だから、ここに来た!

いらっしゃいませ! 英国旅行記の他、映画や音楽、テレビドラマ、演劇のレビューを中心にお贈りしております!

Have a happy new year!

2012-12-31 | diary


私にとって2012年は残り2時間で終わりません。
来年もその先もことあるごとに思い出すと思うし、力になっていくはずだから。ずっと続く。

皆様が心から健やかに過ごせますように。
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【カーディフ編】Doctor Who Experience そしてトラブル発生w

2012-12-30 | 2012年、英国の旅 ~秋編
続き。
ついに!Doctor Who Experienceへたどり着きました!
今回3つあるメインイベントのひとつ!
大きな地図で見る



本当は50周年の来年に来られたらよかったんですが、
行ける時に行かないと後悔しそうな気がしたので。
ロンドンからカーディフまでそうそう行けませんですしね。



DWEはかまぼこのような形の青い建物で、外見は屋内スキー場のようです。
脇にある桟橋には、斜めに飛んでいるようなターディスが設置されています。
記念写真ポイントですね。(私は一人だったので、自分撮りしました…寂)



中に入ると、右側にチケットカウンターがあって、中央に入口、左側がカフェになっています。
カウンターでeチケットを見せて、入口前の列に並びます。
(オンライン予約のチケットは£13です。)
並んでる人たちは中年夫婦や若めのカップル、ひとりできている男性(中年も若者も)と、子供よりは大人が目立ちました。
日によっても違うでしょうが、さすが長く続いている番組だけあって年齢は関係ないようです。



待機場所にはRiver Songの持ち物が。

入場する前に、係のお兄さんから施設の説明と写真撮影等の案内があり、
いよいよ入場。
まず、スクリーンのある部屋に通されます。
始めは部屋を移動しながらドクター・フーの世界を楽しむアトラクション。
今後行くファンの方もいらっしゃるでしょうから詳しくは書きませんが、
ドクター(11代目のマット・スミス)の案内で、ターディスに乗ったり敵キャラと遭遇したり、
ちょっとした時間と空間の旅行に出られます。

もしかしたら、放送を重ねるとアトラクションの演出が変わっていくのかもしれませんが、
11代目期のエピソードを元にした素敵な演出が溢れているので、最低S5は見ておいた方がいいかなーと思います。
(DWEに行く人が見ていないわけはないと思いますが。)

アトラクションが終わると、その先は展示室!
もうそこに住みこんでしまいたいくらいワクワクドキドキするファン垂涎のお宝満載です!



入ってすぐの場所には11代目ドクター、マット・スミスの手形と衣装を着た蝋人形、そしてターディス。
この手形は今年(2012年)の秋に取ったものだったはず。つい最近に展示されたものですね。
もちろん11代目だけでなく、歴代のドクターの衣装も飾られています。



10人いるので、代表して1代目ウィリアム・ハートネルと10代目デヴィッド・テナントの衣装を。



こちらは5代目ピーター・デイヴィソンから7代目シルヴェスター・マッコイが使っていたターディスの内部。
80年代っぽさが感じられる、ボタンがたくさん並んだコンソールですね。



こちらは9代目クリストファー・エクルストンと10代目が使っていたターディス内部。
5代目~7代目の使っていたものよりもっとジャンクっぽさがあって、
ごちゃごちゃーっと部品をいくつも継ぎ足したような、配線むき出しのコンソール。
壁のモニターには10代目から11代目へとリジェネレーションする場面が流されていました。

現在の11代目のはここにもっとレバーやら受話器やらたくさん付いていたイメージがあるのですが、
つい先日(2012年12月25日)放送のクリスマス・スペシャル"The Snowmen"で
5代目~7代目の使っていたコンソールに近い、すっきりとした未来的なインテリアにリニューアルしていたので、
それまでに使っていた内装がまた近々ここに展示されるかもしれませんね。



左は9代目のターディスの外観。
10代目が本格的に登場した「クリスマスの侵略者(The Christmas Invasion)」まで使われていたターディスのひとつ。
右はS6"The Doctor's Wife"に登場したJUNK TARDIS。



展示室は二階にもあります!



二階に上がってすぐに対面するのはフェイス・オブ・ボー! 顔でかい!
右は4代目期の"Robot"に登場したGiant Robot。
(そういえばMark Gatissがインタビューで「Giant Robotは直視出来なかった!子供時代に引き戻されるよ」って言ってたな)



出ました、サイバーマンに、Silence!
このあたりの一角は敵キャラコーナーになってましたね。
サイバーマンは歴代の顔が並べられててその進化っぷりが面白かったです。
DWEはサイバーマン推しが強い気がした…思ってた以上に人気の敵キャラなんですね。
そしてなんと言ってもドクターの敵と言ったら、



ダーレクでしょ!
生みの親=ダブロス博士から、S5"Victory of the Daleks"で登場したNew Paradigm Dalekまでずらっと並んでいます。
(余談だけど、New Paradigm Dalekって「メタリックじゃないダーレクなんて!」ってファンからは不評だったみたいだよね。)
間近で触れられるダーレクも置いてありました。



ダーレクと握手。そして、ダーレクと見つめ合う私…。

もちろん敵キャラばかりではなく、コンパニオンの衣装もあります。



全部は載せませんが、ローズとAmyのをピックアップ。
Amyは子供(Amelia)時代のダッフルコート&ネグリジェも。
庭でドクターを待ってるAmelia思い出して、ジーンとしますねー。

さて、二階にはその他に、今年放送されたばかりのS7パート1のセット&小道具もすでに展示されています。
例えば、Pond夫妻とお別れを描いた"The Angels Take Manhattan"!



Roryを脅かした小さい天使像もありました。
そして、特に見たかったのが"Asylum of the Daleks"の"スフレ・ガール"の衣装と、"あの"ダーレク!



この真っ赤なワンピース、襟元のデザインが大好き!
私、色々いるダーレクの中でもこのダーレクの形が一番好きですねー。シンプルだし。

(私が行った時点では"The Angels Take Manhattan"が最新作でしたが、
 先日の"The Snowmen"に出てきたDr. Simeonの研究室のセットも、近々展示されるみたいですよ!)

他に、個人的に気に入っていた展示物は…



S2「エルトン君の大冒険(Love & Monsters)」に出て来るAbzorbaloff。
エルトン君が好きになったウルスラの顔もちゃんと埋め込まれていますw
この話はドクターがほとんど出てこないですが、私は結構好きなんですよね。
ドクターを追い求める子たちの前に、いざ彼が出てきたときの存在感が引き立つし。

そして右はS6"Night Terrors"のペグ・ドール。
Mark Gatissファンとして彼の書いた回はやはり特別ですから。
でも、この顔は一度見ると忘れられないですよね。
一緒に記念撮影もしました。自撮で。



出口近くには設計図やイメージボード等も置いてあります。
これは私が一番大好きな回、S2「暖炉の少女(The Girl in the Fireplace)」に出て来る、
暖炉やヴェルサイユ宮殿の設計プランですね。

他にも敵キャラや小道具等、ここでは紹介しきれないほどたくさんたくさんあったのですが、
本当にたくさんあるので、「もっとこれを見せろ!」というのがあればコメントくださいw



外に出て一回に降りると、グッズ売り場に出ます。
ここで買い物するのがどれだけ楽しみだったか!!
Doctor Who Magazineから等身大パネルやポスター、Tシャツ、
子供向けステーショナリーやミニフィギュア等、
一時間近くウロウロして何を買うか悩みまくりました。

そして選んだのは、ターディスのイラストが入った女性用Tシャツ、
先にターディスのついたペンと、LED付きのターディス・キーホルダー、
ポストカード3枚とソニックスクリュードライバー(リモコン機能はついてないやつ)。

やっと決まって、意気揚々とレジに向かった私。

ところが!

店員さんが「このカード、何かが原因で使えないみたいです」と言うではありませんか!
え? まさか!
UK来る前に口座の金額はちゃんと確認してきたし、引き落としされてないことはないはず!
「使えないことはないと思うんですけど…」と言い、
今度はカード番号を打ち込んでもらいましたが、それでもダメ。
念のためカード会社に連絡もしてくれましたが、やはり使えなくなっているとのこと。

えええ~。そんな~。
このグッズ買えないの~?(そっちかよw)

ポーチの中を弄って、出てきた現金は£35。
選んだグッズを全部は買えないので、ロンドンでも売ってそうなソニックスクリュードライバーをあきらめ、
他のグッズを購入しました。



しょんぼりと入口まで移動し、とりあえずお腹が減ったし冷静になりたかったのでカフェで軽食を取ることに。



カフェラテとウェリッシュケーキを食べながら、どうしたものか考えました。
格安バスは一応予約済みだから、ロンドンまでは戻れるとして、
カード使えなきゃホテルに泊まれないじゃないか…。
だいたいなんでカード止まってるんだろ?

この軽食が最後の食事になるかも…とうっすら覚悟しながら、
カフェを出て、BBCウェールズ前まで歩きながら策を練りました。



はー、せっかくDWEまで来たのにソニックスクリュードライバーをあきらめないといけないなんて~。
(またそこかw)
カメラの充電も、BBCウェールズの玄関を撮影したところで力つき、
来た道をトボトボと歩いて帰りました。

その後、テスコで割引価格になっていたサンドイッチとジュースを買い夕食を済ませ、
Twitter等で状況を呟いてたところ、
「24時間対応してる紛失の窓口に一応聞いてみたら?」とアドバイスを頂きました。
日本では早朝の時間帯だったので、もう少し経ってから連絡しようと思ってたのですが、
緊急といえば緊急の状況なので、カード会社の紛失窓口に連絡してみました。
このころには午前中の電子辞書の紛失の件なんてすっかり記憶の彼方w

そして確認したところ、どうやらカードの限度額がギリギリだったらしいのです。
こっちにきてからもそんなに使っていなかったはずなのですが、
ちょうどタイミング悪く、今までの旅行資金全てと通常の請求が重なってしまったらしく、
あと2日経てばリセットされるという時期だったのです。

対応としては、日本時間の営業中に限度額を上げる手が考えられると説明されて、げんなりとなる私。
審査に通る自信がなかったからです。
案の定、数時間後に通常の窓口に電話し、コールバックを待つも審査通らず。
そこをなんとか!2日間だけでいいんで!
という泣き落とし作戦で、なんとか少しだけ上げてもらいました。

…ここまでざーっと書いて見ると、意外と簡単に解決したように見えますが、
楽天家の私もさすがに「これはちょっとやばいかも」と思いましたw
とはいえ、旅に出る以上、多少のピンチはいつも覚悟しているので、
人並み以上に冷静に対処出来たと自負してます。
…えばれることじゃ全然ないんですがね。

一番楽しみなイベントの一つを体験した日にして、
一番ピンチな出来事に遭遇した、学ぶことの多い一日でした。
カーディフに来た途端、辞書の紛失にカード停止。
私、カーディフと相性悪いのかなー。私が間抜けなだけか。


--------------------------------------------------

S5E12"The Pandorica Opens"のPandoricaのリクエストがあったので載せます!
四角い状態ではなく、一面だけ壁に貼ってあり、
私のカメラがもうすぐ力つきそうな状態だったため、
携帯のカメラで取ったので画質が悪くて申し訳ないっす。

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【カーディフ編】カーディフ・ベイへ (ドクター・フーのロケ地巡り)

2012-12-29 | 2012年、英国の旅 ~秋編


カーディフ2日目。
この日はカーディフでのメインの目的であるDoctor Who Experienceへ。
Doctor Who Experienceは、来年(2013年)放送50周年を迎えるドラマ
「ドクター・フー」のセットや衣装が展示してあるスペシャルな場所なのです!

(…これを読んでいる方は知っている方が大半かと思いますが、
 簡単に説明すると、ドクター・フーはSFドラマであり、
 ドクターという見た目人間そのものだけど、心臓を二つ持った約900歳のエイリアンが
 地球(英国)で出会った仲間(コンパニオン)と時や次元を越えた旅をし、地球や宇宙の危機を救うドラマです。
 …というと、やたらエンターテイメントな話のように聞こえますが、
 根底にはコンパニオンとの出会いや別れを繰り返しながら永遠に生き続けるドクターの孤独も描かれています。)


チケットは予約済みだったので、ワクワクしながら購入控えやカメラを準備していると、あることに気付きました。

「電子辞書がない!」

いつも入れている場所に電子辞書が入っていなのです。
記憶を遡って見ると、最後に触ったのは列車の中。
"Sherlock:Casebook"を読んでいた時でした。
うわー、悦に入ってた間に大事なもんを列車に置いてきてしまった…。

Doctor Who Experienceのあるカーディフ・ベイに向かう途中で駅に寄り、
インフォメーションの女性に訊いてみると、遺失物係はないのでカスタマーサービスに電話してと言われ、
それでももしかしたらと思い、ホームの駅員室まで訪ねに行きましたが、
結局同じ案内をされただけでした。

電話か…めんどいな…。見つかる保証もないし。
すっかり気分が落ち込んでしまいましたが、暗い気分のままではせっかくのメインイベントが楽しめないので、
気持ちを入れ替えて、カーディフ・ベイへと向かいました。

名前の通り、海沿いの地域カーディフ・ベイに向かう途中には、
いくつかDoctor Whoのロケ場所があります。

このLoudoun Squareは、S1の「父の思い出(Father's Day)」で
ドクターのコンパニオン、ローズのお父さんが車にひかれてしまう場所。
ローズはドクターに頼んで、幼い頃に死んでしまったお父さんの姿を見る為にこの場所にやってくるんですよね。





S1最終回「わかれ道(The Parting of the Ways)」でもこの場所が出てきます。
強敵ダーレクに追い込まれたドクターは自分だけ宇宙ステーションに留まり、
大事なコンパニオンであるローズを宇宙船ターディスに乗せて地球に帰してしまいますが、
ローズはいてもたってもいられず、ターディスの秘められた力を解放するため、
内部をこじ開けて元の宇宙ステーションに戻ろうとします。
そのターディスが置かれていたのが、このゴミ箱の置かれてる場所。



この道の突き当たりには、地球に戻ったRoseが母親と彼氏の3人で食事するお店"PADDLE STEAMER CAFE"もあります。



全部目と鼻の先だったんですね。(ローズの自宅は全然別の場所なんですけどね。)
CAFEの近くの公園、Canal Parkも撮影場所。




このあたりはS2E12「嵐の到来(Army of Ghosts)」に出て来る場所。
右のゴールポストがあるところは「わかれ道(The Parting of the Ways)」で
重要なキーワードになる"BAD WOLF"という文字が出現したところです。



「Torchwood」S2E5"Adam"もここで撮影されたみたいです。
右は公園からさきほどの"PADDLE STEAMER CAFE"を見たところ。



このベンチの場所は「Torchwood」の"Children of Earth - Day Three"に出て来るそう。
公園を出て、東に歩いたところにあるウェストビュートストリート。



ここは傑作「まばたきするな(Blink)」に出て来る警察や教会があったりするのですが、
記憶が曖昧だったため、眺めただけで終わってしまいました…奥にある白い建物がそうだと思うのですが…。
ウェストビュートストリートを見て、そのまま東へ歩いて行くと、突き当たりに見えるのが!



ウェールズ・ミレニアム・センターです!




もうこのあたりはドクター・フーのどの話とか、トーチウッドのどのシーンとか、
挙げるのが面倒な程頻繁に出て来る場所です。
S1E11「悲しきスリジーン(Boomtown)」で原子力発電所になってたり、
S3E13「ラスト・オブ・タイムロード」の最後で、キャプテン・ジャックがここの手すりに寄りかかりながら
ドクターとマーサに"とっておきのあだ名"を教えたりしてましたねー。



Doctor Who Experienceの幕もありました。
このウェールズ・ミレニアム・センターから海沿いにかけてのエリアはカーディフ出身のロアルド・ダールにちなんで
Roald Dahl Plassという名前がついています。



カーディフ・ベイのもう一つのシンボル的な煉瓦色の建物はPierhead Building(右)。
中ではカーディフ議会を紹介する展示がされているそうです。
(私は中までみていませんでしたが。)

Pierhead Buildingからさらに海沿いに東へ向かいますと、
そこには一番楽しみにしていた?Doctor Whoのロケ地が。
ウェールズの国民議会(National Assembly for Wales)です!



ここはS3E6「ラザラスの欲望(The Lazarus Experiment)」で、ラザラス研究所の内部として撮影されている場所です。
Mark Gatissファンとしてはここは外せない!w



中に入るには空港並みのセキュリティチェックを受けます。
何しろ議会の中だし、どなたかのインタビューの撮影もしていたので写真を撮るのもなんだか憚れてしまいました。



あとで調べたらロイズ・オブ・ロンドンやミレニアム・ドームのリチャード・ロジャースが設計したらしいです。
外から見た屋根の外観も独特ですが、内部の流線型の天井も美しいです。



ロビーにロンドン五輪のトーチが置いてあった!



海沿いの小さな教会、Norwegian Church Art Centreと、そこから見たPierhead Building。



天気も良くて海も穏やか。白鳥もあちこちに。
教会のそばには赤い船Lightship2000が。



カーディフ・ベイの再開発の際に復元された船だとか。中にカフェが入っています。
そしてLightship2000の前から見えるのが…



BBC Cardiffだー!!!
ここからDoctor WhoもSHERLOCKも生まれたんですよ!?
ここにDoctor Whoを書いているMoffat&Gatissが向かわなければ
SHERLOCKは誕生しなかったんですから、生誕の地みたいなものではないですか。
いやー、ロケ地よりも妙に感動してしまいました。

次回はいよいよ、Doctor Who Experienceへ。
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【カーディフ編】パディントンからカーディフへ

2012-12-09 | 2012年、英国の旅 ~秋編
滞在7日目。
昨日の芝居や劇場の出来事を反芻しながら、チェックアウトの支度を済ませ、
バスに乗り、パディントン駅へ向かいました。
ウェールズの首都、カーディフへ向かうためです。



ロンドンへはまた戻って来る予定だったので、
ホテルに余分な荷物を預けたかったのですが、「防犯上の理由で断ってます」と言われてしまい…。
春に泊まったときは受付してたんだけどなー。
仕方なく、全ての荷物を引きずりながらダブルデッカーに乗り込みました。

Saint Mary's Hospitalを右に見ながら、Praed Streetを歩いていくと、
パディントン駅の入口が見えてきます。



パディントンは西への玄関口。
ヒースロー空港との行き来も便利ですが、私が利用したのは初めて。
チケットはあらかじめFirst Great Westernで予約済みだったので、
発見する場所を探すことに。



そして発見したのがこの自販機。
クレジットカードを差し込んですぐに認証が完了するので、
あっという間にチケットが発券されました! こんな簡単とは。
(ちなみにチケット代は片道£15.50)



まだ列車の入るホームが分からなかったので、駅のスーパーでお昼を買うことに。
構内の奥の、カフェが入っているスペースに、パディントンベアがいました!
リメンバランス・デーが近いので、帽子にポピーを付けてますね。



10分前になってやっと発車するホームが表示されたので、4番ホームに急ぎました。
私の予約した車両は最後尾。
一番後ろまで急ぎましたが、実際の最後尾の車両は自転車用のスペースになっています。
確かに、駅の中を眺めていると、自転車持参の人が多く見受けられました。
ホームにも駐輪スペースがあるんですよね。
列車に乗り込むときも、自転車と一緒に移動出来るようです。



乗り込むと、席に行き先の書かれた"予約済み"のカードが差し込まれています。
自分の席を確認し、ようやく出発!



出発した後、荷物の中から、買っておいた"SHERLOCK: CASEBOOK"を取り出しました。
"SHERLOCK"は、製作者のSteven MoffatとMark Gatissが、
まさにロンドンからDoctor Whoの撮影地であるカーディフへ向かうこの列車の中で話しながら練り上げられたものなのです。
そのエピソードが書かれたページを、その列車に乗っていることに悦に入りながら読んで過ごしました。



列車は予定通りの時間に到着。
心なしかロンドンよりも寒く感じます。海が近いからかな?




ウェールズでは英語とウェールズ語が並んで表記されています。
ウェールズ語の読み方はまったく分からない!
でも、駅から近くにあるホテルで話が分からない、ってことはなかったです。

チェックインよりも早めに着いてしまい、少し待つことになりましたが、
部屋に荷物を置いて、今日一日は街の中の散策をすることにしました。



駅からカーディフ城までのびる、St. Mary Street。
ウェールズの国旗と世界の国旗が並んでいます。



カーディフの中心、City Centreでは、あちこちにアーケードが伸びています。
お菓子屋さんや古本屋、カップケーキのお店やカフェ等、見ているだけで楽しくなってきます。



フレッドペリーのような服飾ブランドや宝飾のお店も入っていたりします。
パリのパッサージュに近い雰囲気かもしれませんね。



その中でも賑わいを見せてるのがCardiff Central Market。



一階は食料品や花屋、二階はカフェがあると思えば床屋さん、中古レコード屋、秋葉原にあるような電気の部品を扱う店が並んでいます。



階段を上った所には何故かエルビスが。
Cardiff Central Marketと平行している道はChurch Street。
突き当たりの教会はSt John The Baptist City Parish Church。



教会の横を抜けるとワーキング・ストリートに出ます。
この道はロンドンにもあるようなメジャーなチェーン店が並んでいます。スタバとかね。



この道にあるQueens Arcadeは所謂ショッピング・モール。フードコートも入ってたと思います。



ワーキング・ストリートから見えてきたのが、カーディフ城。
西暦元年頃、ローマ人によって建てられた城塞です。



お城の中はあとで見るつもりなので、この日は外観だけ。
城の入口前にもCastle Arcadeというアーケードがあります。




ドクター・フーの天敵Dalekもいました!


アーケードをあちこち見た後は、城の北東側、City Hall周辺へ。
ここにはカーディフ大学や裁判所等があり、賑やかな城の南側と比べると、
ロンドンで言うシティのような堅い雰囲気です。



裁判所の時計塔が印象的なこの辺り、実はドクター・フーのロケ地でもあるのです。
例えばここ、National Museum Cardiff



ここの入口は、シリーズ5エピソード13の"The Big Bang"でAmeliaが訪れる博物館として登場したり、
シリーズ3エピソード6 "The Lazarus Experiment"の研究所の外観に使われています。(そう、Markの出てる回ねw)



"The Lazarus Experiment"でドクターとコンパニオンのマーサが歩くのも、この博物館の横ですね。



内装は別のところなんですが、それはまた後ほど。



中の階段の踊り場はシリーズ5エピソード10 "Vincent and the Doctor"に出てきます。



到着した時間が遅かったので、博物館自体の中をゆっくり見ることは出来なかったのが残念。
City HallやNational Museum Cardiffの裏手にある公園、Cathays ParkにはWar Memorial像が立っています。



まばたきする間に天使像が襲って来るシリーズ3エピソード10 "Blink"のエンディングにこの像(左)の映像が挿入されています。
City Hall周辺には建物の上部に馬や人物の像が彫られているので、
そのいくつかが同じようにこのエピソードに挿入されています。
Glamorgan Buildingの前の馬の像(右)も。

そして最後は、カーディフ城前のGreyfriars RoadにあるNew Theatre
ここはシリーズ1エピソード3 "The Unquiet Dead" が撮影された場所。
暖かみのある外観ですが、使われたのは内装だけ。でも、来てみました。
映画館ではなく、芝居を上演する劇場のようです。



初日からロケ場所がチェック出来るとは、なかなか順調!
City Hall周辺を歩き回っているうちに暗くなってしまったので、この日はホテルに戻りました。

次回はカーディフに来た目的である、Doctor Who Experienceを訪れます!
順調!と思われたはずの旅でしたが、2日目に暗雲が…。

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