーなジャンルや作品に興味を持ってみるといいかもしれません。

 

■一人旅の喜びを知る■

実は私は旅行に全く興味がなく、一人旅など以ての外だったのですが、
同じSHERLOCKのファンの方が英国へ一人旅をしている様子を見て、
「私もやってみよう!」と2012年に初めて一人で英国旅行に旅立ちました。
(その時の様子はこのブログで記した通りです。→ 2012年、英国の旅 春編・目次

一人旅を経験してみた結果、これが最高に楽しかった!

同伴者に気をつかう必要もないし、予定を相談する必要もない。
訪れた場所は時間を気にせず心置きなく見て回れるし、
誰かに頼ることも出来ないから、自分でコミュニケーションを取るために
否が応でも持っているだけの英会話力を発揮しなければいけない。
それでも誰かと一緒にいたくなった時は、
同じ時期に旅に来ている人と現地で待ち合わせすればいいのです!

それに何より、一人で見る景色は、
大勢で見る景色よりもひとつひとつが強く鮮明に記憶に残る気がします。

その後の約10年、何度一人旅をしたか回数はもう忘れましたが(笑)、
どの旅の出来事も、どの景色も、どの出会いも、
一生忘れられない自分だけの貴重な思い出になりました。

 

■国内・海外の仲間が出来る■

「SHERLOCK」のことを調べて、自分なりに理解した内容をまとめたり、
新しい情報が入ったら自分のSNSなどに投稿するようになると、
同じファンの方と交流する機会が出来ました。
このブログで知り合った方もいらっしゃいますし、Twitterでやりとりした方も。
一人ではちょっと寂しいイベントの時に、現地でご一緒してくれた同志もいました。

とりわけ、海外のファンで日本の文化にも理解がある友人たちは、
ネット上だけでなく、留学中に新学期を迎えて心細い時に一緒に遊んでくれたり、
ご飯を食べに行ったり、パーティーに誘ってくれたりと、心の支えになってくれました。
SHERLOCKが10周年ということは、一番古い友達はもう10年近くの付き合いということになります。

日本に遊びに来たら喜んで迎えようと思っていた、その矢先のCOVID-19感染拡大。
いつか安全になって彼女たちが日本で旅行できるようになったら、
あの時の恩返しをしてあげたいです。

 

■知らなかった歴史・芸術・社会に関心を持つように■

「SHERLOCK」のキャストで一番好きになったのは前出の脚本家マーク・ゲイティス
番組のショーランナーの一人でもあり、劇中では人間嫌いなシャーロックの兄を演じていますが、
演じている本人はとても優しくユーモアがあって、人を温かく包み込むようなオーラを持っている人です。
この人がいなければ、私もここまで「SHERLOCK」の世界に没頭していなかったでしょう。
(このブログを読んでくださっている方にはもう「わかったわかった!」って話題ですが…

マークは役者として、時代物のドラマや舞台に出ることが意外と多く
作品を理解するために、その時代を調べているうちに、
今まで不勉強だった英国史も、部分的に(笑)詳しくなりました。
だから彼にはどんどん時代物に出てもらいたい(笑)。

またドキュメンタリー番組のプレゼンター&作家として、
自身が影響を受けたホラー映画や作家、画家を紹介しているので、
それが今まで触れたことのない芸術を知るきっかけにもなりました。
ホラー映画も昔は食べず嫌いでしたが、今ではむしろ好きなくらいに(笑)。

そしてゲイであることを公表し、聡明なイアンというパートナーがいる彼は、
若い頃に自らが利用していたLGBTヘルプラインのパトロンとして支援イベントを開催したり、
様々な時代の同性愛者たちが語るモノローグドラマ・シリーズ"Queers"を手がけたりと、
LBGTQ+の歴史や問題啓発のために活動しています。
私も支援募金活動に賛同したり、セクシャリティに関してもっと理解を深めるよう努めています。
さらに女性として、女性解放運動の歴史や女性の権利についても意識が向くようにもなりました。
彼の政治や世界の動向に関して積極的に意見を持つ姿勢も見習っています。

一人の俳優を通して、こんなにも学ぶことが出来るなんて、
本当に追いかけ甲斐のある人です。


マークと私(その場に居あわせたファンが撮影

 

■もう「3年坊主」じゃない■

ミュージシャンや俳優など、一度夢中になるとどんどん熱中する私ですが、
10年前は、熱中するあまりに燃え尽きて、追いかけられなくなることがしばしばありました。
同じ熱量で何年も誰かを追いかけ続けるのはかなり難しく、頑張っても3年程度。
周りの友人からも呆れられているだろうなー、などと思っていました。

そんな時に出会ったのが「SHERLOCK」だったのです。

そして頑張っても3年どころか、あっという間に10年。
常に同じ熱量、とは言えないかもしれませんが、
今の私は確実に「SHERLOCK」を始めて見たあの頃の延長線上にいます。

ここまで書きながら、自分にも様々な変化があったことを振り返りましたが、
実際のところは、この10年で何も進歩していない気もするし、
これまで経験したことを自分の人生に活かしきれていないような気もします。
自粛生活を余儀なくされている今は特に…。
やる気も向上心もそがれて、落ち込みがちな自分自身をもどかしく感じます。

だからこの先の10年は、10年前の「SHERLOCK」を出発点に、
さらに遠くへ行ってみたい…

それはもっと遠い国に足を伸ばしたいという物理的なことではなく(笑)
「あの時からまた10年、ずいぶん成長したな」と振り返ることが出来るように、
一人前の人間として、もっともっと勉強したい。英語も歴史も文化も芸術も社会も…。

そんな風に、志を高くさせてくれるのが、
私にとっての「SHERLOCK」という番組なのかもしれません。

 

◆おまけ◆

どんなに好きなドラマでも、もう初めて見た時の感動を味わうことが出来ないのが悲しいところ。
そんな気分を味わいたい時に、私は海外のリアクション動画をよく見ています。
人のリアクションを見て、始めてみた時の新鮮さを思い出す!

「SHERLOCK」に関しては、彼女たちのリアクション動画が好きでした。
なかなか勘が鋭くて安心して見ていられる!(猫も可愛い)

 

Sherlock 1X01 A STUDY IN PINK PT.1 reaction

 

 

◆SHERLOCK関連記事リンク◆

各話お気に入りシーンまとめ等

ロケ地探訪ピックアップ

ロンドンでのSHERLOCK関連イベント

シャーロック公式コンベンション"Sherlocked the Event" at Excel London(2015年4月)

 

 

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漫画「ドラゴンボール超」グラノラ編が面白い

2021-08-06 | book

最近ツイッター上で、インターネット以前の「ドラゴンボール」の思い出を残そう、
という呼びかけの元、ハッシュタグを使い、
ファンが思い思いに90年代以前の思い出を呟いていたのですが、
私も無印&Z時代のリアタイ世代として、子供の頃を思い出したりしていました。

子供の頃はいとこの影響もあって漫画とアニメを楽しみ、
2000年代にコミックスの完全版が発売された時に改めて夢中になって、
さらに新作のアニメや連載が始まり、
現在もスマホのゲームで遊んだりたまにフィギュアを買ったりしています。

でも、同世代のほとんどの人は、新作がどんな話になっているのか
あまり知らないかもしれませんね。

私もアニメ・シリーズの「ドラゴンボール超」については
物語や作画を全面的に気に入っているわけでもありませんが
漫画の連載の方は、アニメとも映画とも違う展開が進んでいて
新作が出たら買うようにしています。

今週、そのコミックスの新刊が発売され、
今進んでいる新章「グラノラ編」が結構引き込まれるんですよ!
16巻を読み終わって、思いのほか興奮しちゃいました。

 

かつてフリーザ軍配下のサイヤ人に故郷を襲われたシリアル人の生き残り
青年グラノラが、仇であるフリーザの生存を知り、
復讐のため、シリアル星に存在するドラゴンボールを使って
残りの寿命と引き換えに「宇宙一」の力を手に入れる。

フリーザの居所を探していたグラノラは、
情報提供を依頼していた惑星の再開発をビジネスにしているヒータ一味から
グラノラがフリーザの命を狙っていることがバレて
手先であるサイヤ人2人が彼の始末に向かっていると聞かされる。

ますます復讐心を燃やし、サイヤ人を待ち受けるグラノラ。
そのサイヤ人とは、グラノラを邪魔に思っているヒータに

悪人退治をしてほしいと雇われた孫悟空ベジータだった…。

 

グラノラも、悟空&ベジータも、お互いの詳しい情報を知らずに、
第三者に仕組まれて戦うことになるというのが珍しい設定!

孫悟空破壊神ビルスのお目付役である天使ウィスから
最新の能力「身勝手の極意」の精度を高めるための修行を受け、
ベジータの方はビルスから破壊の技を教わっていましたが、
そんな2人でも、宇宙一の力を得たグラノラの急所を狙う攻撃に始めから苦戦。
ベジータ悟空に先に戦わせ、離れたところから敵の正体を探ろうと観察します。
(ナッパを戦わせながら相手の観察をしていたあの頃を思いださせる。)

(カバーとは違うイラストが描かれている裏表紙、
 今回はビルス様とウィスさん。それぞれの弟子と同じポーズ!)

前章では、かつて自分が殺りくしたナメック星人に対して
申し訳なく感じていることを明かしたり、
ナメック星人の村長に、仲間を殺した自分をどう思っているのか訊いたり、
昔のことを気にしている様子を見せたベジータですが、
今回はビルス様に、サイヤ人が犯した罪全てを
一人で背負おうとしていることを見透かされていて
そこまで責任を感じてたのかと驚きました。
やっぱりサイヤ人の王族だからですかね。
残虐な頃のベジータは大好きですが、
この自分の種族の行いを背負ってる今のベジータも嫌いではないです。

このベジータの加害者の末裔としての責任と、
グラノラの生存者としての責任とが今回の新章で対比されているはず。

シリアル星に新しく定住している
ウーパールーパーみたいな見た目のシュガ人グラノラの関係が良好だったり、
そのシリアル星を売ったヒータ一味の方は移住者のシュガ人を見下していたりと
現在のシリアル星の種族の関係が16巻の始まりから丁寧に描かれています。

グラノラは悪人というわけではなく、ただ復讐に燃えているだけなので、
状況によってはグラノラ&悟空&ベジータ VS ヒータ一味
のような展開になるのかも。
グラノラがほとんどの寿命を引き換えてしまった件も気になるし
同居しているナメック老人も今後物語上で何か役割を持っていたらいいな。

 

細かいネタでは、
ヒータ一族が悟空&ベジータを呼び寄せようと、
なんでも知っている賢者のズノー様から彼らの「弱み」の情報を得て向かったのが、
やっぱり嫁のところっていうのが、予想通りだし、
チチの声を聞いて修行中の悟空がすぐ「わかったよ、もう帰るよ…」と慌てるのが可愛い。

(ズノー様からほっぺにキスを求められたヒータ一味のマキ
 「時代にあってねーぞ」って文句を言ってるあたりに現代読者へのフォローが感じられた…)

ベジータに破壊技を仕込んだビルス様が、ウィスさんが面倒を見た悟空に張り合って、
破壊の力を使う者の証であるイヤーカフを渡してましたが、
第11宇宙のトッポは、同じ破壊の技を使う破壊神候補だけど
イヤーカフはつけていなかったと思う。
ただビルス様が弟子になったベジータにお揃いで渡したかっただけじゃん!
ビルス様ったら意外と可愛いですね。

17巻ではベジータがついに破壊の力に目覚めるはずなので、
こちらの「身勝手の極意」VS 破壊神の技の行方も気になります。

ちょっと前の、複数の宇宙の強者が集まる「力の大会」
キャラが大渋滞してて設定も甘く食傷気味でしたが、
宇宙が舞台でも現実に通ずる設定と、
今までの人物の変化を踏まえたキャラクター・ディベロップメントと
新しいキャラクターの世界観が凝縮されている漫画版の新章には
ここしばらくで一番わくわくしています。

 

ちなみに2022年に公開されるという映画「ドラゴンボール超スーパーヒーロー」
漫画とは全く別の物語になると思うので、その時代やキャラ設定の違いもまた面白そう。
子供時代から続く楽しみはまだまだしばらく続きそうです。

Dragon Ball Special Panel | Comic-Con@Home 2021

 

ちなみに私が日本で見られなかった映画「ドラゴンボール超ブロリー」
ロンドンの映画館に見に行った時の話はこちら↓

OGPイメージ

【2019年1月26日/29日】ロンドンの映画館に「ドラゴンボール超ブロリー」を見に行ったら… - ミウモのロンドン留学体験記

映画が好きで月3・4回ペースで映画館に通っていた私でも、日本にいる時に映画館で人と知り合って友達になるという機会はまずありませんが、ロンドン...

ミウモのロンドン留学体験記

 

 

ドラゴンボール超 16 - Amazon
アニメ版:ドラゴンボール超 - Amazonプライムビデオ

ドラゴンボール超 16 - U-NEXT

 

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デヴィッド・ウォリアムスが語る、リーグ・オブ・ジェントルマン

2021-08-01 | TV/リーグ・オブ・ジェントルマン

次の記事を上げるまでの閑話休題として、少し前にツイートしていた話題をまとめます。

以前、リーグ・オブ・ジェントルマンの記事で、
「リトル・ブリテン」のクリエイターであり「ブリテンズ・ゴット・タレント」の審査員、
絵本作家としても知られるデヴィッド・ウォリアムスの自伝"Camp David"から彼らの出会いの記述を引用して載せたのですが、

2012年にロンドンの書店で立ち読みした部分を抜粋したので、
その他に何が書かれていたのか気になっていました。

 Camp David (English Edition)

OGPイメージ

【今熱く語りたい】リーグ・オブ・ジェントルマン(The League of Gentlemen)とは何ぞや!【長文注意】 - だから、ここに来た!

(Hadfieldの記事の前に、)英国BBCのTVコメディ番組「リーグ・オブ・ジェントルマン奇人同盟(以下TLoG)」とそのクリエイター4人...

【今熱く語りたい】リーグ・オブ・ジェントルマン(The League of Gentlemen)とは何ぞや!【長文注意】 - だから、ここに来た!

 

もしかしたら、私の訳し間違えもあるかもしれないと思い、
改めてリーグ・オブ・ジェントルマンとの出会いの部分を探して、訳してみることにしました。

 

以下の斜体部分がその本文です。

…エディンバラ(・フリンジ)では、もうひとつの真理を悟ったショーを見に行った。
最初は、ポスターを見て気が引けた。
ディナースーツを着た3人の男がいて、1人は短剣を口に咥えている。
僕には手品ショーに見えた。マジックは嫌いだ。
しかし、それこそが史上最高のスケッチ・グループの一つであるThe League of Gentlemen(TLoG)だったのだ。

初めてのエディンバラにもかかわらず、彼らの1時間の喜劇は僕らよりもはるかに自信に満ちたものだった。
小道具や衣装を最小限に抑えたシンプルな表現が、
優れた脚本や演技と組み合わさり、見事なショーを生み出していた。

僕らと同じようにTLoGはダークなコメディーの領域に入っていったけれど、わいせつにはならないようにしていた。
僕らにはB・チャムリー卿がチャイコフスキーの『くるみ割り人形』の「金平糖の精の踊り」に合わせて
「C○○○」と繰り返し歌うネタがあった。
必ず笑いを誘ったけど、子供じみていた。

彼らのキャラやアイデアはもっと大人びていて、決定的だったのは、彼らがスケッチを演じていたことだ。
マットと僕はのちにスケッチ・シリーズで有名になったけど、
僕らのライブが基本的にはキャバレー・ショーで、
キャラが観客に語りかける類のものだったと知ったら変に思われるかもしれない。

(エディンバラの通りにはパイソンズの影響を受けた逃げ腰なグループのチラシばかり散らばっていたので)
マットと僕はスケッチをやりたくなかった。
スタンダップとしてチャムリー卿のネタを成長させてきたマットは特に。

だがTLoGは違っていた。

彼らのスケッチのほとんどはコンセプトよりもキャラを重視していて、当時としては珍しかった。
そして必要以上にメンバーがおらず、3人の演者全員が未来のスターだった。
TLoGはその年にファンの大群を育て上げ、僕らのファンは1人だけだった。

※始めはこの唯一のファンと喜んで話していたデヴィッドだけど、そのうちヤバい奴なんじゃないかと気づき、
最終的に彼がCワードを繰り返す800ページにわたる脚本を書いて渡してきたらしい(笑)。
「BBCの局長が『なんでも好きなもの作っていい』って言ったらこれ渡そうぜ」とマット(笑)。

その年、僕はリーグと多くの時間を過ごした。
彼らはみな非常に聡明で、僕はそれぞれから多くを学んだ。
マーク・ゲイティスは群を抜いてイタズラ好きなメンバーで、僕はすぐに大好きになった。

リース・シェアスミスには笑いのネタを見極める問いがあった。
『何がキモか?』…つまり『何が笑えるのか』。
これは僕にとってキャラやスケッチを考える時のマントラになった。

それぞれに原動力となる強力なネタが必要だ。
カツラをかぶってバカな声を真似てるだけじゃダメだ。

僕は蒸し暑い午後の『プレザンス』で、彼らの公演を数え切れないほど見に行った。
TLoGのショーは明らかにすぐにでもTVに移し替えることが出来た。
ローカルショップやポーリーンと求職者などの有名なスケッチのいくつかは、
ほとんど言葉を変えずに舞台から画面へと移された。

以上が、デヴィッドとTLoGの交流についてでした。

10年前に立ち読みした時の理解が間違っていなくてホッとした(苦笑)。

エディンバラ・フリンジはエディンバラ国際芸術祭の一環として開催されるイベントで、
私もいつか数日にわたって見にいくのが夢なのですが、
コメディの見本市のような存在でもあり、ここで公演をして人気を獲得し、
全国区になっていくコメディアンも多いようです。
ちなみに、TLoGがコメディ賞を受賞した時は、グレアム・ノートンもノミネートされていました。

「プレザンス」はTLoGが公演を行ったPleasance Atticという小さな芝居小屋です。

ディナージャケット姿で最小限の小道具のみというTLoGの舞台のスタイルは現在でも変わってないので、
シンプルな演出というのはすぐに想像出来ます。
スケッチをやる前のデヴィッドとマットが当時やってたネタも気になりますが、
読んだ限り、かなり下品そう。

マークが一番Naughtyっていう一文がすごく好きです(笑)。

 

ちなみにその後もデヴィッドとTLoGの関係は途切れず、

マークが作った「ドクター・フー」特番の中のショート・スケッチに出演したり、

OGPイメージ

Doctor Who Night - The Pitch Of Fear

Doctor Who Night - The Pitch Of Fear [エンターテイメント] BBC TWOの特別番組Doctor Wh...

ニコニコ動画

 

ハロウィーン・パーティーでも一緒になったり、

なんとスティーヴが倒れた時にはすぐに駆け寄り病院まで付き添ったりと、

OGPイメージ

David Walliams rushes Steve Pemberton to hospital after actor collapses during Jimmy Savile play

The BGT judge rushed his pal to hospital

Metro

 

近年も友情は変わっていないようです。

コメント
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