だから、ここに来た!

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【マンチェスター編】Museum of Science and Industry その1

2012-09-20 | 2012年、英国の旅 ~春編
(多忙のため、更新遅くなってしまいました。)

マンチェスター3日目。
この日、ロンドンに戻ることになっていましたが、
13時のコーチ出発時間まで、気になっていたMuseum of Science and Industryを見ることにしました。
この博物館も、募金は求めていますが、基本は入場無料です。



10時にチェックアウトし、すぐ博物館へ。
案内のお兄さんに訊くと、地下にコインロッカーがあるとのことだったので、
内部の地図を貰い、バックパックをコインロッカーに預けました。



博物館は5つの建物に分かれています。
一つの建物だけでもたっぷり見るものはあるのに、それが5つも!
欲張って全部見るのはやめて、まずはメインエントランスのある1号館の"Great Western Warehouse"から廻りました。

始めのうちは写真を撮ってよいものか分からなかったので、
全然撮影していなかったのですが、
(後でよくよく地図を見るとNoticeに撮影OKと書いてありましたw)
"Great Western Warehouse"には産業革命の時代に使われていた紡績工場の機械や、
工場で生産されていた製品が飾られていました。
撮っておけばよかったー。



展示品の柵のボックスの中に綿が入っていて、
「捻ってみよう!」って書いてあったのでグリグリしながら機械を眺めてました。
他には上から4、5本垂らしてある長い縄があって、
横からも4、5本の縄が片方だけポールに繋げてあり、
縦縄に表裏表…と通して編み方を学ぶようなコーナーがありました。
子供に分かりやすい展示が多かった印象がありますね。



一通り見終わった後、
次は道沿いにある4号館"Power Hall"に入りました。
ここでは蒸気機関を展示しています。

写真は撮ったのですが、それぞれの解説は難しいので、
(蒸気機関とか、見るのは好きだけど全く詳しくはない…)
ざっくりと載せていきます。



入口に置いてある、ボイラーや機関車を製造していたスコットランド人エンジニア、
William Fairbairnの胸像。



マン島の首都ダグラスからピールまでの間を走っていた蒸気機関車。1873年製。



1947年まで、インドで速達郵便の貨物を運んだ後、1982年までパキスタンで使用されていた蒸気機関車。
北西部は機関車製造の中心地で、当時の大英帝国の植民地にも輸出されていたらしい。



1840年頃に作られた一等客室車。
当時、蒸気機関車は駅馬車と競合していたため、客車が馬車に非常に似ている。



小さい模型の中に機関車トーマスが走ってた。



(左)マンチェスター製の油圧の巨大エンジン。蒸気機関よりも低コストらしい。
(右)蒸気タービンの開発前に交流電流を発生させるために重要な役割を果たしたらしい巨大ユニット



(左)従来のビームエンジンからさらなる効率化を計った1907年製の蒸気機関。
(右)1702年に発明された空気エンジン。



(左)1907年に開発され、北部中に広がった大型蒸気エンジン。
(右)入手しやすい部品で作られたため、修理がしやすくなった1900年製の蒸気機関。



ケント州の水道局で使われていた無気噴油エンジン。



(左)水力蓄電機。
(右)マンチェスターの水力発電を支えたエンジン。



鋭いカーブや急勾配でも動作するように開発された関節機関車。1930年製。

見学中の子供たちにまざりながら一通り見終わった後、
5号館の"Air and Space Hall"に移動しました。
こちらは飛行機の展示があります。



3号館の"Station Building"も見たかったのですが、時間が無さそうなので飛ばしてしまいました。



ここMOSIのある場所は、マンチェスターとリバプールを結ぶ鉄道の発祥の地だそうですよ。
なので、駅の跡がここにあります。

続く…
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【マンチェスター編】Manchester Oxford Road駅 周辺を散歩

2012-09-03 | 2012年、英国の旅 ~春編
ロイストン・ヴェイジーこと、ハドフィールドを去った後、
行きと同じようにManchester Piccadilly‎駅を経由し、



Manchester Oxford Road駅へと戻ってまいりました。
大きな地図で見る



ハドフィールドだけでも結構歩いていましたが、
せっかく宿泊場所の隣町まで来ているので、駅周辺を散歩してみることに。
ざっくり写真だけ紹介させていただきますね。

まず駅のすぐ傍から。
パレス・ホテルの向かいのGreater Manchester Arts Centreのウィンドウには、
芸術や映画関連の書籍がずらりとならんでいます。



駅の横には運河が。川のような流れはありませんが、涼しげな風景です。
オックスフォード・ストリートを北へ行くと交差するポートランド・ストリート。



しばらく行くと、路面電車が走っています。
丸い建物はマンチェスター中央図書館で、隣にはマンチェスター市庁舎。
この時は工事中だった様子。



道を挟んで向かい側はというと、4つ星のミッドランド・ホテル。
こちらもパレス・ホテル同様、エドワーディアンスタイルの見事な煉瓦作りです。



図書館裏のマウント・ストリートを歩くと、
市庁舎の方も工事中のようで、インベーダーゲームのような広告?が。



道を抜けると広場が見えてきます。ここはアルバート・スクエア。



正面には時計台のあるタウンホールが建っています。
街中のホールがこんなに立派だと圧倒されちゃいますね。



広場の中心にはThomas Worthingtonという建築家が作った中世風の祭壇があり、
その内部にはプリンス・アルバート(ヴィクトリア女王の旦那さんですね)の大理石像が収められています。



逆光だったのでうまく撮れなかったのですが、プリンス・アルバートは凛々しいお姿で、祭壇自体も壮麗です。
すぐ脇には噴水も。悪魔のような生き物の口から水が吹き出している…



道の途中で貼ってあったチラシ。
テリー・ジョーンズの裸のオルガン奏者??
右はThe Great Northernというシネコンも入っている娯楽施設。



駅の南側には、マンチェスター・メトロポリタン大学がありました。



キャンパスのはじっこしかみなかったのですが、
ちょうど通りかかったのは物理学者&化学者のジョン・ドルトンにちなんだ、ジョン・ドルトン・ビルディング。
彼の銅像がおいてあります。



化学者にちなんでいるということは、理系のキャンパスだったりするのでしょうか…。
周りには理系っぽい学生よりは、スケートボードに夢中な若者がいっぱいいました。



裏手のケンブリッジ・ストリートを通ると、工場のようなやはり赤煉瓦の建物が並んでいます。
DUNLOP…ということはタイヤ工場か?



ずらりと並ぶとちょっとアートっぽく見えて来る壁のポスター。
行きに歩いたウィットワース・ストリートを歩くと、
高架下にお洒落なパブやレストランが入っていました。



古い街並に新しいお店が並んでいると新鮮。



やっと、ディーンズゲートまで戻ってまいりました。
日は傾きかけていて、博物館前のパブでは地元の方たちが和やかな時間を過ごしています。



次の日はロンドンに帰る予定ですが、
その前にこのMuseum of Science & Industryを見学します。

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